ざくろ酢とは何か?効果効能や副作用(デメリット)と基本的な飲み方!

ざくろ酢と言うものご存知ですか?

少し前に韓国で話題になり、それが日本にも広がって耳にするようになってきた健康に良い効果があるとか、妊活に効果があるとされる物なのですが、副作用があるとか、太るといった話も聞きますし、飲み方やいつ飲むのが効果的なのかと言った事もいくつか言われていたりします。

しかも結構そのざくろ酢についての内容が、紹介している記事や雑誌によってもバラバラだったりしまして、実際のところどうなのかがイマイチ良く分からない健康食品とも言えます。

そこで今回はそんなざくろ酢についての『ざくろ酢の効果的な飲み方とは?妊活効能と副作用について!』と言う記事を書かせていただきました。

ざくろ酢の効果やその副作用、妊活への影響や、本当にざくろ酢は太るのかどうか?どんな飲み方で、いつ飲むのが効果的なのかなどに興味はございませんか?

ざくろ酢とは何か?

まずはざくろ酢とはそもそも何かを説明させていただきます。

ざくろ酢とは韓国語では「紅酢(ホンチョ)」とも呼ばれている酢の中にザクロを入れたものに蜂蜜で甘味を加えたもの。

見た目は「紅酢(ホンチョ)」の名前の通り赤と言うかピンク色をした液体でして大体コレを割って飲むのが一般的な飲み方です。

市販のものはざくろの味や渋み、香りはあまりしませんし、一般的な果実酢よりもやや酸味があると言うところはありますが、蜂蜜による糖分で果実酢よりも飲みやすく感じる人は多いかもしれません。

ちなみに一部このざくろ酢をカプセルや錠剤にしたサプリメントなんかもありますが、こちらの方は純粋にざくろ酢だけというものは殆どなく、大概他の色々な成分も混ぜて配合してあるものばかりですので、それらについては個々夫々のサプリメントの説明を参照してください。

ではそんなざくろ酢には一体どんな効果と副作用があるのかを次はご紹介します。

ざくろ酢の効果・効能

まずざくろ酢には以下のような効果があります。

ざくろ酢の効果

  • 美白・美肌効果
  • むくみ解消効果
  • ダイエット効果
  • ホルモンバランスを整える効果

美白・美肌効果

ざくろに含まれる成分の一つ「エラグ酸」は美白効果があるとされ、化粧品の多くにも配合されている成分であり、他にもざくろの美肌効果が期待できるビタミンC、お酢に含まれるクエン酸には、活性酸素を取り込んで除去する働きがありますから肌年齢を若くするので美白・美肌効果がると言えます。

むくみ解消効果

ざくろには「カリウム」と言う体内の塩分濃度を調整する働きを持つ成分が含まれており、お酢のクエン酸も活性酸素を取り除いてくれ、ドロドロ血を解消してくれることでむくみ解消に効果を発揮してくれます。

ダイエット効果

ざくろに含まれるポリフェノールや酵素、お酢に含まれる酢酸は血流促進効果があり、代謝を良くすると言うことが出来るのでダイエット効果を発揮します。

ホルモンバランスを整える効果

ざくろ酢の一番注目して欲しい効果は実はこれ。ざくろには女性ホルモンの一種であるエストロゲンが多く含まれており、このエストロゲンが女性の体のリズムを作るために大きく影響するホルモンであり、生理周期を整えたり、卵胞の成長を促す作用があるため、妊活で重要となる生理不順や不妊に効果があると言われています。

またエストロゲンが減少していく年齢から動悸や欝傾向、排尿障害など更年期障害の症状が見られるようになるため、エストロゲンはこれらを解消するためにも効果があるとされていて、ざくろ酢にはこういった症状を和らげる効果があると言われています。

では副作用はないのかと言うと次のことが言えます。

ざくろ酢の副作用(デメリット)

  • 糖分が思ったよりも高く太る可能性がある
  • 便秘を起こす可能性がある
  • 一部アレルギーや下痢や嘔吐を起こす人もいる

まずこれらの副作用はあくまで例えば一日に何本も飲んでいるとか、そういう大量に摂取した場合に考えられる副作用であると言うことを先に知っておいてください。

太る可能性がある

蜂蜜を入れて飲みやすくしている関係上、ダイエット効果があるといっても代謝向上分以上に糖分を摂取すると太る可能性はありますし、そもそもお酢には食欲増進効果がありますから、運動を普段から殆どしない人にとっては返って太る原因になります。

便秘になる

ざくろの渋みの成分である「タンニン」に便を硬くしたり、海藻・野菜などの植物性食品に含まれている鉄分「非ヘム鉄」と結合すると体への他の成分の吸収作用も阻害する働きがあるので便秘になりやすくなると言えます。

一部アレルギーや下痢や嘔吐を起こす人もいる

決して数は多くありませんが、ざくろを大量に食べることで植物性のアレルギーをお持ちの方はアレルギー症状を起こす人もいらっしゃいますし、そうでなくても嘔吐感や腹痛に襲われての嘔吐や下痢を起こす人もいらっしゃいます。

以上のような副作用もありますから、体にざくろ酢が良いからと言って大量に摂取すれば良いとも言えないことは覚えておいてください。

ではそんなざくろ酢の飲み方やいつ飲んだらいいのかということを次はご説明させていただきます。

ざくろ酢の基本的な飲み方

最後にざくろ酢の飲み方について少しご紹介させていただきます。

ざくろ酢は最初の方で書いたように大体水で割るか、炭酸水で割って飲むのが基本的な飲み方です。

蜂蜜によって甘味がつけられていますので、ザクロ酢の基本的な飲み方は

ザクロ酢1:水(または炭酸水)3

の割合で割って飲むのが大体丁度良いと言われていますが、割る比率は別に飲みやすいお好みの割合で大丈夫ですし、そこまでざくろの味や香りが主張しているものも少ないので、水や炭酸水以外でも牛乳や豆乳、他のジュースなどで割って飲むと言う方もいます。

基本的にざくろやお酢に含まれている体に良い効果をもたらしてくれる栄養素は、特定の栄養素と一緒にとってはいけないものではありませんし、副作用もよほど大量に摂取しない限りは殆どないので飲み方自体はそんなに気をつけることもありませんし、ザクロ酢を飲むだけでなくヨーグルトにかけるソースにしたり、ドレッシングのベースに使ったりしても大丈夫です。

 

 

この飲み方に加えていつ飲んだらいいのかも解説させていただきますと、食事の前後や食事中がオススメ。

ざくろ酢と言うかお酢には食欲を増進させる効果がありますから食前に飲むと食事がより美味しくいただけますし、食事中にざくろ酢を飲むことは血糖値の急上昇を抑えてくれますし、食後に飲んでも胃酸の分泌を促す効果があるので食べ物の消化を助けてくれる効果があると言えます。

そうした働きを持っているために任活中の方を初めとする女性だけでなく、夏に夏バテしている人になども効果的なため、男性にもざくろ酢はオススメ。

ちょっと注意して欲しいのは、胃酸の分泌を助ける働きがあるため、あまりにも空腹の時に飲むと胃が荒れたりする恐れがあると言うこと。

基本的に割って飲むものですからよほど大量にざくろ酢を飲んだり、よほど胃酸が大量に出る体質の方でなければそこまで気にすることもないのですが、いつ飲むべきかで注意して欲しい唯一のポイントですのでこれもご紹介しておきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

逆引き検索