食品添加物の危険性が書かれた本やメディアでいろいろな情報を聞くと「食べるものがもうないかも…」と思えるくらい怖くなってしまう人も多いかもしれません。
どんなものに多く含まれているのか、摂取量を減らすにはどうしたら良いのか、子供が口にすることが多い「お菓子」を買う時にはどのようなことに注意したら良いのかを今回はまとめてみたいと思います。
食品添加物の危険性
コンビニ弁当、美味しそうなお惣菜食品、お菓子…商品の裏をみてみるとそれはそれはたくさんの添加物が!
たくさんある添加物にはさまざまな危険が潜んでいることが分かってきています。
主なものをあげてみましょう。
- 発がん性
- アトピー
- 花粉症
- 催奇形性(赤ちゃんの奇形)
などがあげられています。食品添加物を除去(なかなか難しい)したり摂取量を減らしたら花粉症の症状がおさまってきた!などという話も良く聞かれますのでやはり根拠のない情報ではないようです。
日本人はガンで死にやすい
二人に一人がガンでなくなる…。世界からみたら驚きのデータですよね。特に若者のガンが増えているのだそうです。これは食品添加物の摂取量の多さが影響しているのではないかと言われているのです。
アイスクリームを例にすると
アイスクリームと言えば、牛乳、卵、お砂糖からできていますよね。
最近はアイスクリームメーカー(製造器)が売られていたりするので牛乳と卵とお砂糖、バニラエッセンスなどを入れてご自分で作ってみたことがあるという方も多いかもしれませんが「味」はなかなかおいしく出来てもその食感は以外とザラザラしていたり、バニラエッセンスの味よりも卵の味が勝ってしまったりと売っているアイスクリームのようななめらかさな舌触りや良い香り、しっとり感はなかなか出せませんよね?
ではどうやって作るのかと言うと「食品添加物」の力なんです。
卵黄の代わりにレシチン、牛乳のかわりに植物性油脂、砂糖のかわりにガムシロップ、これが一般的なアイスクリームの材料ということになります。
お菓子に良く使われる添加物には危険なものが多い
1.人口甘味料
主に清涼飲料水やガム、ヨーグルト、クッキーなどい含まれ、中毒性があります。
肥満・糖尿病のリスクもあります。
人工甘味料の中には発がん性が疑われているものも多いので要注意!
2.加工でんぷん
パン、ケーキ、スナック菓子、ゼリーなど様々な商品に増量剤として、また粘り気やとろみ感を出すために多用されている添加物。
こちらも発がん性の危惧してEUでは使用制限されているのに、日本ではまだ規制されていません。
3.膨張剤
パンやケーキなどをふっくらさせる物質の総称で、家庭で使うベーキングパウダーも膨張剤の一種です。
膨張剤に含まれる成分の中で特に注意が必要なのが「アルミニウム」神経の発達や腎臓障害が懸念されます。
できるだけ膨張剤入りの商品を避け、家庭で使用するベーキングパウダーもアルミニウムフリーにものにしましょう。
4.カラメル色素
使用されていることで代表的なものはコーラですが、実はお惣菜系や野菜の色を濃くするためや三温糖というお砂糖の色付けにも使われている場合があります。
こちらも発がん性の有無も懸念されているので要注意です。
5.タール系着色料
「赤色2号」「黄色4号」と表示される合成着色料で、体内で分解されず蓄積されてしまう可能性があると言われています。
食べた後に舌に色が残ったらタール系着色料の可能性が大きいです。
こちらも発がん性が疑われています。
まとめ
今回は主にお菓子に使われている代表的な食品添加物について説明しました。
本当はまだまだ書ききれないほどの食品添加物が使用されていて、説明しきれないというのが正直なところです。
もちろん、お菓子だけではなくあらゆる食品に含まれているのですが、お菓子は手軽に子供でも口にいれて食べることができる分、いつの間にか大量に摂取しています。
その影響で主食が摂れなくなったりと成長にも影響してきますので、摂取量を減らすことや表示よく見せ選ぶ、あるいは出来るときには手作りするなどして「食品添加物」からの危険から身をまもる努力が必要なのです。