米ぬかの効果効能!食べると危険と言われる理由とは?

米ぬかは食べることで美容や健康に良い効果効能があると言うことをご存知ですか?

近年色々なこれまで好んで食べるようなものではなかったものや、まともに食べ物として見られていなかったものが実は健康に良いとして注目を浴びていますが、米ぬかもまたその一つ。

とは言え今ではお米と言えば白米が普通の状態であり、そもそも米ぬかって何?と言う人もいるでしょうし、米ぬかと言うものの存在を知っていてもその使い方はぬか漬けのぬか床か、タケノコのアク抜きの時に入れるぐらいしか知らない人の方が多く、「米ぬかを食べる」と言われてもピンとこない人も多いことでしょう。

ましてやインターネットで少し調べてみると米ぬかは美容や健康に良いどころか「食べない方が良い」、「人体に有害」と言う話もあるためか、副作用などを気にする人もいるようで米ぬかを食べると美容や健康に良い効果効能があると言う話が信じられない人もいて、麦などの他の似たような健康効果があると言われている健康補助食品に比べイマイチ人気がないようです。

そこで今回は少しでも多くの方に米ぬかの価値を知ってもらうことが出来るように、「そもそも米ぬかって何なのか?」から「米ぬかに含まれている栄養素と効果効能」そして「米ぬかが食べると危険と言われる理由」などについてをご紹介する『米ぬかの効果効能!食べると危険と言われる理由とは?』と言う記事を書かせていただきました。

食べることが体に良いとも悪いとも言われている米ぬかについての本当のことに興味があったりはしませんか?

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米ぬかとは?

ここではそもそも米ぬかがどんなものか知らない人もいると思いますので「米ぬかとは何か?」と言うことをご紹介させていただきます。

一言で簡単に言いますと米ぬかとはお米を白米にする時にそぎ落とす部分

もう少し詳しく言いますと穀物を精製する時そぎ落とす果皮、種皮、胚芽などの部分のことを「糠(ぬか)」と言いまして、お米を白米にした時出たものだから「米」の「ぬか」と言われているわけです。

こうして聞くとまるで食べられない部分のようにも聞こえると思うのですが、「ぬか」は英語で言いますと「ブラン」、小麦のぬかを日本語では「ふすま」と呼んでいまして、2000年ぐらいから健康に良いとして登場してきた麦の健康食品の米版だと言えば少し認識が変わるでしょう。

また逆に言えばこの米ぬかが付いている状態のお米が「玄米」なのですから、玄米が白米よりも健康に良いと言われる理由はこの米ぬかの部分とも言えるので、栄養があり健康効果があることもお分かりいただけるかと思います。

しかしではなぜそんな部分をこれまで取り除いていたのかと言うと、このぬかの部分がない方が穀物は美味しく食べられるからです。

もちろん現在食べ物として普通に売られていることから分かるように特別苦いとか辛いとか強い多くの人が嫌う味覚への刺激があるわけでもありませんし、すごく臭いとかましてや毒性があると言うわけでもないのですが、穀物にこのぬかの部分があると硬くて口に残り不快感を殆どの人は感じるのです。

その為少しでも美味しく食べるための工夫として殆どの穀物は、このぬかの部分を取り除く精製と言う工程を得て食べられていたわけで、はっきり言って食べて美味しいものではないのが残念なところで、米ぬかはなんでも美味しく調理して食べようとする日本でも直接食べるよりぬか床やあく抜きなどの間接的に調理に使うか、掃除の時の洗剤替わりや肥料として使われてきた歴史があります。

ですが近年、そんな美味しくなさを考慮しても食べたいと思わせるほどの魅力が米ぬかにはあることが分かり、徐々に健康補助食品としても知られてきました。

米ぬかに含まれている栄養素

近年健康補助食品としての価値が見出された米ぬかにはどんな成分が含まれているかと言いますと以下の通りです。

  • フィチン酸
  • イノシトール
  • フェルラ酸
  • γ-オリザノール
  • 食物繊維
  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • ビタミンE
  • 鉄分
  • マグネシウム
  • マンガン

この中でも米ぬかの持つ健康効果として良く紹介されているのが「フィチン酸」、「イノシトール」、 「フェルラ酸」、「γ-オリザノール」の4つでありこれらがそれぞれどんな効果効能があるのかと言いますと以下の通り。

フィチン酸

特定の物質と結合する性質が強くこれによるデトックス作用や尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成抑制の効果などがあるとされる物質。

2000年ごろからこの成分が大腸がん、乳がん、肺がん、皮膚がんなどの各種がんの予防に役立つ可能性があるとして、抗がん作用や抗腫瘍作用、抗酸化作用による治療への応用が期待されて研究が進められている成分でもあります。

