手づくりの昆布だしは何日くらい日持ちする?昆布の賞味期限は?保存方法と昆布出汁の取り方

家事に、育児に、仕事に、友達のお付き合いに…と、忙しい日々の中での、毎日のお料理は、ついつい簡単・便利で、時短にもなる化学調味料のだしを使ってしまいがちです。

だしを取るのは、そんなに難しくはないのですが、漬けておく時間が必要だったりして、時間がかかります。

けれど、だしは作り置きができます!

そこで、気になる『手づくりの昆布だしは何日くらい持つのか?』ということ、『昆布の賞味期限』について、お伝えしていきます。

手づくりの昆布だしは、何日持つ?

手づくりの昆布だしは、冷蔵保存だけでなく、冷凍保存もできます。

冷蔵保存する場合は、昆布だしを作り、よく冷ましてから、冷蔵庫で保存します。

保存期間は2日程度で、それを過ぎると、だんだんと白濁してきます。

冷蔵保存は、昆布だしを作りすぎた時だけでなく、前夜に作っておけば、朝のお味噌汁作りに役立ちます。

冷凍保存は、冷蔵保存より長く保存できます。

冷凍保存しておくと、3週間程度の保存が可能ですが、時間が経ってくると、冷凍庫内のにおいを吸ってしまい、風味が損なわれるので、早く使い切る方が良いでしょう。

冷凍保存するときには、計量して、小分けにしておくと、使うときにとても便利です。

昆布出しは、製氷皿やタッパー、ジッパー付きの袋に入れて、冷凍します。製氷皿で作った場合は、凍ったらジッパー付きの袋などに入れ替えておきましょう。

昆布の賞味期限は?

乾燥した昆布は、賞味期限が過ぎていても使えます。

賞味期限の表示は、法律で定められているため表示されていますが、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。

全体に白っぽくなっているのは、『マンニット』という昆布の栄養成分なので、使うときにふき取りすぎないようにしましょう。

ただし、保存状態が良くなく、昆布に水分が付くと、カビが発生することがあります。どちらも白いので、マンニットなのか、カビなのか、判断が難しいかもしれません。

見分けるには、においを嗅ぐと、カビの場合はカビ臭いので、すぐにわかります。

昆布の保存方法

昆布は、使いやすい大きさにカットして、ガラス瓶やプラスチック容器、ジッパー付の袋など、密閉できるものに入れて、保存します。

ただし、昆布はにおいを吸収しますので、プラスチック容器を使う場合は、他の食品などのにおいが付いてないか、注意が必要です。

また、金属製の容器の場合は、長期間保存すると、昆布の塩分によって金属が錆びてくることがありますし、その錆のにおいが昆布に移るかもしれないので、使わないほうが良いでしょう。

きちんと適切に保存しておくと、2年は持ちますし、新昆布なら1年寝かせたほうが熟成して、まろやかな味になり、だしも良く出ますよ。

昆布だしの取り方

煮出し

昆布の表面を、きれいな乾いた布でさっと拭いたら、鍋に水と昆布を入れて、30分~1時間ほど漬けてから、火にかけます。

昆布は、沸騰直前に取り出します。沸騰直前とは、鍋の底から、小さな気泡がふつふつとし始めるころです。

分量の目安は、500mlの水に、昆布は5gです。5㎝角の昆布は、約2gです。

水出し

お湯の時と同じように、昆布の表面をさっと拭いたら、ピッチャーなどに水と昆布を入れて、一晩(8~10時間程度)置いておきます。

常温でも大丈夫ですが、夏の暑い時期には、冷蔵庫に入れておく方が良いでしょう。

分量の目安は、500mlの水に、昆布は10gと、お湯の時の2倍です。

まとめ

最近は、無添加だしも出ていますが、ひと手間かけて、手づくりの昆布だしで料理をすると、味が全然違います。

水出しなら2~3日おきに作り替えるといいですし、冷凍保存なら、1週間分まとめて昆布だしを作ってくと、便利です。

使う分だけ出して、一晩冷蔵庫に入れておくと、溶けて液体になっているので、すぐに使えますよ。

豊かな暮らしは、豊かな食生活からですね!

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