味覇と創味シャンタンの違いとは?比較してみた

味覇(ウェイパー)と創味シャンタンの違いが何かをご存知ですか?

簡単にそれを使うだけで美味しい料理が作れる合成調味料と言うものが今の世の中にはたくさんあり、中華風の味付けをするものだけに限ってもその種類は10や20ではありません。

そんな数ある合成調味料の中でも味と使いやすさで高い評価をされている有名なものとして、味覇とその後継品とも言うべき創味シャンタンと言うものがあります。

大概こうした2トップとか言われるものは使い方や味の方向性などの違いがあったりするものなのですが、この2つ「中身は同じ」と言う噂があるほどよく似たものでして、制作の背景からすれば当たり前のことではあるのですが特徴や使い方、味の方向性に至るまでほぼすべて同じ系統であり、比較してみても違いが分からないと言う人もいることでしょう。

そこで今回はこの味覇と創味シャンタンの違いについてをご紹介します『味覇と創味シャンタンの違いとは?比較してみた』と言う記事を書かせていただきました。

中華風の味をつけるのに便利な合成調味料のトップを争う、味覇と創味シャンタンの違いについて興味はございませんでしょうか?

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味覇と創味シャンタンは同じもの?

味覇と創味シャンタンの違いについてお話していく前に、噂と違ってこの味覇と創味シャンタンの2つは別のものであると言うことをご説明します。

まず最大の違いとしてメーカーが違います

味覇は廣記商行(こうきしょうこう)、創味シャンタンは創味食品(そうみしょくひん)がそれぞれ出しており、合成調味料は必ずライセンス登録をした上で製造されているため、会社が違う時点で内容物が異なり、当然味も異なります

ですが、「創味シャンタンと言う商品は元々味覇として委託販売されていた」過去があり、過去に販売されていた味覇と言う商品と今販売されている創味シャンタンは同じものではあります。

当記事はあくまで現在販売されている2つの調味料の違いをご紹介するものであり、企業同士のお話や契約関連の法律についてお話しするものではないためどうしてこんなことが起きているのかについては割愛します。何故こんなことややこしいことになっているのかについては、とりあえず色々と会社同士の都合によるものとだけ思ってください。

その為「今までの味覇と今売られている創味シャンタンの中身は同じ」と言う話が広まるうちに「販売されているどちらも入れ物の缶が違うだけの同じもの」みたいな話になってしまっただけなのです。

もちろん使ってみればそれぞれの違いは長く使ってきた人であるほど分かるようなものであり、比較してみれば見た目は似ていても違うものであることは誰にでも分かるはずです。

味覇と創味シャンタンの原料での違い

さて、ここからはいよいよ味覇と創味シャンタンの違いについてをご紹介してまいります。

まず使ってある原材料を見てみますと、表記上読み取れるものに関しては同じです。

臭いや固さに違いがあるので全く同じと言うわけではないと予想はできますが、鼻も舌も相当鋭敏でないとそれぞれに何が使ってあるかまでは断言できません。

分かるだけではベースとなるのは鳥と豚の肉の出汁に食塩、これに臭いからして葱やニンニクと言った中華料理で良く使われる野菜類や各種アミノ酸と言ったラインナップでして、如何にも中華っぽい味がしそうです。

これは元々「日本人が連想する中華っぽい味」をイメージして制作されている両者なので、まぁ当たり前と言えば当たり前のこととも言えます。

ですが、缶の中身の色を比べてみると見た目からして結構違い、詳しく表記されていない原料の違いと言うだけでなく、原料の処理の仕方や配合比率の違いはかなりあるように見受けられます。

味覇と創味シャンタンの臭いと形状での違い

見た目から分かる違いに続きまして、実際に調理する時に分かる違いです。

肉の出汁中心の合成調味料と言うこともあり、どちらも独特の臭いがするわけなのですが、味覇の方が若干臭いが強いです。

とは言え別に「くさい」と言うわけでもなく、単純に「におい」が強いと言うだけですから、味覇の方が食欲をそそるとも言えるでしょう。

また同じ半練りタイプの水分が多くなくても食材に馴染みやすい合成調味料と言う形態ですが、創味シャンタンの方が常温で保存しておいた場合柔らかく感じました。

ちなみに最初に使い始める時、冷蔵で保存しておいたものを比べた時は同じぐらいの固さだったので、恐らく創味シャンタンの方が冷えると固さが変わる肉の脂分が多く含まれていることが予想されます。