イノシトール

「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれており、脂肪肝や高脂血症などの予防改善効果があるとされる成分。

その他にも生体リズム、睡眠、体温調節などを行うための脳内分泌物「セロトニン」の分泌に関係がある成分であることから、うつ病、パニック障害、強迫神経症などにも有効な成分であると言われています。

フェルラ酸

ほぼ米ぬか特有の成分と言えるポリフェノールの一種であり、紫外線吸収効果があったりメラニン色素の生成を抑え、シミやくすみを防ぐ美肌への効果が高いことで注目されている成分。

この他にも高い抗酸化作用やアルツハイマーを招く「アミロイドβ」と言う特殊なタンパク質の沈着を抑える働きがあるともされています。

γ-オリザノール

こちらもほぼ米ぬか特有の成分と言える成分であり、フェルラ酸と同じく紫外線吸収作用や抗酸化作用があるだけでなく、コレステロールの吸収を抑える作用があることで注目を浴びている成分

その他にも自律神経を整える効果や更年期障害などの所謂「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれるはっきりした病状が定まっていない継続的な体の不調への効用があるとされています。

こうした成分を中心に上記に箇条書きで挙げたような成分が含まれていることから米ぬかには美容と健康に良い効果効能があると言えます。

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米ぬかの効果効能

上記のような成分が含まれていることから以下のような効果効能が米ぬかを食べることで得られると言われています。

  • 腸内環境の維持・改善
  • ダイエット効果
  • 生活習慣病の予防・改善
  • 精神疾患の予防・改善
  • アンチエイジング効果

こうした効果があると言えるのは上記で詳しくご紹介した4つの成分に加え、食物繊維も豊富であることや100gあたり286kcalと食べ応えの割に低カロリーであること、デトックスや代謝に関係するビタミン・ミネラルも多く含まれていることなどの理由からでして、特にダイエット効果が高いと言われています

薬やサプリではなく普通の食事としてとる食べ物の中ではかなり珍しい精神疾患への効果や抗がん作用があるのもまたポイントですし、こうした効果効能があるからこそ米ぬかは肌や髪などに良い美容関連の商品に使われるだけでなく、健康に良い健康補助食品としても知名度が上がり始めたわけです。

しかしそんな米ぬかですが、メリットばかりではなく注意点もまた存在します。

米ぬかに関する注意点

米ぬかは食べることでも美容と健康に良いと言うことをこれまでご紹介してまいりましたが、その反面で食べる上で気にして欲しい注意点もありますので最後にこちらも併せてご紹介させていただきます。

まず一つ目はフィチン酸の摂取によりミネラルが失われやすいと言うこと。

特定の物質と結合する性質が強くこれによるデトックス作用があるとも言われているフィチン酸ですが、ミネラルとも結合して体外に排出されてしまうため特定の必須ミネラルの摂取量が著しく低い場合はミネラル不足による症状である貧血、めまい、むくみ、冷え性などに始まり、肌荒れ、抜け毛、最悪爪や骨が脆くなると言った副作用のような症状を起こすこともあります。

普段から不摂生な食生活の方やダイエット目的で食べるものが偏っている方は特に注意が必要ですので、米ぬかを健康のために食べようと言う方はミネラルの不足にも気を配ることをお勧めします

その他にも食物繊維が豊富であることから食べ方や食べ合わせによっては消化器官の不調と言うか、腸内環境の悪化を起こす恐れがあることにも注意。

すでに触れたように元々穀物の消化しにくい部分が米ぬかなのですから、たくさん食べすぎれば消化不良を起こしやすいですし、食物繊維は水溶性と不溶性をバランス良くとらないとかえって便秘や下痢を起こす原因となりますのでただたくさん食べれば良いものではなく、一緒に摂取する栄養素や摂取量を考えて食べてください

最後に問題としてあげますのが米ぬかが食べると危険だとか、人体に有害と言われる1番の理由である所謂「残留農薬の危険性」についてです。

基本的に現在ではお米は白米に精米されお店に並ぶのが基本であり、精米は業者が一括して大型機械を使い基準値をクリアーしているかどうか確認して販売されているわけで、生産者もこれが普通であるとしてお米を育てています。

その為油を搾ったり、肥料にしたり、加工製品の材料にするには問題ない量だとしてもそれをそのまま大量に食べるのはあまりよろしくないケースがあると言います。

もちろん少し口にしただけで明らかに悪影響があるほどの残留物があることはないのですが、それでも米ぬかの健康効果を得るためには継続して結構な量を食べる必要があるので出来れば無農薬のものを、最低でも明らかに食用として販売されているものを選ぶことをおすすめします

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