熟睡できない、睡眠時間は十分なのに朝起きられなく快眠できない、さらに昼食の後眠くなってしまう。
そんな睡眠トラブルを抱えている方は、放っておくと血糖値トラブルに発展してしまい、糖尿病(2型)のリスクが高くなってしまいます。
しかし、薬を使わず大さじ一杯のリンゴ酢で、睡眠が劇的に改善する効果があるのです。
およそ1500万人が快眠ができず寝汗や歯ぎしり、眠りが浅いなど睡眠障害に悩まされています。
しかし、疲れているから、睡眠時間が短いからなど快眠を諦めていませんか?
今回は、『寝る前のリンゴ酢の快眠効果!血糖値を上げないで睡眠障害や糖尿病を予防する方法』ということについて記事を書いていきます。
実際に筆者も試してみて、非常に睡眠の質が向上しましたので、現在睡眠で悩んでいる人は絶対に参考にして頂きたいです。
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寝る前のリンゴ酢の快眠効果
実際にリンゴ酢の快眠効果をある芸能人の女性がテレビ番組で検証していました。
彼女は、1日10時間寝てもスッキリ目覚められたという経験がほとんどないとのことです。携帯2台でアラームをしていて、5分とか10分ごとにアラームをかけているのになかなか起きられないということで、地方の仕事もすっぽかしてしまったこともあったとのことでした。
彼女は、体質なのかな?とかそういう人間だから仕方ないのかなと思っていたようです。
実際に彼女の就寝時をモニタリングしたところ、起床時間の朝7時になっても目覚める気配はありません。しかもアラームを止めてしまって二度寝が始まりました。
そして、しばらくしてようやく起床。
この睡眠状態を番組のデーターで計測してみると、睡眠中、急激に眠りのグラフが落ち込み、熟睡できていませんでした。
一般的には、低血圧や体内時計の乱れが睡眠障害の原因と言われていましたが、他にも大きな原因があったのです。
新宿溝口クリニックの院長の溝口徹先生によると、熟睡できない朝スッキリ起きられない原因はジェットコースターのように乱高下する血糖値にあるとのことです。
血糖値を上げないで睡眠障害や糖尿病を予防しよう
ジェットコースター血糖とは寝ている間に血糖値が急激に上がったり下がったりすることを言います。
そもそも血糖値とは血液に含まれる糖の濃度。通常どのように変動するかというと、食事をすると緩やかに上昇します。食後2、3時間を経て、糖は脳や筋肉など身体中のエネルギー源となり消費されます。
その後睡眠に入ると、そのまま低い値をキープします。
しかし、ジェットコースター血糖の場合、寝る前に食事をとると血糖値は急上昇します。睡眠中に血糖値が急激な上下を繰り返し、まるでジェットコースターのように激しい乱高下がおこるというのです。
ジェットコースター血糖チェックですが、以下の3つに1つでも当てはまる人はジェットコースター血糖の可能性があります。
- 寝ている時に歯ぎしりや歯をくいしばる
- 寝ている時にたくさん寝汗をかく
- 怖い夢を見る
寝ている時の歯ぎしりなどはアドレナリンがでてくると筋肉を緊張させて身体がこわばるためです。
寝汗もアドレナリンがでて緊張状態をつくっている状態です。
怖い夢を見るのも同じでアドレナリンが強くでていると夢にリアルさが増すとの事です。
寝る前の山盛りご飯や寝る前の甘い物、アルコールなどが寝ている間のジェットコースター血糖を引き起こしてしまうのです。
睡眠中、脳や体は休んでいるので、血液中の糖はほとんど消費されません。
その為、寝る前に糖をとりすぎてしまうと血糖値が急上昇し、体はインスリンを大量に分泌し血糖値の上昇を抑えようとします。
ところが血糖値は下がり過ぎてしまうと命の危険があるため、今度は興奮ホルモンであるアドレナリンを大量に分泌し、下がった血糖値を上げようとします。
この過剰の血糖値の上げ下げが睡眠中ずっとくりかえされてしまうのです。
