皆さんは、山わさびをご存知でしょうか?
わさびは一般的に水で育てますが、山わさびは畑で栽培されるわさびであり、土の中で育つものなのです。
北海道では有名なようですが、あまりメジャーな野菜でもないため、皮や葉をどうするのか、など、食べ方がよくわからない方もいるのではないでしょうか。
独特の風味がある山わさびは、西洋料理にも使われており、「ホースラディッシュ」とも呼ばれます。
よくローストビーフなどに添えられているもので、一見にんにくのようにも見える白い色をしています。
今回は、そんな山わさびの「皮はむいた方がいいのか?」、「葉はたべられるのか?」、それにおいしい食べ方なども含めて、山わさびの食べ方について紹介していこうと思います。
山わさびとは?
山わさびは、「西洋わさび」、「ホースラディッシュ」とも呼ばれるわさびです。
一般的なわさびより辛く、山わさびにしかない独特の風味があります。
山わさびは、生命力がとても強いので育てやすいようです。
ほぼ放置状態でも育つほどなのだそうですよ。
山に自生して生えていることからも、その生命力の強さがうかがえますよね。
色や形に関しては、少し長芋に似ているように思います。
その上に立派な葉が生え、根の部分が山わさびになります。
北海道でとれるわさびとして有名であり、現地の方は山に生えているものをとってきて食べたりするのだそうですよ。
もちろん、スーパーでも売っています。
チューブのものやビン詰めのものもありますよね。
その独特の風味から、癖になるおいしさだという方も多い山わさびは、がん予防や消化不良などにも効果があるとされています。
山わさびの食べ方
山わさびの食べ方としては、一般的にはシンプルにすりおろして食べることが多いです。
すりおろすと白いので、見た目はにんにくやしょうがに似ています。
すりおろす時には皮はとらずに、葉がついている方からおろしていくのだそうですが、山わさびは土の中で育ち、ちょうどじゃがいものように凹凸がありますので、泥などの汚れが気になる方は皮をむいてもいいかもしれませんね。
皮をとらない食べ方が一般的であり、山わさびの皮はたべても問題ないということです。
いっぺんにすりおろして保存しておくと楽だと思うかもしれませんが、辛みや風味が落ちてしまうため、食べるときに使う分だけすりおろすようにしましょう。
余った分は、ラップにくるんで冷蔵庫に入れて保存します。
北海道では、山わさびをお醤油であえてごはんにのせる食べ方があり、とてもおいしいのだそうですよ。
お豆腐にのせたりお蕎麦といっしょに食べたりなど、薬味としても使われます。
北海道の方にとても愛されているようで、最高、などの声があがっているところを見て、一度たべてみたくなってしまう方もいるようです。
山わさびは葉もたべられる
山わさびの葉はどうなのかというと、葉っぱもおいしく食べることができるのです。
お醤油で漬けたり、お漬けものにしたりなど、アイデア次第でお料理の幅が広がりますね。
山わさびの葉はツンとした辛みがある味をしており、葉ものの野菜のように食べることができます。
葉っぱは虫に好まれるので、かなりたべられてしまうこともあるのですが、ほとんどの場合根っこである山わさびの栽培には影響しません。
山わさびの葉っぱだけ売っていることもあるようですよ。
根っこの部分目当ての方が多いかもしれませんが、葉っぱも普通にたべられているものですので、手に入れたのならぜひたべてみてくださいね。