ゆず酢とは?効果効能が凄い!作り方のコツと保存方法や保存期間

ゆず酢を飲むのが健康に良いと聞いたことはありませんか?

ゆずもお酢も古くからそれぞれ健康に良い効果効能があるとされてきましたが、最近は「ゆず酢」なるものが登場し、これがリウマチなどにも効果があるとして注目を集めています。

しかしまだこのゆず酢はそこまで有名ではなく、作り方のコツである皮の絞り方や最適な保存方法、大体の保存期間などはあまり知られていません。

そこで今回はゆず酢についてのまとめである 『ゆず酢を飲む効能とは?リウマチに効果的な皮の絞り方や保存方法と保存期間!』 と言う記事を書かせていただきました。

健康に良い効果効能を持つゆず酢に興味はございませんか?

ゆず酢とは?

まずはゆず酢とは何かを簡単に説明させていただきますと、ゆず酢とは柚子をしぼった原液のことであり、柚子果汁の事です。

なので通常の「りんご酢」「ブルーベリー酢」などの果実酢と違い、熟成・発酵を行ったものではありませんから実際のところ「酢」ではありません。

熟成・発酵の過程を経ていないので普通のお酢とは少し違った味わいなのですが、爽やかな酸味がむしろ好まれることも多く、食酢として向いており「ゆず酢」と呼ばれているのです。

大まかな特徴としましては、ゆずの絞り汁そのままであるた為、ゆずそのものの栄養成分が余すことなく取れるということ。

後ほど詳しくご説明させていただきますが例えばゆずに含まれるビタミンC・フラノボイド・クエン酸などにより、疲労回復、肩こり、胃の正常化などの健康効果が期待出来ます。

もっと具体的な効果効能は次の【ゆず酢を飲む効能】をお読みください。

商品名として「ゆず酢」とついているものの中にも色々種類があるようで、醸造酢と合わせたものだったり、塩を入れたり入れなかったりしたものもあるようですが最も基本的な「ゆず酢」はあくまで「ゆずの果汁100%」のものです。

ゆず酢を飲む効果・効能

ゆず酢を飲む効果効能は結構色々あるのですが今回はその中でも特に嬉しい効果効能をご紹介させていただきます。

  • 血行促進作用
  • 疲労回復作用
  • 抗酸化作用

大体これらがゆず酢の中でも目立つ効果です。

血行促進作用

まず血行促進作用は血流を良くする「リモネン」と血管を広げる「ペスペリジン」を中心とした成分の効果によりもたらされます。
この血行促進作用は体を温める効果も副次的に発揮し、消化器官の機能正常化や免疫力の向上、冷え性や肩こり軽減にもつながります。

疲労回復作用

疲労回復作用ですがこちらは主に「クエン酸」などの有機酸類と、クエン酸やビタミン類と相乗効果で炎症性の痛みに作用する「ペクチン」が主にもたらす効果。

この回復作用と鎮静作用は結構強いものでして腰痛、ひざ痛、神経痛などの炎症性の痛みにも作用し、凄い所だとリウマチによる腫れや痛みをある程度緩和する効果もあります。

抗酸化作用

抗酸化作用をもたらす成分はかんきつ類の中でもゆずがダントツ多いビタミンCを初めとし、ビタミンA・D・フラボノイド・ペスペリジンなどゆず酢には多く含まれています。

ゆず酢を飲むことで体に起こる不調の根源とも言える酸化をこれらの成分が防いでくれ、アンチエイジング、脂肪が燃焼しやすい体への変化、免疫力の向上など様々な恩恵をもたらし、総合的に体を健康に保ってくれるのです。

こうした様々効果効能の中でも特にリウマチに対してゆず酢が効果があるとされていることは特に重要。

人の免疫の異常で起こるとされるリウマチは「自己免疫疾患」と呼ばれ、体質的にかかりやすい人が何らかの原因によって発症するということぐらいしか分かっておらず、治療も明確な予防法も不明とされているためにそれに効果があるゆず酢は実は凄いものなのです。

さて、以上で大体ゆず酢の効果効能も知ってもらえた所で、続いてそんなゆず酢の作り方について触れていきます。

ゆず酢の作り方とその作り方のコツ

ゆず酢は基本「ゆずの絞り汁」のことなのに、作り方なんてあるのか?と思う方も多いかと思いますが、実はゆずの成分をしっかりと摂取し、効果効能を発揮させるためのゆず酢を作るにはいくつかコツがあります。

