離乳食の昆布だしの取り方!レシピや保存方法を徹底解説

初めて離乳食を作るとき、何を準備したらいいのか、どんなものを作ればいいのか本当に悩みます。

離乳食の本を買ってはみたものの、その冒頭には「離乳食の初期は調味料が使えません。はじめの味付けは昆布だしのみで。」などと書かれています。

大人の料理では、市販の便利なだしがたくさんあるので、昆布だしからていねいに取るという経験はないという方もいるのではないでしょうか?

昆布だしってどうやって取るの?レシピは?保存方法はどうすればいいの?と疑問は沸くばかり。

我が子に初めて食べさせる離乳食。

私も、安心でおいしいものをつくれるならば、昆布だしも取ってみようかな?と離乳食づくりをきっかけに一念発起した一人です。

今回は離乳食に大切な昆布だしの取り方や、昆布だしを活用したレシピ、そして肝心な保存方法を調べていきたいと思います。

離乳食で使う昆布だしの取り方

昆布だしの基本的な取り方をご紹介します。

昆布10センチ、水2カップを準備します。

まずは鍋に分量の水、ぬれぶきんでさっと汚れをふいた昆布をいれ15~20分ほど水にそのままひたします。

時間が経過したら中火にかけ煮立つ直前に昆布を取り出します。

これで昆布だしの出来上がりです。

次にもっと簡単に昆布だしをとることができる水出しの方法をご紹介します。

容器に昆布を入れ、水をたっぷり注いで冷蔵庫へ。

一晩おくだけでうまみがでます。

意外と簡単にだしが取れますよね。

ぜひ挑戦してみてください。

昆布だしを使った離乳食レシピ

昆布だしをとったら、具体的にどのように使ったらよいのでしょうか?

レシピをご紹介します。

先ほどご紹介した基本的なだしの取り方とはすこし違いますが、いろいろな方法があるようです。

離乳食用だし昆布7本 水400㏄ キャベツの葉やわらかい部分3枚 人参7㎜厚さの輪切り4コ ミニトマト4コ 玉ねぎ1/4コ じゃがいも5㎜厚さの半月切り4枚

  1. 昆布を水に浸します。(3時間)※すぐに作りたいときは、水を沸騰させて、(必ず火を止めてから)10分浸します。
  2. 野菜は洗い、皮があるものは皮をむき、それぞれ適当な大きさに刻む。(ミニトマトは皮つきのままでOK!)
  3. 水に浸しておいた昆布を取り出します。
  4. 昆布を取り出したら、野菜を入れ火にかけます。沸騰したら弱火にして20分煮て完成
  5. 取り出した野菜をそれぞれ月齢に合わせて刻んでフリージングします。もちろんスープもフリージング。

今回は、基本的な部分のレシピだけ掲載させて頂きました。

この他にも離乳食の月齢別にレシピも掲載してくださっていますし、残った昆布を無駄にしないようなレシピも公開されているので、とても参考になります。

ぜひ、検索して試してみてください。

昆布だしの保存方法

昆布だしは冷蔵保存で3日。

冷凍保存で1週間保存可能です。

冷凍保存の場合は製氷機に入れて、冷凍し固まったらフリージング専用の袋に移し替えて保存すると使いたい分だけ解凍出来るのでとても便利です。

手作りの昆布だしがおすすめの訳

なぜ、手作りの昆布だしが良いのでしょうか?

便利な市販のだしには化学調味料が含まれますし、塩分も多く含まれます。

赤ちゃんの臓器は未完成なので、負担になってしまう可能性があります。

離乳食づくりを機会にぜひ、だしを取ることに挑戦してみてください。

少し手間がかかりますが、添加物の心配がなくなります。

また、昆布だしにはグルタミン酸が多く含まれます。

グルタミン酸はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の一種です。

実は母乳にも多く含まれています。

赤ちゃんとって初めて出会ううまみ成分です。

赤ちゃんはうまみ成分を識別できるという報告もあるそうです。

離乳食を作る際に昆布だしでうまみをプラスしてあげましょう。

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