今年の夏は暑そうですね。梅雨の時期ももうすぐ終わり、だんだん夏気候になってきました。
今回ご紹介するのは「みょうが」です。夏バテ予防に!薬味以外にも食べて欲しい!栄養がみょうがにはたっぷり含まれているのですよ。
そして最も旬の時期が具体的にはいつなのか?気になりますよね。
そこで、『みょうがの栄養、そして旬の時期はいつなのか?』に注目をしてご説明させていただきたいと思います。
みょうがの旬の時期はいつ?
みょうがは、ショウガ科みょうが属の多年草です。みょうがの歴史は古く、3世記に書かれた「魏志倭人伝」にも記載されているほど。
しかし、食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べられない野菜の1つなんだそうです。
みょうがは地下に地下茎を伸ばして広がります。地表に伸びている葉が付いた茎のようなものは、茎ではなく偽茎というものです。
そして、赤い芽のようなものが食べられている「みょうが」でこれは、花のつぼみに似ていることから、みょうがのことを「花みょうが」と呼んだりもします。
他にも、同じみょうがでも若い茎を軟白栽培した「みょうがたけ」というものもあります。
みょうがの美味しい時期、旬は6~10月頃。夏から秋にかけての時期です。夏に採れるものは「夏みょうが」といわれ、秋に採れるものは「秋みょうが」と言われています。
比べると、秋みょうがのほうがふっくらしていて大きいのが特徴のようです。
そして、みょうがたけの旬は3~5月ごろです。
良いみょうがの見極め方とは?保存方法もチェック!
スーパーなどで野菜などを買うとき、やはり良いものを購入したいですよね。良いみょうがの見極め方には何点かあるのでご紹介します。
- 色のツヤがよい
- ずんぐりとした丸みがある
- 身がしまっている
- つぼみが見えない
- (これは切ってみて)中身がよく詰まっている
●保存方法
湿らせたキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。
保存期間の目安は10日ほど。他にも、丸のまま冷凍保存も可能です。
みょうがにはどんな栄養があるの?
みょうがのさわやかな独特の香り成分は、「aビネン」という成分です。aビネンは食欲を増し、消化を助ける効果や、更には眠気を覚ます効果もあります。
また、熱冷ましの効果もあるので、温暖化が進む過酷な日本の夏にはうってつけですね!
かつおのたたきの薬味や、刻んで削り節と醤油をかける、味噌汁の具にする、甘酢漬けにする、など手軽に一品もできるのも魅力の1つだと思います。
そして、ここで他の野菜や食材との食べ合わせで更なる効果が期待できるものがあるのでご紹介いたします。
aビネンが身体を温める
aビネンには、リラックス効果とともに、発汗を促進し、血液循環を調整する働きもあります。なお、aビネンは揮発性なので、生食のほうが薬効が高いので、薬味などで食べることが一番効果的のようです。
ほかの食材との食べ合わせ効果
- みょうが+大和芋
- みょうが+わかめ
- みょうが+うなぎ
- みょうが+きゅうり
【みょうが+大和芋】
食欲増進・老化防止・がん予防
他にも みょうが+しそ・キャベツ・ねぎ
【みょうが+わかめ】
高血圧・心臓病予防・健脳効果
他にも みょうが+サバ・イワシ・豆腐
【みょうが+うなぎ】
疲労回復・がん予防・スタミナ強化
他にも みょうが+牡蠣・にんにく・たまねぎ
【みょうが+きゅうり】
利尿作用・腎臓病予防
他にも みょうが+セロリ・牡蠣・とうがん
みょうがは様々な健康効果があることがわかりますね!とても身体に良い野菜なのですね。
これからの時期、みょうがの美味しい旬の時期になるので、たくさん食べたいですね。身体の中から、しっかり夏バテ予防をしていきましょう!