アメリカ産牛肉を美味しく食べる方法

アメリカ産の牛肉を少しでも美味しく食べる方法に興味はございませんか?

肉と言うのは結構値段の安さ高さで味の良し悪しがはっきりと出る食べ物であり、アメリカ産の牛肉と言えばその大半が「安いことは間違いないけど食べ比べなくても分かるほど美味しさで劣る」ものであり、まさに安かろう悪かろうを体現するもの。

しかし料理は基本食材が良いものであれば良いものであるほど美味しいものですが、それ以上に料理する方の腕と知識が大事です。

そして意外と食材そのものよりも料理する人の腕の良し悪し、知識の有る無しがものを言うのが肉料理であり、アメリカ産の牛肉でもちょっとした工夫で段違いの美味しさの料理にすることが可能なのです。

そこで今回はアメリカ産の牛肉を少しでも美味しく食べるために必要な情報についてまとめました『アメリカ産牛肉を美味しく食べる方法』と言う記事を書かせていただきました。

アメリカ産の牛肉でも十分美味しく食べる方法について興味はございませんでしょうか?

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何故アメリカ産の牛肉は美味しくないのか?

まずどうやったらアメリカ産の牛肉を美味しく食べることが出来るかをご説明する前に、そもそもどんなところがアメリカ産の牛肉の欠点なのかを簡単にご紹介します。

アメリカ産の牛肉の欠点をざっと箇条書きにしますと以下の通り。

  • 臭いが強い
  • 脂に旨味や甘味がない
  • 赤身の肉が固い
  • 赤身の肉の旨味が少ない

以上が和牛と比べた時のアメリカ産の牛肉の大半に言えることです。

これらの特徴についてもちろん高級志向で作られているアメリカ産の牛肉は例外です。今回ご紹介していますアメリカ産の牛肉とはスーパーなどで安売りされている牛肉についてを主に取り扱っておりますので、予めご了承ください。

これらの主な原因は飼料と生育環境によるものでして、牛の種類がどうとか部位がどうとかではなく、アメリカの輸出用の大量生産する牛肉全てに共通です。

詳しく説明しますと長くなるので簡単に説明しますと、基本的に全く運動できないようにぎゅうぎゅうに狭い部屋に入れ、成長ホルモンと超高カロリーの穀物餌を無理やり投与して育てていると思ってください。

この育て方の関係上、運動しないため脂が付きますが代謝が良くないため臭いがしやすく、無理やり筋肉の外に脂肪をつけた状態であるため筋肉の部分である赤身と脂身の部分が融和しておらず赤身が固く、太ることを目的とした餌であるために旨味や甘みが少なく感じると言うわけです。

更に人によってはここに安全性の話なども入って来るので、なんだかアメリカ産の牛肉ってとても良くないものであるかのように思われると思いますが、勘違いしないでいただきたいのは実は牛肉に関してはこれがワールドスタンダードなのだと言うこと。

赤身が多く固いが旨味が強いと言う特徴があるオーストラリア産の牛肉や、驚くほど柔らかく臭いがほぼなく甘みと旨味が強い代わりに恐ろしく高い和牛の方が特別なのであり、普通の牛肉は本来美味しく食べるにはちょっとした知識が必要なのです。

ではどうしたらいいのか?

続いてはいよいよそれらについてをご紹介させていただきます。

アメリカ産の牛肉の臭い対策

まずどんな料理をするにしても大事となる肉の臭い対策についてをご紹介させていただきます。

対策の一つ目はスパイスやハーブで誤魔化すこと。

西洋系の料理の基本とも言えますが、より強い好ましい臭いで分からなくしてしまえば何も問題ありませんし、ハーブやスパイスの多くには肉の臭みを和らげる効果を持つものも多いです。

このやり方をする場合、料理する1時間ぐらい前にはスパイスやハーブで下拵えして香りをつけておくといいです。

使うスパイスやハーブはやはり臭いが強ければ強いほど良いのでブラックペッパーやガーリックを筆頭にバジルやローズマリー、料理によってはクローブ、花椒なども有効で、和風にするなら山椒や生姜も良いです。

この方法で対策をする時は主にシンプルにただ焼き上げる時がおすすめですが、煮込み料理に入れたりする時にも一度表面を強火で焼いて軽く焼き色を付けて使うことで高い効果を発揮できます。

