ヤクルトのカロリーハーフは体に悪い?どうして脂質・糖質・カロリーを抑えることが出来るのか?

ヤクルトのカロリーハーフは体に悪いと言う話を聞いたことはありませんか?

健康に良いとして売り出されているものが実は健康に良くないと言う話は今の世の中たくさんありますが、実は健康飲料として広く名が知られているヤクルトのカロリーハーフについても同じようなことが言われております。

知名度の高さもあって発売当時から愛飲している方や、子供のためにと購入している方が多いこの商品ですから、当然このヤクルトのカロリーハーフは体に悪いと言う話の真偽のほどが気になる人も少なくはないと思います。

ですが軽く調べてみた程度では体に悪いと言う情報の中には「実際は効果がない」とか「使っている甘味料が健康に悪い」と言った断片的な情報や、誤解されていることや間違って認識されていることも結構あり、その反対意見の中にもイマイチ根拠が定かでない話も多く、「結局体に悪いの?良いの?」と言うことが判断できないことでしょう。

そこで今回はこのヤクルトのカロリーハーフは体に悪いと言う噂についてを、全く前提知識がない人でも分かりやすくご紹介します『ヤクルトのカロリーハーフは体に悪い?子供への影響は大丈夫?』と言う記事を書かせていただきました。

日本人ならほとんどの人がその名を知るヤクルトのカロリーハーフの実態について興味はございませんでしょうか?

ヤクルトのカロリーハーフと言う商品について

まず最初に体に悪いとか良いと言う話をする前に、そもそもヤクルトのカロリーハーフと言うのがどんな商品なのかについてを簡単にご紹介していきたいと思います。

ヤクルトのカロリーハーフとは、普通のヤクルトよりも甘さをひかえめにし、脂肪分0・糖質とカロリーは50%に抑えた、すっきりとした味であることを売りにしている乳酸菌飲料です。

こうした商品の説明からして当然ダイエット効果があるとしていることや、その他にも一部の乳酸菌飲料に独特の甘さやのどに引っかかるような感覚が少ないことから飲みやすさを理由として、女性や子供を中心にかなりの数が販売されている人気商品の1つです。

また脂質・糖質そしてカロリーは低くとも、ヤクルトと言う商品の最大のセールスポイントである1本あたりの安さや、生きて腸内まで到達することで高い腸内環境改善効果があると言われる「乳酸菌シロタ株」を、1本(65ml)あたり200億個含んでいると言う点は変わらないと言うことから、お得感が高いと言うことも人気の秘密と言えるでしょう。

どうして脂質・糖質・カロリーを抑えることが出来るのか?

ヤクルトのカロリーハーフがざっとどんなものかをご紹介したところで、ではどうして健康への効果をそのままに脂質・糖質・カロリーを抑えることが出来るのか?についてをご紹介してまいります。

その答えは簡単でして、成分内容を見ていただければわかることなのですが、

一般的なヤクルトが

  • ぶどう糖果糖液糖
  • 砂糖
  • 脱脂粉乳
  • 香料

で作られているのに対して

ヤクルトのカロリーハーフは

  • ぶどう糖果糖液糖
  • 脱脂粉乳
  • 還元水あめ安定剤(大豆多糖類)
  • 香料
  • ビタミンC
  • 甘味料(スクラロース)

と言うもので構成されているからであり、甘味料として砂糖を使っているかスクラロースを使っているかに一番大きな違いがあります。

このスクラロースと言うもの人工甘味料の中ではかなり有名なものでして、ほとんどすべての「ダイエット」、「カロリーゼロ」、「糖質オフ」と言う名前の付いた商品に使われているものでしてその特徴として以下の通りのものがあります。

  • 有機塩素化合物(オルガノクロライド)の一種で普通の砂糖の約600倍の甘さがある
  • 摂取しても24時間後にほぼ100%代謝・分解されることなく排泄される
  • 体に吸収される成分ではないため、血糖値やインスリン値にほぼ影響を与えない
  • 他の人口甘味料に殆どある苦味や渋みと言ったものが非常に少ない
  • 後味としての甘さが残るなど他の甘味料と比べて砂糖に近い性質が多い

当然このような特徴があることから砂糖を使わなくても違和感の少ない甘いと感じれる食べ物や飲み物を作ることが出来ますし、少量で十分な味をつけることが出来ると言うこともあり、世界中で多く使われています。

しかしこの成分こそがヤクルトのカロリーハーフが体に悪い、子供に良くない効果があるとも言われる理由でもあります。

スクラロースに問題はあるのか?

ヤクルトのカロリーハーフの特徴であるものを生み出しているとも言えるスクラロースは一見すると素晴らしいものにも見えるのですが、その一方で以下のような特徴があると言うことも言われています。

  • 太りやすい体質になってしまう
  • 味覚の鈍化が起こる
  • 動物実験で良くない影響があると言う結果が出ている

1つずつどういうことかを少し詳しく説明しますと以下の通り。

太りやすい体質になってしまう

このスクラロースと言う成分は代謝・分解されにくいためGI値も低く、血糖値・インスリン値の上昇を引き起こさないと言う特徴を持っていますが、それが逆に長期大量に摂取する場合問題になります。

なぜなら分解できないと言うことはつまり肝臓で全て処理しなくてはならなくなると言うことでもあり、長期間肝臓への負担をかけることになるからです。

当然長期的に負担をかけることで弱りやすくなりなったり、機能不全を起こすことも多くなりやすく、脂肪肝を引き起こしたりして中性脂肪が多くなる原因を作り、メタボリックシンドロームや生活習慣病を引き起こすこともあり得ます

