マカダミアナッツオイルの効果効能とは?使い方や注意点まとめ

マカダミアナッツオイルの美容と健康への効果効能が高いと言う話を聞いたことはありませんか?

普段使っている油を変えたり、普段の飲食に+αとして摂取するオイルの使い方をする健康法が一般的になり、実に様々なオイルが今の世の中には出回っていますが、近年マカダミアナッツオイルと言うものが出てきました。

しかしマカダミアナッツそのものならば知っている人も多いかと思いますが、そのオイルともなるとまだまだどんな味や香りの特徴があるのかを知らない人も多いでしょうし、実際に使ったことがある人や、効果効能そして使い方などの注意点を知っている人は更に多いことでしょう。

そこで今回はこの最近注目の集まるマカダミアナッツオイルについての「マカデミアナッツとはどんな物なのか?」から、「どんな効果効能があるのか?」、「使い方などの注意点はないのか?」などまでをご紹介する『マカダミアナッツオイルの効果効能とは?使い方や注意点まとめ』と言う記事を書かせていただきました。

まだまだ知らない人も多いですが、女性を中心に広まっているマカダミアナッツオイルに興味があったりはしませんか?

マカダミアナッツオイルとは?

まずはマカダミアナッツオイルがどんな物かをそもそもご存じない方もいるかと思いますので「マカダミアナッツオイルとはどんなものなのか?」と言うことからお話させていただきます。

最も簡潔に説明しますとマカダミアナッツオイルとは、オーストラリアやハワイの特産品として有名なヤマモガシ科マカダミア属の殻果 (ナッツ)から抽出されたオイル

味や香りの特徴としてはアーモンドやピーナッツなどから作られるナッツ系のオイルの特徴である甘味と香ばしさがあり、それが苦手だと感じる人もいますがあくまでもナッツを食べた時に感じる類の香りと味なので、それ以外の健康油として売り出されているクセの強いものが多い亜麻仁(あまに)油やえごま油などに比べると、まだ飲食するのに抵抗は少ない方であると言う人が多いようです。

また飲食するための油として沸点が175℃とかなり高く、高温の揚げ物をする時に使っても焦げにくい利点や、酸化し難く保存期間があっても保存方法が多少悪くとも劣化し難い利点もあります。

それ以外にも肌に塗って使うためのオイルとしても非常に優秀で、「バニシングオイル(消える油)」とも言われるほど肌への浸透率が非常に高く素早く肌に吸収されるため、べたつき難いですし、保湿効果も素早く現れると言う特徴があります。

マカダミアナッツの注目成分

飲食にも肌に塗るのにも適していると言えるマカダミアナッツオイルは、特に以下の種類の油の成分が多く含まれていることから美容と健康に良いと言われて注目されています。

  • オレイン酸
  • パルミトレイン酸
  • パルミチン酸

これらがどんな成分かと言いますと以下の通り。

オレイン酸

オリーブオイルが美容と健康に良いと言われ始めた理由である油の種類であり、マカダミアナッツオイルの半分を占める成分。

悪玉(LDL)コレステロールを減少させ、血液をサラサラにしたり、腸内環境を整える効果があるとされています。

その他の油ではなたね油、米油、ベニバナ油などにも含まれています。

パルミトレイン酸

日本で簡単に手に入るオイルの中では、マカダミアナッツオイルぐらいにしか含まれていない種類の油。

しなやかで丈夫な血管を作る効果やインスリンの分泌促進、肌の老化を防ぐなどの効能があり、年齢を重ねるとともにありがたくなる効果効能が多い成分です。

その他ではシーバックソーンオイルというオイルに多く含まれていることで知られる成分ですが、こちらのオイルはマカダミアナッツオイル以上に日本ではまだお目にかからない商品ですし、酸化し易い性質から保存にかなり気を使う必要性があります。

