海外での生活で何といっても恋しくなるのが日本食ではないでしょうか。長い海外生活ではいつも日本食レストランに行くわけにもいかないですし、家庭的な日本食が食べたくなるので自宅で自分で作りたいですよね?
その中でもみりんは、味を調える効果があり料理酒のように素材にコクを与える役割もありますが、主に和食で照りをつけるために最後に使用するのが一般的な欠かせない調味料のひとつです。
煮物や照り焼きを美味しく作るためにも、ぜひ使いたいですね。
また、みりんは調味料の中で一番消費が早くてコスト的に高い調味料ともいわれています。
そんなみりんが海外ではさらに高価だったり、まったく手に入らない国もあると思いますが大丈夫。身近な材料で代用できますよ。
海外でのみりんを使用したお料理をあきらめていた人も必見です。
みりんの代用レシピ その1
【分量】・料理酒(日本酒) 大さじ1 ・砂糖 小さじ1
これだけです。鍋に入れてお砂糖をとかしてください。お砂糖は白砂糖はもちろんのこと、きび砂糖などを使用すると優しいお味になります。
砂糖のかわりにはちみつを使用するとカロリーを抑えることが出来ますね。
焼酎などもお酒ですので使用していただいて大丈夫ですが、甘みが少ないので砂糖の量で調節してください。
日本酒がない場合は白ワインが活躍します。
【分量】・白ワイン 大さじ1 ・砂糖 小さじ1/2~1
海外では日本酒よりも白ワインの方が手軽に入手できて、価格も安いですね。
白ワインにはぶどうの糖質が含まれていますので、砂糖の量を調節してください。ワインはできれば酸味が少なく自然な甘みのあるタイプを選びましょう。
ワインの種類によってはとても甘みの強いものもありますので注意して味を見ながら作ってください。好みに合ったみりんの代用品が出来ると良いですね。
こちらも少し煮つめて使います。
みりんの代用レシピ その2
【分量】白ワイン100ml はちみつ大さじ2 混ぜるだけ!
(しかし子供が食べるお料理に入れる時には煮詰めてアルコール分をとばして使用しましょう)
はちみつだけでもみりんの代用になるという人も多いです。白ワインのアルコール分が入ることによって、よりみりんっぽくなるようです。
みりんの代用レシピ 番外編
【分量】コーラ編
煮汁 100cc コーラ 100cc
みりんのかわりにコーラを代用したレシピというとお肉やおさかなを柔らかく煮たものを思い浮かべる方が多いと思いますが、
焼きのり・水・コーラ・醤油・砂糖の組み合わせでなんと海苔の佃煮も作れてしまいます!
【分量】リンゴジュース編
みりん大さじ1に対して
・りんごジュース(できれば100%果汁のもの) 大さじ2
・酒 大さじ1
りんごジュースで作った場合は痛みやすいため、使う分だけを作るようにして、作り置きは控えましょう。りんごジュースにお醤油を合わせたものも使いやすいです。
まとめ
いかがでしたか?身近な材料でみりんを代用することが出来ることがおわかりいただけたでしょうか?
海外のお店では、料理酒などはなかなかおいているところが少なかったり、日本酒を使おうにも銘柄的にとても料理に使用してしまうのはもったいないような銘柄しかおいてなかったりします。
その場合は白ワインが割と手頃な価格で手に入る身近なお酒ですので使ってみましょう。作った代用みりんは、卓上用の醤油やドレッシングのビンを取っておいて保管すると使いやすくて便利でしょう。
また、番外編でのコーラは海外ではとても身近な飲み物ですよね?煮物料理だけではなく海苔の佃煮もとてもご飯に合うため、海外での食卓にあると嬉しいお料理ですよね。代用して作れる調味料を知っているといざ、「みりんがない!」ということだけで作るのをあきらめてしまう必要がなくなります。
海外での日本食ライフは身近な材料で代用して賢く楽しんでみませんか?