また同時にインスリン値の上昇を引き起こさないと言うのも実は長期的にみると問題

インスリンとは血中の糖(ブドウ糖)を取り込むためのホルモンあり、これが大量に分泌される状態とはつまり体に糖分が沢山ある状態でして、インスリンの分泌量が多いと当然良くない状態です。

しかし分泌され難いと言うことは血中にある糖が取り込まれずに血糖値が下がらないと言うことでもあり、これも良くないです。

そして習慣的に甘いものを摂取してもインスリンが分泌されない状態が続くと、インスリンが出にくい体質を作ることになり、食事をしても血糖値が下がらなくなりやすく、摂取している糖質が多くなくとも糖尿病になったのと同じ状態にしてしまうことがあるそうです。

特にアジア人は体の特性的に欧米人より、そもそもインスリンを分泌する量が少ない体質ですから、インスリンの分泌量が下がると軽度の肥満でも糖尿病になりやすい人種でもあり、長期間継続してスクラロースを摂取するのは糖尿病の引き金になる可能性が高いそうです。

味覚の鈍化が起こる

スクラロースは上記の通り「普通の砂糖の約600倍の甘さがある」と言う特徴があるため、少量でも十分な甘みをつけることが出来ます。

しかし私たち多くの現代人にとっての「普通の甘さの基準は砂糖」であるわけでして、同じ味にするにはスクラロースの量を調整するだけでは不十分。

その為他の甘味料を混ぜたり、むしろ数値的には砂糖よりも甘いものになっているものもかなりありますし、何よりも太らないものと言う認識から気軽に摂取してしまう回数が増えます

するとその結果甘味を感じにくくなったりもしますし、普段体に「糖分が入ってこない」と認識されているので、普通の砂糖を使ったものを食べた時の分解・吸収の時に多くエネルギーを蓄えようとしたりするなどの体質の変化が起こりやすくなる問題があります。

動物実験で良くない影響があると言う結果が出ている

動物実験では以下のような問題が出ていると言う報告もあります。

  • 赤血球の減少
  • 甲状腺の働きの衰え
  • マグネシウムとリンの欠乏
  • 肝臓・脳の肥大
  • 卵巣収縮
  • 脳腫瘍の増加
  • リンパ腫を起こす
  • 白血病を起こす
  • 白内障を起こす
もちろんこれは意図的にスクラロースを大量に与えた場合の話であり、人間が同じ比率のスクラロースを普通に生活する上では摂取することはあり得ないと言っても良いのですが、それでも小さな子供が摂取したり、よほど過剰に摂取していればこのような症状を起こす可能性はあると言えます。

基本的にスクラロースは摂取しても24時間後にほぼ100%代謝・分解されることなく排泄されるものですから、長期摂取による蓄積でこのような症状が起こることはほぼあり得ないと言われています。

あくまでも問題は一度の摂取量の多さや体質上の問題がある場合に限ってこうした異常があるかもしれないと言う話でだそうです。

以上のようなことから「スクラロースを使った商品は体に良い効果よりも体に悪い効果の方が強い」と言う話があり、「ヤクルトのカロリーハーフもスクラロースを使っている以上体に悪いはずだ」と言う噂が出てきたと言うわけです。

ヤクルトのカロリーハーフは体に悪いのか?

最後に「では結局のところヤクルトのカロリーハーフは体に悪いのか?」についてを分かりやすくご説明させていただきます。

一言で言いますとヤクルトのカロリーハーフは特別体に悪いものではありません。

その最大の理由は毎日小さな子供が10本飲んだとしてもスクラロースが体に直接悪影響を及ぼすとされる量には到達しないからであり、長期摂取することで起こるとされる太りやすい体質になってしまう問題や、味覚の鈍化が起こる問題についてはヤクルトのカロリーハーフ以上に影響を与えるジュースやお菓子がたくさんあるからです。

ましてや飲料全般で見てみれば水やお茶と比べてはもちろんのこと、スポーツドリンクなどと比べても常飲するのには甘すぎますし、よほど無理をしないと毎日10本スタンダードに飲むと言うのすら難しいでしょう。

ダイエット効果だけで見てもかえって太るとか効果がないとも言われることもありますが、それでも普通の砂糖がたくさん使われている飲料の方が同量飲んでいれば、早く体に悪影響を及ぼしますからこれは少々誇張であると言わざるを得ません。

もちろんどれほど飲んでも問題なく、むしろ健康に良いと言うものではないですから、大量に尚且つ長期的に摂取すれば体に悪影響を与えることもあるでしょうが、それはカロリーハーフではないヤクルトであろうとも他のどんな食べ物飲み物であろうとも同じことです。

そうしたことからヤクルトのカロリーハーフは体に悪いのかと言う話についてはやや過剰反応であると言え、子供に良くないと言う話についてもあくまでもよほど大量に常飲していたらの話であると言えます。

どれぐらいなら飲み過ぎなのか、どのぐらい飲んでいればどれだけ健康に良いのかについては個人差もありますからはっきりとは言えませんが、ヤクルトは1本で十分の腸内環境改善効果があるとされていますので、基本的には1日1本を継続して飲み続けることが一番理想的とされていますのでこれを基準にして飲む分には全く問題ないものであると言えます。

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