そのコツは大きく分けると以下の通り

  • ゆずの選び方
  • 皮の絞り方
  • 味の調え方

ゆず酢を作るのに気をつけるべきは大体この三つでしてそれぞれを少し詳しく次は解説していきます。

ゆずの選び方

当たり前ですが未熟すぎるものや熟しすぎたものを使うよりも丁度良く熟したものが1番高い栄養を持ち、強い効果効能を発揮してくれます。

良いゆずの選び方のポイントは以下のもの

  • 皮が硬くて凸凹している
  • 色が均一についている
  • ヘタの部分を見て、切り口が新しく茶色くなっていないか

ゆずといえば香りばかりに気をとられると思いますが、香りよりここで挙げたものがより明確に鮮度と熟し具合を教えてくれる特徴であり、これらこそを気にしてみてください。

柚子の木には枝に鋭いトゲがたくさんあり、果実にも傷がつきやすいため、傷がある程度ついていても特に問題はありません。

皮の絞り方

良いゆずが選べたら次はいよいよ絞る作業です。

ゆず酢を絞る工程は以下の通り

  1. ゆずを半分に切る
  2. 皮を「下にして」絞る
  3. レモンなどを絞る時に使う「絞り器」があれば、更にそれを使って絞りきる
  4. ほんの少しだけ塩を加える

最大のポイントは皮の絞り方。

ゆずの成分は主に皮の方に多く含まれており、皮のからエキスを少しでも多く搾り出さないともったいないからです。

その為絞る時はレモンなどを絞るときとは反対に、皮の方を下にして絞るようにしてください。

ただし皮を絞ると苦味成分も多くゆず酢に入ります。その為どうしても酸味はともかく苦味は抑えたいという方は栄養素では見劣りしますが、皮を上にして絞るのも良いかもしれません。

最後の塩を加える工程ですが、実は別になくてもかまいません。

これはほんの少し塩を加えると味がまろやかに甘く感じるという理由でして、栄養成分的にはあまり関係ないからです。

加える際は全体の約1%~5%の間ぐらい、1リットルのゆず酢を作って10グラムから50グラムの塩を入れる比率ですから、入れるにしても「一つまみだけ入れる」ぐらいの気持ちで大丈夫です。

味の調え方

基本的にゆず酢はただのゆずの絞り汁であり、味をつけるものではありませんが、上記の【皮の絞り方】の所で触れたように、皮の絞り方一つでも結構味に違いが出ます。

その為まずご自分で作る際は少量作ってみて味見することをオススメします。

そうしないと酸味の強さはもちろんですが、それ以外の苦味や甘味、加える塩の味などをお好みに調整するのが後になればなるほど難しくなるからです、

その味見の段階で苦味が苦手だと思う方は皮を上にして絞り、甘味が強いと思う方はゆずの中身をある程度くりぬき別に絞って後で混ぜると良いです。

以上がゆず酢の作り方についてです。最後はそんなゆず酢の保存についてをご説明させていただきます。

ゆず酢の保存方法と保存期間

大体ゆず酢がどんなものか分かった、効果効能が凄いと分かった、作り方も分かった、ではそれの正しい保存方法や保存期間は?と言うことでここではゆず酢の保存方法と保存期間についてをご紹介させていただきます。

まずゆず酢の最適な保存方法で絶対に覚えておいてほしいのが冷蔵庫で保管すること

熱と光に弱い栄養素がゆず酢には多く、悪くなってはいないけれどもたいした栄養が残っておらず効果効能もあまりないでは残念すぎます。

熱対策は冷蔵庫に入れておけば大体解決ですが、万全を期すならばあまり透過性のない色つきの瓶や、陶器などの光を通さない容器で保存することが好ましいです。

もう一点は出来るだけ空気に触れないような入れ物に入れたほうが良いこと

ゆず酢は高い抗酸化作用を持っており、すぐ酸化してダメになってしまうということはあんまりありませんが、空気に触れていれば風味も味も栄養素も当然落ちます。

そのため出来れば密閉できる容器に入れるのがオススメです。

コレだけの保存方法を徹底しますと保存期間は約6ヶ月

もっと大量に作って保存しておきたいという方は、ポリ袋に入れ-20℃で冷凍保存すると1年ぐらい品質を落とさず保存することも出来ますので参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

逆引き検索