とは言えお湯で溶く時やチャーハンや野菜炒めなどの終始高温で仕上げる料理の時に溶け方に全く違いを感じませんので、結果的に微々たる差です。

味覇と創味シャンタンを料理に使って比較してみた時の違い

それぞれを実際に料理で使って比較してみました。

作ってみたものは以下の4種類。

  • スープ
    (それぞれ同量計量してお湯で溶いただけ)
  • チャーハン
    (具は一切なしで、米を油で炒め、同量計量した味覇または創味シャンタンだけで味付け)
  • モヤシ炒め
    (モヤシ以外不使用、油で炒め、同量計量した味覇または創味シャンタンだけで味付け)
  • 餡掛け白菜
    (白菜のみを具として同量計量した味覇または創味シャンタンだけで味付けし、同量計量した水溶き片栗粉でとろみをつけた)

ご覧の通りシンプルを超え、まさに実験と言った感じのメニューにしてみました。

上記の料理をチョイスした理由は、一般のご家庭で作る中華料理の要素が大体これらの料理で分かるかと思ったからです。

まず全般的に言えることですが、料理の見た目の色の違いはそんなに判らない程度の違いですが、味も臭いも食べ比べるとはっきり味覇の方がすると言えます。

塩分が多いと言うだけでなく、「味が強い」と感じるので旨味も恐らく強いのでしょうが、ただ野菜や肉の出汁っぽさではないのでなんと言うか味の素のようなグルタミン酸やイノシン酸と言った人口抽出物の旨味な気はします。

とろみの付き加減は若干冷めてからは創味シャンタンの方がとろみが残っていた気もしますが、大きく違うと言う気はしませんでしたし、野菜の旨味や肉の出汁は創味シャンタンの方があると聞いたことがあったのですが、そこまで大きく違うとは感じませんでした。

その為結論としてはそれぞれの合成調味料だけを使った場合、どの料理でも美味しさで言えば間違いなく、味覇の方が美味しく感じました

特にスープと餡掛け白菜では違いが大きく感じ、味覇は味と臭いがしっかりめなので、そのままお湯で溶けば「中華風のスープ」になりますが、創味の方は醤油、せめて塩が足したくなる感じで一味足りない気がして、正に「シャンタンスープ」が出来る感じです。

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味覇と創味シャンタンを「普通に」料理に使って比較してみた時の違い

それぞれの味の違いを比べてみる実験の料理の次は、「普通に」料理をして使い比べてみました。

その結果を端的に言いますと筆者的には創味シャンタンの方が使いやすかったです。

それと言うのも普段の味と変わりやすいのが味覇の方だからです。

これは別に各種「醤」やオイスターソース、花椒などの中華食材と相性が悪いと言うわけではなく、「ちょっとなんか想定したのと味が違う」と言うだけの話なのですが、味の濃い中華料理ではこの誤差が結構違和感になると思います。

長年味覇を愛用してきた方が中身が変わってからなんか味が違う気がすると思うのも、こうしたちょっとした違いなのでしょうが、高い頻度で使う方には結構重要な問題なのでイメージとしては出汁と言うよりも、味覇は味のベースとしてそのまま使うようなものだと思って使うのがベストかと思います。

味覇と創味シャンタンの違いまとめ

最後に簡単にそれぞれの違いで分かりやすいところを箇条書きでご紹介していきたいと思います。

  • 味覇の方がそれだけで味も旨みもしっかりしている
  • 創味シャンタンの方がそれだけだと上品な感じ
  • 味覇はそれを使えば中華料理の味になる
  • シャンタンは中華料理のベースの味を簡単に作れる
  • 味覇は何を作るにしても同じ味っぽくできる
  • 創味シャンタンは他の調味料の影響を受けやすい

どれも敢えて言うならば程度の話で食べ比べて比較して、やっと何とか思いつく程度のことですが、比較するならこのような違いがある気がしました。

こうしたちょっとした違いを一言でまとめますと「それだけで作るなら味覇の方が中華料理っぽくなるが、家にある程度以上調味料を置いてある普段から料理を良くするような人なら創味シャンタンの方が使いやすい」と言った感じです。

最も敢えて使い分けるほどの違いはありませんので難しく考える必要はないです。

よほど味に細かいところまでこだわりがあると言うならばともかくとして、「安かった方を買う」、「何となくいつもこっちだから」そんな程度の気持ちで買って使ってもそこまで両者に違いはありませんので目についた方を気軽に手に取っていただいて問題は全くありません

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