発酵食品でよく知られているのは味噌やヨーグルトですが、最近では塩麹も調味料としてその美味しさと、使いやすさで定番化していますね。塩麹は発酵食品として健康に良いだけでなく、料理の下ごしらえで上手に使うと時短ができ、さらにコクやうまみがUPするので家族の人気レシピにランク入りする優れた調味料なのです。
塩麹は肉、魚、野菜どの食材とも相性のよく使える万能調味料ですが、今回は食べごたえがあって、メインのおかずとなる『豚肉を使った人気レシピ』をご紹介したいと思います。特に疲れた時疲労回復のために、ビタミンB1を豊富に含んだ豚肉を美味しく簡単に食べるどんな方法があるのでしょうか?
また、塩麹の保管方法や期間も気になるところではないでしょうか?自宅で塩麹を作った時や、塩麹で漬け込んだお肉などの保存期間の目安などもまとめてみました。
塩麹と豚肉の人気レシピ5!
【塩麹でさっぱり生姜焼き】
豚肉の簡単王道レシピといえば生姜焼きですが、醤油とみりんの代わりに塩麹を使うだけでさっぱり味の生姜焼きが出来ちゃいます。
仕上げに青じその千切りを乗せると、さらにさっぱりいただけます。
【塩麹の柔らか味噌豚】
前日に漬け込んでおけば、弱火で焼くだけの簡単料理!
豚カツ用豚肉4枚
味噌大さじ2。塩麹、みりん、酒大さじ1。砂糖、はちみつ大さじ1/2。
材料を大きめの保存袋に入れて揉み込み、一日冷蔵庫に置けばOK!
焼くときは焦げ付き防止のため、クッキングシートを敷いき、ふたをして弱火でじっくり焼きましょう。
【塩麹の豚バラグリル焼き】
ジュワーっと広がる肉汁がたまらない!こんなに美味しいのに、混ぜて焼くだけ!
豚バラブロック300g、塩麹大さじ1。
肉を一口大の大きさに切って塩麹を揉み込むだけ。7~8時間はしっかり冷蔵庫で寝かせましょう。
焼く前に肉の断面を叩いて広げ、魚焼きグリルで中火で10分程度焼くだけ。余分な脂は下に落ち香ばしさがたまりません。
焦げやすいので注意して様子を見、途中でアルミホイルをかぶせましょう。
お好みで岩塩やブラックペッパーと一緒に!
【塩麹と豚のキャベツ蒸し】
油を使わずヘルシーな人気レシピ!
豚肉100gに対してし塩麹大さじ1を目安に、肉全体につけ半日程度冷蔵庫で寝かします。
使う野菜はもやし1/2袋、キャベツ1/3。
使う鍋は土鍋など、厚手の鍋がおすすめです。
鍋底にキャベツのざく切り、豚肉、キャベツ、と重ねて最後にもやしを散らします。
酒を大さじ2、回しかけ蓋をして中火で5分、弱火で5分。豚肉に火が通ったら完成です。
素材のうまみがしっかり閉じ込められて美味しいです!
【塩麹と豚こまの柔らかから揚げ】
冷めても美味しい、お弁当にも大活躍のから揚げが豚こまで出来ちゃう!
豚こま300gに塩麹大さじ1、酒大さじ1を混ぜ合わせ30分冷蔵庫で寝かせます。
醤油大さじ1、卵1個、片栗粉大さじ1と1/2、小麦粉大さじ1と1/2,ニンニクすりおろし小さじ1。これらの調味料全部を、寝かせた豚こまと混ぜます。
170度の油で一口大に丸めたお肉を揚げます。
気になる!塩麹の保管方法と美味しく食べられる期間は?
市販の物も、自家製の塩麹も適した保存場所は冷蔵庫。なぜなら、室温だと季節によってはそのまま発酵が進み風味が変化してしまうからです。それで、冷蔵庫で保管するとしても、美味しく食べられる期間は半年と言われています。
また、塩麹に漬け込んだ肉や魚は冷蔵庫で1週間程度は保存できます。それで、特売で買い過ぎた食材を塩麹で漬け込むだけで美味しく日持ちさせることが出来るので、アレンジも広がります。
まとめ
塩麹の人気レシピはどれも基本は、食材を塩麹と混ぜて放置、食べるときに焼くだけという簡単なものばかり。そして、放置している間にお肉が驚くほど柔らかくなり旨みがUPしているからすごい!
豚肉のビタミンB1を効率よく吸収するためには、クエン酸の含まれるものと一緒に食べるのが効果的。そこで、梅ぼしを加えたり、ポン酢と一緒に、レモンを一絞りしてさらに美味しく健康にアレンジしてみるのはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。