【管理栄養士監修】ライスミルクが危険と言われる理由とは?栄養や効果的な飲み方

ライスミルクが危険であると言う話を聞いたことはありませんか?

栄養豊富で健康に良い効果・効能があると言われたり、低カロリーで低脂肪なのでダイエットに効果的などと言われたりしてアメリカで流行り、日本でも一時期こぞって取り上げられていたライスミルクですが、今度はかえって危険であると言う話も出てきました。

近年ではそうした健康に良いと言われていたものが、実は悪いと言う話も出てくるのはもう珍しくもなくなって来たとは言え、ライスミルクを好んで飲んでいた人やこれから手を出してみようと思う方にしてみれば非常に気になる話であると思います。

そこで今回はライスミルクとは実際の所どんなものなのかを知ってもらうため、ライスミルクの特徴や含まれている栄養素とそこから言える効果・効能、そして何故危険だと言う話が出てきたのか?や健康に良い効果的な飲み方などをご紹介する『ライスミルクが危険と言われる理由とは?栄養や効果的な飲み方!』と言う記事を書かせていただきました。

日本ではまだまだ知名度が低いライスミルクについて興味はございませんでしょうか?

ライスミルクとはそもそもどんな物なのか?

まずはライスミルクとはそもそもどういうものなのかをここではご紹介させていただきます。

ライスミルクとは基本的には玄米と水を材料にして作られた穀物ミルクの一種です。

最近では玄米ではなく、白米やその米粉を原料にした物も存在しますが、この記事内では玄米と水を主原料にした物について取り上げさせていただいております。

もっと具体的にどういうものかを説明しますと、玄米の砕いた物を水に溶かしたミルクのような見た目の飲み物と言えます。

牛乳、豆乳に次ぐ「第三のミルク」と言われることもある飲み物であり、主に牛乳にアレルギーをお持ちだとか苦手と言う方やベジタリアンの方、大豆のアレルギーをお持ちだとか豆乳の味や臭いがダメと言う方にヨーロッパやアメリカではかなり人気があります。

見た目は薄いベージュ色である物が多く、実はミルクと言うほど白くはありません。

匂いは玄米を原料としているだけあり、温めたりするとやや強く香る所謂「米のとぎ汁」のような匂いがするので多くの日本人にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、冷やした物なら幾分かマシですし、香りの強い果物やハーブ類と一緒にフードプロセッサーで混ぜると分かる人は殆どいないと思います。

では味はどうかと言いますと、正直な所美味しいとは感じない人が多いかと思います。

牛乳はもちろん、豆乳よりもあっさりしている味と言えば聞こえは良いのですが、ほとんどの商品は例えるならば「濾過した上で2割ぐらいに水で割った甘酒」と言った感じの味でして、飲むことに問題も抵抗もないが美味しくはないと言った感じ。

一応「ほんのりと甘い」と言われれば甘いような味はある気もすると思いますが、甘味料や添加物で味がついていないライスミルクはコクは感じられても、味はないと思ってください

ですが面白いことにこのライスミルク、単体では少々美味しいとは言えないのですが、牛乳や豆乳の変わりの材料とするとかなり違和感なく使えます

もちろん牛乳と比べてしまえば薄味ではありますので、しっかりとした味が欲しい飲み物、濃厚なコクがウリの料理などにはやや力不足ですが、コーヒーのミルク代わりやホットケーキの材料などには十分代用品になります。

そしてこのライスミルクの優れた点は玄米を丸ごと溶かし込んで作られているため非常に栄養価が高いと言う事と、効果的な飲み方をすればかなりのダイエット効果を発揮すると言う事。

むしろそんな優れた特徴があるからこそライスミルクはヨーロッパやアメリカでは殆どのスーパーなどで日常的に手に入るまで浸透したと言えます。

そこで続いてはそんなライスミルクの栄養成分や効果・効能についてご紹介したいと思います。

ライスミルクの成分と効果・効能

ライスミルクがどんな物なのかを簡単に知ってもらえたところで、続いてはライスミルクにはどんな栄養素があり、どんな効果・効能があるのかをご紹介させていただきます。

まずライスミルクには以下のような成分が含まれています。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンE
  • 葉酸
  • カリウム
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • 食物繊維

この他にも玄米を丸ごと溶かしたものがライスミルクですから、当然玄米由来の他の栄養素もライスミルクには含まれており、更にはビタミンB12、ビタミンB3などのビタミンやミネラルを添加しているものも多く、炭水化物も多く含まれており非常に栄養豊富。

そしてカロリーが牛乳の半分で、低脂肪でありコレステロールを含んでおらず、糖質もまた少なめですので不足している栄養素を他の食事からとる時のリスクがかなり低いことも長所と言えます。

その為ライスミルクは次のような健康ヘの効果・効能を持っているということができます。

  • ダイエット効果
  • 美肌効果
  • むくみ・冷え性の予防
  • アンチエイジング効果

以上のような効果・効能をライスミルクは持っていると言えます。

どうしてそうしたことが言えるのかをご説明すると以下の通り。

ダイエット効果

「お米は太る」と言う話もありますが、これはあくまで「精製された白米を現代日本の一般的なおかずと合わせて食べた場合の話」であり、玄米を原料とするライスミルクはむしろダイエットに効果的。

まず米の最も太ると言われる原因であるでんぷんが冷めることで「レジスタントスターチ」と言う非常に消化され難いでんぷんとなり吸収されにくいですし、「代謝のビタミン」と言われるビタミンB群が豊富。