パルミチン酸

飽和脂肪酸であるため、過剰摂取は体に悪影響を及ぼすと言われていますが、適量ならば動脈硬化予防の効果があるとされる成分。

その他にも皮膚や粘膜の健康に保つ効果や過剰な皮脂を抑制したり、血管を丈夫にする効能があるとされています。

植物性の油よりも牛脂、ラード、バターなどの動物性の脂にこそ多く含まれている成分ですが、こうしたものからですと過剰摂取になってしまいやすいので注意が必要です。

以上のような特徴を持つ成分がマカダミアナッツオイルには含まれているために美容と健康に非常に良いとされています。

マカダミアナッツオイルの持つ効果効能

上記でご紹介したような成分がマカダミアナッツオイルには含まれておりますので、主に以下のような効果・効能があると言えます。

  • ダイエット効果・生活習慣病予防
  • 血管・血流の正常化
  • 美肌効果
  • 腸内環境改善
  • アンチエイジング効果

御覧のように女性や年齢を重ねた人に程喜ばれるような効果効能がマカダミアナッツオイルには多くあり、その性質が人間の皮膚に含まれている成分によく似ていることから、これらの効果効能の中でも肌への効果は特に高いです。

その為肌に塗ったりして使うオイルとしての需要も高いですし、毛髪への健康効果もあるとされていることから全身マッサージに使われることも多いです。

肌への効果効能以外ですと、血管と血流の正常化に効果効能がある成分が多いことから、脳卒中や心臓病、動脈硬化、高血圧を予防する効果があるとされており、男性にとっても健康のために是非試していただきたいものなのです。

マカダミアナッツオイルのおすすめの使い方

既に何度か触れてまいりましたが、マカダミアナッツオイルは食用以外にも非常に有用な油でして、以下のような使い方が出来ます。

  • スキンケアオイル
  • クレンジング
  • マッサージオイル
  • ヘアケア
  • 調理用油

肌に塗って使う場合はやはりスキンケアオイルとして使うのが最もおすすめ

洗顔後に化粧水をつけ、その上で少量のマカダミアナッツオイルを肌になじませて使うようにすると、肌が瑞々しさと弾力を取り戻すだけでなく、皮脂詰まりやテカリを抑えてくれる効果もあります。

肌への馴染みがいいためベタベタしにくいことから、火傷した際の応急手当や日焼け止めとしても使いやすいですし、余程大量につけなければ匂いもそこまで主張しません。

調理用に使う場合に特におすすめなのは揚げ物用の油として使うこと

酸化し難く沸点が高いことから高温で使う時に他の健康オイルと呼ばれるオイルよりも問題が少なく、元来持つ香ばしい香りとほんのりとした甘味が揚げ物の味を引き立てます。

それ以外ですと甘味と香ばしさを感じる味香りがあることから、チョコレートを作る時などをはじめスイーツ製作にも向いています。

使い方・摂取の仕方などの注意点

美容と健康に非常に良い効果効能を持つマカダミアナッツオイルですが、使い方や摂取する際の注意がいくつかあります。

まずナッツアレルギーをお持ちの方は要注意

重度の方ですと経口摂取ではもちろんのこと、マッサージオイルとして使った場合でも改善するどころか、酷いアレルギー症状が出てしまう方も多いです。

続いてクレンジングやスキンケアオイルとして使った場合の使い過ぎや洗い過ぎに注意

他のそうした目的で使われるオイルと比べても、浸透率が非常に高いので「少なかったかな?」と思うことや、洗う時に「ちゃんと落とせたかな?」と使い慣れていない方は、使い過ぎや洗い過ぎでかえって肌が荒れてしまうと言うこともあるそうです。

そして食べ物に使う時の過剰摂取にも注意

美容や健康に良いとは言え、油は油です。

ダイエット効果があると聞いたから、美肌のためにと大量摂取すれば逆効果になりますので沢山使えば良いというものではないということは忘れないで頂きたいです。

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