対策2つ目は消臭作用を持つ液体にしばらくつけておくと言う方法。

香りをより引き立てるとかスパイスやハーブの味や色がついて欲しくない時にはこれが有用です。

具体的に何を使ったら良いのかと言うとお酒や牛乳、変わった所だと重曹を溶かした水などを使います。

肉を柔らかくする効果もそこそこあるため、出来れば1日、最低でも料理の1時間ほど前からつけておき、調理直前に拭き取って使うと良いです。

問題点としては臭いを和らげるだけなので、あまり新鮮でない肉などでは効果が薄いことと、焼き上げるだけのシンプルな料理などでは効果が薄いことです。

対策3つ目はフルーツの輪切りをのせたり、搾り汁に浸けておくこと。

上記2つの臭い対策を合わせた効果が出せますし、肉を柔らかくする効果も高いですが、味や匂いがかなりついてしまうので料理を選びますし、コストがかかります。

出来れば1日、最低でも料理の1時間ほど前からつけておき、調理直前にさっと洗って使うのが一番おすすめですが、10分ぐらいでもある程度は消臭効果を発揮します。

アメリカ産の牛肉の硬さ対策

アメリカ産の牛肉と言えば塊でも安いのでステーキにして食べようとする人が多いのですが、国産牛や和牛と比べるとどうしても固いです。

そこでそんな塊で食べる時の固さ対策としてまず物理的に柔らかくすると言う方法があります

なんで肉が固いのかと言うと筋繊維が束なっていて、ほころびがないから固いのであり、筋繊維の結束を破壊したら柔らかくなります。

難しいように聞こえますが具体的には切込みを入れたり、叩いたりするだけです。

肉を叩く専用のハンマーなどもありますが、別に叩けばいいだけなので手加減して包丁の裏側で叩けば十分です。

切込みを入れるのはもう少し上級の方法。

大きな塊の肉に網目状に切込みを入れたものをみたことはないでしょうか?

肉ではちょっと珍しいかもしれませんが、イカなんかが良くこの方法で柔らかくされています。

ただ叩くだけ、切るだけなので時間がかからないのは利点ですが、効果のほどはさほどでもなく、見た目が大事な料理などには使えないのが残念なところです。

柔らかくする効果だけならば南国系のフルーツや玉ねぎのしぼり汁や摺り下ろしたものをかけておくと言うのが最も効果的

こうしたものに含まれているタンパク質分解酵素の力で他のどれよりも柔らかくできて、上記でご紹介したように消臭効果もあります。

問題は玉ねぎはともかく、パイナップルやマンゴーと言ったフルーツは甘い香りが強くついてしまいますし、何より生のフルーツが必要なのでコストがかかること。

安さが魅力のアメリカ産の牛肉の良さがなくなる事態もあり得ますし、生のものを摺り下ろしたり絞ったりの手間がかかるので、本格的にやろうと言う方以外にはあまりおすすめはできません。

3つ目の対策として炭酸水にレモン汁を合わせたものに浸けておくと言う方法が意外とおすすめ。

炭酸水だけですと牛乳に浸けておくのよりも早く効果が出る半面、効果はイマイチぐらいなのですが、レモン汁を入れることで肉を「酸性」にし保湿力を高め、筋繊維の水分を保ち食感を柔らかくすることが出来て効果が牛乳よりも高くなります。

問題点は臭い消し効果はほとんどないこと。

塊の肉の調理方法はステーキか、ローストビーフにする場合が殆どだと思いますので上記の臭い対策のスパイス、ハーブを使う対策と合わせて使うことをおすすめします。

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アメリカ産の牛肉の旨味対策

アメリカ産の牛肉はとにかく早く大きくすることを目的に育てられているので、臭いとか固さを別にしても「肉自体があんまり美味しくない」と感じる方もいると思います。

そうした方のためにも足りない旨味対策として2つの方法をご紹介します。

1つ目は発酵食品を使って下拵えをする方法

微生物による働きで臭い消し効果も肉を柔らかくする効果もあり、タンパク質を分解することで柔らかくするだけでなく、旨味成分を作り出してくれるところがポイントです。

酒粕やヨーグルトあたりの効果が高く、調理する前の肉をこれらに1日前からつけておくと別物のように美味しくなります。

もちろん味噌や醤油と言ったもので煮込んだり、付け込んだりしても旨味は当然足せますし、元から持っている肉の引き出せるのですが、完全に味が付いてしまうため料理は選びます。

もう1つの対策は料理に使う牛脂だけでも和牛のものを使うこと

肉の旨味成分の8割は脂身に含まれており、この脂身が筋繊維にまで入り込み「サシ」が綺麗に入っているから和牛は柔らかく旨味が強いわけです。

もちろんただ脂の量が多いだけでは美味しくはないですが、そんな脂が多くても美味しいと思える肉を目指して育てられているのが和牛でして、和牛の脂は非常に旨味が豊富です。

その為肉を炒める時あるいは焼く時に使う、牛脂を和牛のものにするだけでも実はかなり味が違います。

単純なようで効果的な解決策ですので、是非一度試してみて欲しいと思います。

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