お料理におしゃれなアクセントを添えてくれるバルサミコ酢ですが、あまり多く使う機会もなく時間がたってしまって、賞味期限切れが気になる方もいるのではないでしょうか。
バルサミコ酢は普通のお酢よりは値が張りますし、捨ててしまうのはもったいないので、適切な保存方法でしっかりと使い切りたいところですよね。
それに、バルサミコ酢は意外と普段のお料理にも使うことができ、その独特の風味でいつもとは少し違った味にしてくれるのです。
今回は、バルサミコ酢とはどんなものなのか、バルサミコ酢の賞味期限はどのくらいなのか、どんな保存方法が一番よいのか、そして、バルサミコ酢のおいしい食べ方などをご紹介していきます。
バルサミコ酢とは?
バルサミコ酢とは、ぶどうを原料にしてつくられるイタリアの果実酢です。
長く熟成して作られ、香りが特徴的な調味料です。
味は甘酸っぱく、黒い色をしており、隠し味的な使い方をされることが多いです。
バルサミコ酢は、血液をさらさらにするなどの健康への効果のほかに、美肌にも効果があるとされています。
実は、一般的にスーパーなどで売っているバルサミコ酢は添加物を加えてあるもので、純粋なバルサミコ酢ではないのです。
そのために安価なのですが、安価とはいっても、普通のお酢よりは値が張るものですよね。
そして、こういった市販品の味には、純粋な高級バルサミコ酢とはまた違ったよさがあるようです。
煮詰めることでコクが増すのだそうですよ。
純粋なバルサミコ酢はとても高価なものなので、高級なレストランなどで使われます。
一般家庭ではそうそう使えるものではないようなお値段がします。
また、高級なバルサミコ酢の中にもグレードがあり、高価なものは本当に高価です。
100年間熟成したものもあるのだそうですよ。
バルサミコ酢の賞味期限と保存方法
バルサミコ酢は、賞味期限が書いてあるものもありますよね。
切れると使えなくなってしまうのでは?と思うかもしれませんが、実はバルサミコ酢には賞味期限がなく、賞味期限が切れてかなり経っても食べることができるのです。
もっとも、これは色や味がおかしくなければ、という場合の話ですので、その辺りは注意するようにしましょう。
バルサミコ酢の保存方法については、味が落ちてしまうことがあるので、開封後は冷蔵庫で保存しておくことがおすすめです。
バルサミコ酢のおいしい食べかた
バルサミコ酢を使ってドレッシングをつくることは定番かもしれませんが、オリーブオイルやお醤油、ポン酢など、混ぜるもによってさまざまな印象の味になります。
和食、中華、洋食、イタリアンなど、幅広いお料理に使うことができるのです。
バルサミコ酢を使ってお料理のソースを作ったり、炒め物などに加えて使うこともできます。
バルサミコ酢はお料理に独特のコクや風味を出してくれますので、普段のメニューをいつもと違う印象にすることができることでしょう。
ちなみに、オリーブオイルに混ぜ、パンにつけて食べるととてもおいしいのだそうですが、これはかなり高価なバルサミコ酢でやることのようです。
また、バルサミコ酢は甘みがあるので、デザートにも使われるのです。
お酢をデザートにかけるなんて斬新な気もしますが、ぶどうが原料なのだと考えると納得です。
あんみつなどの和風のデザートにも、洋風のデザートにも使うことができます。
アイスクリームや果物にかけると、いつもとは違ったおしゃれな味を楽しむことができますよ。
アイスクリームにかけることも定番で、大人な雰囲気の味になります。
果物の中ではいちごととても相性がいいといわれているので、バルサミコ酢をもっている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。