菊芋とは?栄養や効能と人気の食べ方!摂取量や副作用はあるの?

菊芋とはどんなものかをご存知でしょうか?

恐らく日本ではまだこの名前を聞いたことがあると言う方は、相当美容や健康に興味関心が強い方ぐらいしでしょうが、この菊芋は非常に栄養豊富であり、糖尿病に高い効果効能を持っているとか腎臓の健康に役立つとか、更にはがんにも効果があると言われるもの。

しかしその存在すらまだまだ認知度が低く、「芋」とは名前にあるもののどんな食べ方をすれば良いのかも見た目では分かり難いですし、具体的にどんな栄養素が含まれていてどんな効果効能があるのかはもちろん、最適な摂取量や副作用はないのかなどのことについてをご存知の方は極々少数であることでしょう。

そこで今回はそんな知名度は低くとも高い効果効能がある天然の健康食品として期待が寄せられているこの菊芋についての「菊芋とは一体どんなものなのか?」から「菊芋の持つ栄養素と効果効能」そして「菊芋の食べ方」などをご紹介させていただく『菊芋とは?栄養や効能と人気の食べ方!摂取量や副作用はあるの?』と言う記事を書かせていただきました。

ヨーロッパでは既に人気が出ている健康食品菊芋について興味はございませんでしょうか?

菊芋とは?

まずはそもそも菊芋がどんなものかを知らない人が圧倒的に多いと思いますので、菊芋とは一体どんな芋であるのかをこちらでは御説明させていただきます。

菊芋とはキク科ヒマワリ属の多年草の植物、またはその植物の地下部にできる塊根のこと

この日本語での名前の由来は秋口になると菊に良く似た黄色い花がつくこととこの根っこの部分が芋であるからと言う非常に安直なものでして、それ以外にも家畜の飼料用として導入されたことから「ぶたいも」とも呼ばれていたようです。

これに対して日本以外では「エルサレム・アーティチョーク」、または「トピナンブール」と主に呼ばれています。英語での名前には「エルサレム」と付けられていますが、イスラエルの都市エルサレムが原産地や大量消費地域と言うわけでもなく、恐らく名前の誤認からこの名前になったのだろうと言われていて何の関わりもないそうです

一応名前に「芋」とついており、良く名前の説明にも「芋ができることから」と説明されるのですが、菊芋の見た目はどちらかと言うと生姜に近く、味や風味はどちらかと言うとゴボウのようでして、これが「芋」だと思う現代人はまずいないかと思います。

北アメリカ北部から北東部が原産地であるとされているのですが、最も古いこの植物が食べられていたと言う資料が残っているのが「トピナンブ族と言うネイティブアメリカン(インディアン)が食料源としているもの」と言うものであり、作物としては実際どの位古くから食べられてきた歴史があるものなのかは定かではありません。

ただ現在ではその繁殖力の強さから南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアでも栽培されており、少なくとも200年以上は作物としての歴史があり、日本でも飼料用作物として江戸時代末期には入ってきていました。

とは言えそれだけの歴史があるのに栽培されている地域のどこでも飼料とされることが多かったことから察せるように、この菊芋は美味しいものではありませんでして食材としての知名度は非常に低いものです。

ですがこの菊芋にはとある栄養素が多く含まれており、特定の症状へ高い効果効能があることが分かってからは徐々にその知名度は高くなりつつあり、今ではヨーロッパ地方を中心に健康食品としてそこそこ名前が知られるようになってきました。

菊芋の栄養と効果効能

あまり美味しいものでもなく、香りが良いものでもない菊芋ですが、次のような栄養素を含むが知られてからは俗に言う「人間の食べ物」としての知名度も高まっています。

どんな栄養素が多く含まれているのかと言いますと次の通り。

  • イヌリン
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • ナトリウム
  • βカロテン
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • サイアミン
  • リボフラビン
  • ナイアシン
  • ビオチン
  • アスコルビン酸

