スキムミルクの効果とは?牛乳やクリープと代用はできる?

スキムミルクが実は牛乳よりも健康に良いと言う話を聞いたことはありませんか?

学校給食でスキムミルクを飲んでいた世代の方からするとただ不味いだけの飲み物であるイメージがあるかもしれませんが、スキムミルクは内包している成分的に健康に良い効果が多いものなのです。

更にスキムミルクは保存性が牛乳よりも高く、脱脂粉乳の名の通り脂肪分が少ないため、健康のためやダイエットのために牛乳ではなくスキムミルクを飲むと言う方もいるようなものでもあり、クセの無さから結構色々な料理に使える物でもあります。

しかしこう言われても大半の人は

「でも美味しくないんでしょ?」

と言うもので、どんな効果があるかを知ることなく、嫌がる人も多いのです。

そこで今回はスキムミルクについて知っていただくためにその栄養成分、効果についてや、スキムミルクはどうしても無理だから何か他の物で代用できないかなどについて色々と解説させていただいた『スキムミルクの効果とは?牛乳やクリープと代用はできる?』と言う記事を書かせていただきました。

意外と知らない人も多いスキムミルクの効果や代用できそうな物に興味があったりはしませんか?

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スキムミルクとは?

まずはそもそもスキムミルクがどんなものか分からない人の為に、スキムミルクとはどんなものなのかを簡単に説明させていただきます。

スキムミルクとは一言で言うと牛乳から脂肪分と水分をほとんど全て除去して粉末状にしたもの

丁度牛乳の脂肪分をメインにして作られるバターや生クリームと反対の存在のようなものです。

その為その性質も反対であり、保存性は非常に高く、脂肪分が殆ど0に近いため脂質をとらずに栄養不足を補うのに適していると言えますし、牛乳よりも味と臭いにクセがないため、牛乳が苦手な方でもこれなら大丈夫と言う方も実は結構いらっしゃいます。

また値段は牛乳の加工品であるにも拘らず牛乳よりも安価であるため、援助物資としても良く送られるものの一つであり、戦後学校給食で良く出されていたものもアメリカから栄養不足解消のために送られてきた物資の一つだからなのです。

最も戦後学校給食で使われたスキムミルクはバターや生クリームを作った時の残りのもので精製された上、大量の在庫を抱えた会社の不良在庫があまり良くない保存状態で運ばれたせいであそこまで不味かったと言われています。
では次はそんなスキムミルクはどんな効果があると言えるのかについてご紹介させていただきます。

スキムミルクが持つ栄養成分と主な効果

ここまででざっくりとスキムミルクが牛乳以上に体に良さそうだと分かっていただけたと思いますので、ここではより具体的にどんな栄養成分を含んでおり、どんな効果があると言えるのかをご紹介させていただきます。

まずスキムミルクに含まれている主な栄養成分を箇条書きにすると以下の通り

  • タンパク質
  • 炭水化物
  • ビタミンA
  • ビタミンB群(B1、B2、B6、B12)
  • ビタミンC
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • ビオチン
  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 鉄分
  • 亜鉛

実はこれ以外にも数種類の栄養素をスキムミルクは含んでいまして、そこから誰でも分かることは「凄く色々な種類の栄養素が沢山含まれている」と言う事であり、そうした豊富な栄養を含んでいることから主に以下の効果特に期待できると言えます。

  • 骨や筋肉を強くする
  • 免疫力を上げる
  • ダイエット効果をもたらす

もう少しどうしてこのような効果があると言えるのかを説明しますと以下の通り。

筋肉や骨などを強くする

牛乳の脂肪分と水分を除去して作られた物がスキムミルクであるために、牛乳の持つ豊富なタンパク質とカルシウムを濃縮した状態でスキムミルクは含んでいます

人間の体を作る主な構成要素はご存知のようにこのタンパク質とカルシウムですから、スキムミルクは牛乳以上に体を作る栄養を多く含んでおり、筋肉や骨はもちろん歯や爪、髪の毛などを強くする効果があると言えます。

免疫力を上げる

人間の体の免疫力を上げるための方法はいくつかありますが、スキムミルクはその中でも豊富な栄養素をバランス良く摂取させてくれることと、腸内環境を整えることで主に免疫力を高めてくれます

スキムミルクの栄養が豊富であるということは既に理解していただいていると思うので、どうして腸内環境を整える効果があるのかだけ簡単に説明させていただきますと、牛乳に含まれる「乳糖」または「ラクトース」をスキムミルクは含んでいるからです。

