水溶き片栗粉のコツは?水の割合や作り方を解説!

水溶き片栗粉って、いつもコツを掴めずにどこかしらがダマになって固まってしまったり、うまくとろみがつかなくて水っぽくなったりして、料理の仕上げというところでイラっとくることありませんか?

実は水溶き片栗粉を作るコツは、片栗粉と水の割合が作り方の重要なポイントだったんです!

火加減や水溶き片栗粉を入れるタイミングから水と片栗粉の割合まで、上手にとろみがつく作り方のコツを今回はご紹介します。

水溶き片栗粉を入れるコツ

水溶き片栗粉を入れる時、火加減などはどのようにしていますか?

実は片栗粉の主な成分であるジャガイモのでんぷんが固まる温度というのが、60度以上なのです。

ダマになってしまう一番の原因は、水溶き片栗粉を入れる料理の温度が高すぎるという点が考えられます。

そのため、一般的には火を止めてから水溶き片栗粉を少しずつ入れていくのですが、ここで2つコツがあります。

ちょっとゆるいくらいがちょうど良い

火を止めて水溶き片栗粉を入れた後は、再び火にかけて軽く煮立たせますよね。

この時にまた温度が上がって、よりとろみが強くつきやすい傾向があるのです。

そのため、水溶き片栗粉を入れた時には「ちょっとゆるいかな?」と感じるくらいがちょうど良いんですよ!

確かにいつも麻婆豆腐を作る時に、こんなとろみのつき方で合っているのかな?と思いつつもなんだかんだでいつも食べる頃にはしっかりととろみのついた麻婆豆腐に仕上がっていますから、このやり方は間違いなさそうです。

水溶き片栗粉をかき混ぜながら入れる

しっかり火を止めて水溶き片栗粉を入れているにもかかわらず、どうしてもダマができてしまう…。
そんなときは、おたまで水溶き片栗粉をかき混ぜながら少しずつ流すように入れていってください。

失敗しないコツは、料理の温度が60度以下に下がっている状態で水溶き片栗粉をかき混ぜながら入れて再び火にかけて温度を上げることです。

でも、再び火にかけたときにあまり煮立たせ過ぎると逆にでんぷんの固まる性質が壊れてしまうので注意してくださいね!

成功しやすい水の割合は?

では、一番とろみづけが成功しやすい水の割合はどうすれば良いのでしょうか。

それはズバリ、片栗粉1に対して水2の割合にすればバッチリです!

わたしはたまに火加減などを調節しながら水溶き片栗粉を入れていくのが面倒に感じることがあるのですが、そんなときは片栗粉1に対して水3と少しゆるめに作っておきます。

こうすることで片栗粉のでんぷんが強くはたらきすぎず、よりまろやかなとろみがつくのでこのやり方もオススメです。

でも、やはり王道は最初にお伝えした片栗粉1に水2の割合ですね。

きちんと料理の温度や入れ方に注意すれば文句なしのとろみがつきますよ!

わたしはスープなどのとろみづけには水を多めにしたものを入れますが、麻婆豆腐などには少しとろみが強く欲しいので水の量を少なくします。

このように料理によって使いわけていくのも良いですよね。

水溶き片栗粉の作り方とは?

水溶き片栗粉の作り方はとろみをつけたい強さごとに割合も変えていくと、より美味しい料理を作ることができます。

餡かけなど強目のとろみをつけたい場合は水と片栗粉の割合を1:1にして、しっかりと混ぜながらダマができないようにかき混ぜていきます。

麻婆豆腐のような適度なとろみが欲しい場合は、王道比率の1:2の割合で水を少し多めに入れていきます。

最後にスープのような少しとろみがついていれば良いというような料理の場合は、1:3で水の分量を多くしましょう。

普通の料理で水の割合が多い水溶き片栗粉を入れてしまうと、どうしても味が薄まったりしてしまうことがあります。

また、水溶き片栗粉はなるべく入れる直前ではなくて少し前から作っておきましょう。

これは、水と片栗粉のでんぷんがうまく混ざり合って成分が結合しやすくするためです。

こうすることでよりとろみがしっかりとつくようになります。

作り方ひとつで様々な料理に活用できるので、ぜひ作り方や入れるタイミングややり方などをマスターして、失敗のない料理を作っていってくださいね!

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