紅しょうがの賞味期限や保存方法は?開封後どのくらい日持ちする?

お好み焼き、たこやき、やきそば、焼きうどんなどの付け合せに最適な「紅しょうが」

料理の彩りや、あしらい、そして口直しにもなり、あると何かと便利ですよね。

でもその紅しょうがは賞味期限はどのくらいなのでしょうか?

紅しょうがは漬け物なので、賞味期限は長いようなイメージですがどうなのでしょう?

そして開封後はどのような保存方法が最も良いのか?

賞味期限、そして保存方法について詳しくご説明させていただきます。

紅しょうがとは?

紅しょうがとは塊状の根生姜を塩で下漬けしたあと、梅酢(梅干を漬けたあとに残る漬け汁)で数日間漬け込み取り出して細切りにして作られています。

赤紫蘇を用いた梅酢は、濃い紫色に染まり、紫蘇を用いていない梅酢でも、生姜の中にアントシアン系色素が含まれているため、淡い薄紅色に染まります。

工業的に製造する場合は、赤系の食用色素を混ぜた梅酢を用いた調味液で、予め細切りにしておいた生姜を漬け込む製法が多いようです。

お好み焼き、たこやき、やきそば、焼きうどん、博多ラーメン、沖縄そば、牛丼、チャーハンなど様々なものとよく合います。

やきそばは、千切り紅しょうが、お好み焼き、たこやきは、みじん切り紅しょうが、寿司は平切り紅しょうが(ガリ)など種類もいろいろあるようです。

紅しょうがの賞味期限、そして消費期限

賞味期限とは、開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存をしたとき、美味しく食べられる期限のことをいいます。

主に長期間衛生的に保存できる加工食に用いられます。

賞味期限は、法的に必要なものなのでつけているだけのことで、「期限切れ=体に害」ではないということです。

紅しょうがの賞味期限は、未開封のもので「90~240日間」と種類により異なります。

生姜には殺菌効果があり、紅しょうがは漬け物なので腐りにくいとされています。

そもそも賞味期限は、予めゆとりをもって設定されているので、たいだい1.1~1.2倍の期間までは大丈夫とされています。

賞味期限が切れてしまった場合、見た目(色の変化、カビ等生えていないか)、臭い(酸っぱい臭い、ツンとする臭いがしないか)、味(少し舐めてみて異常な酸味や苦味がないか)をチェックして総合的に判断しましょう。

特に問題がない場合でも、気になる際には加熱をして食べましょう。

また、賞味期限とは違い消費期限と表記されているものは注意が必要です。

消費期限とは、開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存した時に、食べても安全な期限のことをいいます。

消費期限は過ぎたら食べないほうが良いでしょう。

保存方法は?開封後はどのくらい日持ちする?

未開封で90~240日間持つのに対し、開封後はタッパーなどに開けるなど「冷蔵保存で1週間」です。

本来、保存食は浸透圧を50気圧以上でないとならないのですが、このような高圧にすると「塩辛くなったり、甘くなったり、酒そのものになったり、食べられない」状態になってしまいます。

これを避けるために、規定の浸透圧までは上げていないのです。

冷蔵保存より長期間保存をするには、小分けにして「冷凍保存」をする方法があります。

保存可能期間は、「1ヶ月」です。

解凍後は品質が落ちるため、再冷凍はオススメしません。

早く冷凍させるために、薄く平たく小分けに同じくらい量を冷凍することで、収納も上手にでき、調理する際にも熱が均等に入ります。

いかがでしたでしょうか?

食材は鮮度が大切なので、期限があるのです。

「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解して、食品の無駄を無くしましょう。

一方、保存状態が適切でない場合は、期限内でも品質が低下して腐敗する可能性もあるので、保存方法は正しく守りましょう。

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