この成分はほんのりとした甘みがある糖分の仲間なのですが、消化されにくい成分で分解されずに大腸に達し、そこで腸内細菌によって発酵してビフィズス菌を増やす働きがあるのです

このビフィズス菌という善玉菌が腸内に増えることにより、腸の活動を正常化し便秘の予防などをすることで腸内環境を整えてくれると言うわけです。

そして消化器官の中でも大きな役割を担っている腸内の環境が良くなることは、自律神経を正常に保つことにつながり、結果として免疫力を上げる効果があると言えるのです。

ダイエット効果をもたらす

スキムミルクが持つ有用な効果として一番有名な物がこのダイエット効果でしょう。

何せただでさえ栄養価の高い牛乳の水分と脂肪分を取り除き濃縮した物ですから、脂肪を抑えての栄養補給が出来ます

その他にも既にご紹介した整腸作用や体を作る効果も合わさり所謂「痩せ易い体」作りにも効果がありますし、カルシウムを始めとする脂肪燃焼効果を持つ成分も含んでいます

その為ダイエットをする方はスキムミルクを飲んだり、料理に使ったりする方も少なくはないです。

誤解されがちですが、「スキムミルクがダイエットに効果的」とは言え牛乳以上のカロリーも同時に持っていますから、「スキムミルクがダイエットに効果がある」と言うのは「スキムミルクをたくさん飲めば痩せる」と言う事ではない事は忘れないでください。
以上のような効果がスキムミルクにはあります。

しかしわざわざスキムミルクを買ってくるのがめんどくさいとか、やはりマズイものと言うイメージが払拭できない方もいると思いますので、最後に代用品になるような物はないのについてご紹介させていただきます。

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スキムミルクの代用品になりそうな物

スキムミルクを使うレシピと言う物は探してみると案外あるものですが、そんな時スキムミルク以外で何とか代用できないかと考える人もいると思いますので、ここではそんな代用品になりそうな物をご紹介します。

粉ミルク

原料はスキムミルクと同じ牛乳で、粉末というところまでは一緒。

正しこちらの場合は主に水分が除去されているだけであり、子供が飲みやすいように調整されてはいるものの、成分的にはスキムミルクよりも濃縮した牛乳と言った感じです。

その為味はそこまで違いはないのですが、栄養成分を考えた上での代用となるとちょっと遠くなるところはあります

クリープ

こちらも同じ牛乳から作られた粉末であるというところまでは一緒。

しかしこちらはスキムミルクでは取り除かれる脂肪分が主成分であり、正確に言うと「粉生クリーム」とでも言うべき物なので粉ミルク以上に成分的にはスキムミルクとかけ離れた物となります

味もまた結構異なりまして、こちらはかなり甘味を感じますのでパンやスイーツ作りの時は他の何らかの糖分を控えるような工夫が必要になってきます。

牛乳

スキムミルクや粉ミルクの原料であり、味わいも非常に近いですが、何せ液体であるために含まれる水分量が10倍以上なので代用とすることが出来そうな料理がかなり限られてきます。

しかし成分的にはスキムミルクに本来ある旨味と甘みの元である脂肪分と糖分などの他の成分が減っていると言うだけなので、多く水分を含んでも問題ない料理であり、尚且つダイエットや健康上の問題などで脂肪分や糖分に気を使っている人にでなければ十分な代用品と言えます

豆乳

まず栄養成分が動物由来のスキムミルクと植物由来の豆乳ではかなり異なり、共通点はたんぱく質が豊富と言うことぐらい。

また殆ど味も臭いもないスキムミルクに対して豆の味と臭いがどうしてもかなりする豆乳では料理に使った時に結構差が出てきます。

もちろん粉末のスキムミルクに対し、豆乳は液体である所も代用品にはあまりオススメできないポイントです。

スキムミルクについてのまとめ

最後にこれまでご紹介してきたことを簡単にまとめた結論をご紹介します。

一言で言いますとスキムミルクは成分的には牛乳よりも健康的であると言えますが、甘味や旨味の元である脂肪分や糖分で牛乳に劣るので味では負けます

しかし他の物では代用品となりにくいような特徴があるので健康に関心が高い方は保存状態が余程悪くなければ、非常に長持ちするため買って試しに使ってみると良いかも知れません。

一部ではそんなスキムミルクの安全性を疑問視する声もありますが、こちらに関しては別記事『スキムミルクが危険と言われている理由とは?』でご紹介させていただいておりますので、興味がある方はそちらも御覧ください。
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