通常なら必要のないインスリンとアドレナリンの大量分泌、体では寝ているのに全力疾走をしているような負担がかかっているといいます。
つまり寝ているのに疲労し続けてしまう、これが寝る前の糖のとりすぎが引き起こす、ジェットコースター血糖なのです。
しかもジェットコースター血糖が頻発すると睡眠障害だけではなく、糖尿病(2型)の危険性が高まります。
さらにそのまま続くことによって脳卒中や心筋梗塞で命にかかわる危険になってしまいます。
ジェットコースター血糖を予防して快適な睡眠を手にいれる驚きの予防法
それは薬を使わず大さじ一杯のリンゴ酢を飲むだけです。
食後2時間くらいから眠くなるとジェットコースター血糖になります。
なぜ眠っているわけではないのに日中も同じ現象がおこっているのでしょうか。
それはデスクワークなどでじっとしていると糖を消費しにくくなるのでインスリンが過剰に分泌されて寝ている時と同じような状態になります。
ですが、どうしても食べたいとか飲んでそのまま寝たいといけない時間帯もありますよね?そんな時にどうすればいいのかということですがここで登場するのがリンゴ酢です。
リンゴ酢ドリンクの簡単な作り方
ジェットコースター血糖の効果的な予防法は夕食前にリンゴ酢を飲むことです。
作り方は非常に簡単です。
【リンゴ酢ドリンクの作り方】
大さじ一杯のリンゴ酢に大さじ5杯の水を加えるだけです。
リンゴ酢ドリンク=大さじ一杯のリンゴ酢+水大さじ5杯(合計90ml)
モンドセレクション金賞受賞のリンゴ酢も発売されています。
なぜリンゴ酢が快眠や血糖値を上げないことに効果的なのでしょうか?
実は、胃の成分である酢酸は胃の動きが遅くなって糖の吸収がゆっくりになるので急激に血糖値が上昇するのを予防する役割があります。
消化を遅くし血糖値上昇をおこしにくくするという酢酸。アリゾナ州立大学の研究によるとリンゴ酢を飲んで7時間後の血糖値が4%低下したという結果がでたとのことです。
つまり夕食前にリンゴ酢を飲めば、寝ている間のジェットコースター血糖を抑える効果が期待できるのです。
リンゴ酢は酢酸の量がかわらないのに、穀物酢と比べて飲みやすいのが特徴です。
とはいえ、酢酸は刺激が強いので原液のまま飲むと胃を痛めてしまう可能性もあります。ですので水や炭酸水に薄めて飲むことをおすすめします。
番組でも、リンゴ酢を飲んで睡眠トラブルを改善できるのか検証していました。
睡眠で悩み続けていて、朝起きられないのは体質だと諦めてしまっている20代女性、夕食の時間が不規則な50代女性、炭水化物が大好きな30代女性、夕食は盛りだくさんのさんの50代女性。
これらの4名の普段睡眠に悩んでいる女性達がモニターとして実験をしました。
検証ルールは、夕食前に水で薄めたリンゴ酢を飲むそれ以外は普段通りの食生活を送るというルールです。
夕食前のリンゴ酢で朝スッキリ起きられるのか検証
番組で20代女性は、午後5時に夕食前にリンゴ酢を飲み、ほうれん草のおひたし、煮物、いなり寿司2個を夕食に食べました。
夕食から6時間後(深夜0時ごろ)、眠りについておよそ5時間半後、二度寝せず起床することができていました。
自分でもびっくりするくらいスッキリとおきれたとのことです。
検証後の睡眠の深さを測定したグラフでも、深い睡眠が途切れることなく続いていました。
リンゴ酢を飲む前の睡眠グラフとは雲泥の差です。
その他のみなさんも全員深い睡眠がとぎれることなく続いていました。
最後に
また、筆者も実際にこの番組をみてから、すぐにリンゴ酢を買いに行きまして実践していますが、本当に効果は絶大でした。
今までしっかり寝ても常に寝足りない感じがあったのですが、リンゴ酢ドリンクを夕食前に飲むようになってからはあまり夢も見なくなりましたし、日中に眠たくなる事がなくなりました。
ジェットコースター血糖の改善の効果として、リンゴ酢は非常に効果的ですので是非参考にしてみてくださいね。