調味料のアミノ酸は危険なの?中国の調味料の危険性について徹底解説

中国の調味料は危険であると聞いたことはありませんか?

それと言うのも科学調味料に使われているとあるアミノ酸、グルタミン酸ナトリウム「MSG」が1960年代より諸外国では毒性や有害性を指摘する学術論文が多い事に端を発しています。

その為実は中国の調味料でなくてもMSGが使われている調味料は危険性があるといえるのですが、中華料理には特に多くこの化学調味料が使われている現状があるため、中国の調味料の危険性が特に注目されていると言うわけです。

そこで今回はそんな『中国の調味料の危険な理由、その原因であるアミノ酸、MSGがどんなものなのか』と言うことについてをご紹介します。

意味もなく、中国の調味料を避けていたとしてもこのMSGの摂取が抑えられていなければ全く意味がない事ご存知ですか?

中国の調味料の危険な理由

まずは中国の調味料の危険性が声高に叫ばれている理由をご紹介しましょう。

そもそも危険なのはMSGと言うものであり、中国の調味料かどうか関係なくこれが使ってあったらどこの調味料であろうと危険です。

しかもこれ何に一番含まれているかと言うと実は「味の素」です。

その含有率は驚きの97.5%であり、殆ど全部がMSG。

表記上このMSGは「調味料(アミノ酸)」「調味料(アミノ酸等)」と表示されているので、健康被害がありそうだと思う日本人は少ないのですが実は中国の調味料でなくてもこれを大量に使う人なら全く危険を避けれていません。

ではなぜ中国の調味料が危険と言われているのかと言うと次の通り。

中国の調味料が危険といわれる理由

  • MSGはアジア料理には欠かせないうまみ成分であるためその代表である中国のイメージが強い
  • 中華料理は特に大量に使うので中華料理を食べつづけるとなりやすいということで、中毒症状が中華料理店症候群(CRS)と名付けられた
  • 中国の料理の持つ他の健康被害への影響と一緒に良くないイメージが広まった

こうした要因から「中国の調味料は危険だ!」といわれるようになったという訳なのです。

中国の調味料に多く含まれるといわれるアミノ酸MSGとはなんなのか?

続いて中国の調味料が健康被害を起こす理由であるとされているMSGとはそもそもどんなものなのかという事をご説明いたします。

簡単に言うとこのアミノ酸は昆布や煮干しなどの天然のうまみの成分であるグルタミン酸を人工的に生成し、ナトリウムと結合させたものです。

より詳細な特徴は以下の通り

MSGの特徴

  • 甘いしょっぱいと言う味は殆どない
  • 興奮性神経伝達物質であり、脳に影響がある
  • 多量に摂取すると、急性的に頭痛・手足の痺れ・倦怠感・呼吸困難などを引き起す

こうしてみるとなんだかとても危険な物質のようにも思えますが、実際にこんなものを私たちは微量ではあっても食事のたびに体の中に取り込んでいるのが現状です。

危険なMSGが与える胎児への影響

危険と言われる理由であるこのアミノ酸が胎児に多くの影響を与えるのかという事についてご説明します。

そもそも私たちのカラダの60%は水分で、20%はアミノ酸からできていますので実は人体にアミノ酸を直接大量に摂取するというのは大きな影響を与えることになるのです。

また厄介なのは、妊婦さんがこれを摂取するとこのアミノ酸は大変分子が小さい為に簡単に胎盤を通りぬけ胎児へと「アミノ酸」として共有されてしまうのです。

特に母体の肝臓などのろ過装置の役目をする臓器が弱っている時は注意が必要で、成長ホルモンや生殖機能、甲状腺に障害が生じる原因になると言われています。

中国の調味料の危険性についてのまとめ

中国の調味料の危険性についてのまとめ

  • 中国の調味料に限らずアミノ酸の一種アミノ酸MSGが危険
  • このアミノ酸は中国料理でもっと多く使われる
  • このアミノ酸は大人は勿論、胎児にはより深刻な影響を与える

以上の事を踏まえて可能な限りこのアミノ酸が含まれているような「調味料(アミノ酸)」「調味料(アミノ酸等)」と書かれているものは食べないようにした方が危険は少ないと言えるのです。

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