また血糖値の上昇を緩やかにする「低GI食品」 であり、満腹感を持続させて食べ過ぎを防いだり、どうしても甘い物が食べたくなると言ったのを防いでくれる効果もあります

さらには食物繊維が豊富なため便秘を解消してくれたり、ビタミンEやカリウムが血行を促進してくれ基礎体温を上げてくれることもまたダイエット効果があると言える理由です。

美肌効果

ビタミンB群と豊富なミネラルにより皮膚や粘膜を健康に保つ力があり、代謝機能や基礎体温を上げる栄養素が多く新陳代謝も活発になるため美肌効果が期待できます。

その他にも豊富な食物繊維で腸内環境を整えたり、フィチン酸という成分が体の中の毒素と結合して排出されやすい特徴もあるので肌のツヤや血色も良くなりやすい効果もありますし、セレニウムというミネラルがもたらす白髪や抜け毛の防止効果も持っています

むくみ・冷え性の予防改善

血中の過剰な塩分を排出するカリウムをはじめ、デトックス効果の高い成分をライスミルクは多目にも含んでおり、血流を良くすることによりむくみ・冷え性の予防効果を発揮します

それ以外にも血流が良くなることで血管が詰まることを防ぐ効果もありますし、血圧の急上昇急下降を抑える効果もあります。

アンチエイジング効果

老化の原因とも言える「体の酸化」を防ぐ抗酸化作用で知られるビタミンEなどの成分が多めであり、代謝機能を高める栄養素も多く、人の見た目に大きく影響を与える肌や髪を健康に保つ成分も含まれているため、総合的にライスミルクはアンチエイジング効果があると言えます

以上のような栄養素を含み、このような効果・効能をもたらしてくれるライスミルクですが、そんなライスミルクが危険であると言われる面もあります。

何故そんなことが言われているのかを次はご紹介させていただきます。

ライスミルクが危険であると言われる理由

ライスミルクが危険であると言われる理由は大きく分けて2つあるのですが、そのうちの1つは市販のライスミルクを買って飲んでいる分には問題ありません。

何故かと言うとライスミルクが危険である理由の1つは玄米の取り扱いが適正でないと食中毒になりやすいと言うことだからです

そもそも玄米と言う物は白米に比べて精製されていない状態の物であり、栄養価が高い為に土壌に含まれている耐熱性の高い芽胞菌をはじめ、細菌が繁殖しやすい食べ物です。

その為高温多湿の場所で保管したり、買ってきてから空気に触れている時間が長い物を使ったりすると食中毒を起こす恐れが高く、ライスミルクは自宅で玄米と水で作ると危険であると言われます。

もちろん市販のライスミルクであれば、その辺の管理衛生上の問題は家庭で作るものに比べ格段に安心できるので気にする問題ではないのですが、牛乳や豆乳に比べると単価が高いので作りたいという人も少なくないでしょうから、せめて玄米の管理と作った後のライスミルクはあまり長期間保存せず直ぐに消費するようにだけは気をつけるようにして下さい。

もう1つのライスミルクが危険と言われる理由は玄米を原料としていることから起きやすくなる消化不良です

ライスミルクは生の非加熱製の玄米を使い作るのがスタンダードなので「ダイエット効果がある」とか「整腸作用がある」とも言われますが、それはつまり体内に取り込んだときに消化されない物が多いということでもあり、胃腸の弱い方やお子様、あるいは胃腸が弱っているタイミングでライスミルクを飲むと消化不良を起こすことが多いです。

これは流石に市販の物を買ったとしても改善されないポイントですから、しっかりと消化されにくいものであることを知った上で飲むようにすることをオススメします。

以上のような特徴がライスミルクにはあると知っていただけたら幸いです。

最後にオマケとしてライスミルクのダイエットと美容効果についての効果的な飲み方についてご紹介させていただきます。

ライスミルクの効果的な飲み方

ライスミルクに興味を持つ方のほとんどはダイエット・美容効果について興味を引かれた方だと思いますので最後にここではそんな方のためにダイエット・美容効果についての効果的な飲み方というのをご紹介します。

まず飲むタイミングとしては食事前や小腹が空いた時に飲むのがオススメ

ライスミルクは栄養価がかなり高く、それでいて空腹を紛らわせる効果もありますので食事の総量を減らしつつ栄養を補給することが出来ます。

 

 

その為食事前や小腹が空いた時に飲むとダイエット効果と美容効果が得られ易いです。

量としては特に1日の制限などはないのですが、「ライスミルクが危険であると言われる理由」の所でご紹介したように消化不良を起こしやすい飲み物なので、一度で大量に飲んだりすると消化器官の不調を起こし、健康を損なうことはもちろんかえってダイエットや美容に対しての悪影響を与える可能性があります。

なのでまずは上記でご紹介したタイミングの食事前や小腹が空いた時にコップ一杯を飲んでみて問題があれば一回で飲む量を減らしたり、全く問題ないしもっと飲みたいのならば、やや時間を空けて飲む回数を増やすのがオススメです。

それ以外のポイントとしてご紹介しておきたいこととしては、飲みにくい方は牛乳の変わりに飲み物や料理に使うのが一番抵抗がないと言うこと。

牛乳豆乳に比べれば味も臭いも殆どないのですが、ちょっと日本人には苦手な人もいる臭いがするのでそのままでは飲みにくいという人もいるかと思います。

そうした方は無理にライスミルクだけ飲もうとせず、コーヒーに入れたり料理に入れたり、スムージーの原料にするというのもアリです

非常に優れた栄養を持ち、意外と使い勝手も良いライスミルクですので、是非一度お試しください。

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