カリウムをはじめミネラルが多いことも健康効果が高いポイントでありますが、これらの中でも最も注目されている成分は水溶性食物繊維「イヌリン」と言う成分。

日本人ならとても身近なゴボウなどにも含まれているこの成分は、脂質異常症(高脂血症)の治療にとても高い効果を持つとされる「天然のインスリン」とも言われる成分でして、糖尿病患者や腎臓・膵臓を悪くしている方たちはもちろんのこと、本気でダイエットをしようという方などにも良くオススメされている成分。

またこの成分が豊富であるだけではなく、芋と名前にはついているもののでんぷんつまり糖質が菊芋には含まれていないこともあり、ミネラルの種類が多めで代謝に関わるビタミンB群が含まれていること、抗酸化作用のある成分が含まれていることなどから生活習慣病の改善の効能があるとされています。

こうした成分を含んでいることから菊芋のより具体的な効果効能としては以下のことが言えます。

  • 糖分や炭水化物の吸収抑制効果
  • コレステロール値の低下
  • デトックス効果
  • 腸内環境の正常化
  • 血流の正常化

このようにどの効果もやはり生活習慣病やダイエットにとても良い効果があるとされるものであり、これが菊芋が美容と健康への効果効能が高いと言われる理由です。

菊芋の食べ方

ここまでの記事から菊芋がどんなものかを大体分かっていただけたと思いますので、続いてこちらでは「ではそんな菊芋はどうやって食べたらいいのか?」についてをご紹介させていただきます。

まず最初にお断りしておきますが、食材としてみた場合の菊芋は美味しくありませんので、味や香りには期待しないでください

ですが食べ方は実はとても簡単で、表面を洗って泥を落としたら生でも食べられます。

見た目が生姜に似ているように菊芋の構造的にも生姜に近く、表面の薄皮も食べようと思えば食べることが出来ますので下処理としては、赤くなっているところや芽の部分を切り取ってしまえばそれでOK

とは言え少々アクが強いので20分から30分ほど水につけてアク抜きはすることをおすすめしますし、皮付きのままでは抵抗がある人も多いでしょうから表面の皮を向いて食べても駄目と言うことはありませんのでその辺はお好みで処理をしていただけたらと思います。

こうした下処理から分かるように菊芋の調理の要領はゴボウと同じだと思っていただけたら良いです。

料理に使う際も要領は同じでして、既にご紹介したように味や食感もまたゴボウに近く、「ちょっと繊維っぽさのないゴボウ」と言うか「香りや甘味が全くなくて苦味がややある梨」のような感じですから千切りにしてサラダにしても良いですし、煮物にしてもいけます。

また美容や健康のために食べようと言う方にはもちろんあまりオススメできないのですが、ちょっと食べて見ようぐらいのつもりでしたら個人的にオススメなのが素揚げやフライ。

特に味や香りがないため醤油やソースとの相性が良く、試しに手に入れてみたものの美味しくなさ過ぎて困った方にはこの方法がオススメです。

菊芋の最適摂取量と副作用

どんな体に良いと言われるものでも大量摂取しすぎれば体に害があるもので、健康に良いといわれる菊芋もまたそれは同じですから最後に最適摂取量と副作用についてご紹介させていただきます。

まず最適摂取量ですが大体100g程が目安です。

それと言うのも体に凄く良い効果効能があるとしてご紹介したイヌリンを過剰摂取しすぎると副作用のようなものを起こすからでして、このイヌリンの大体の最適摂取量が20~30gまでとされているからです

過剰摂取している場合は副作用のように胃腸の不快感、膨満感、胃痙攣、ガスの蓄積などの胃や腸への異常を起こしますので、菊芋を食べていてこうした症状を感じ始めたら食べ過ぎている可能性があるので食べる量を減らすことをおすすめします。

成分が濃縮されていることが多い粉末やサプリメントのものはまた話が変わってきますので、それぞれの商品の記載してある摂取量を守り摂取するようにしてください。個人差もありますが、イヌリンを毎日50gも摂取していれば確実に過剰摂取で上記のような症状を起こします。
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