えごま油でアトピーが治った、という話を聞いたことがありませんか?
アトピーでお悩みの方には耳よりな情報ですが、悪化させないために正しい知識も知っておきたいところですよね。
そこで今回は、『えごま油でアトピーが治った!悪化させない為の正しい知識!』をご紹介します。
聞きなれない「えごま油」がアトピーに効くといわれている理由や、正しい摂り方についてもご紹介しますよ。
アトピーでお悩みの方はもちろん、えごま油が気になっている方もチェックしてみてくださいね。
えごま油でアトピーが治った?
えごま油でアトピーが治った、という声を耳にします。方法はえごま油を飲んだり、食事にかけたりして摂るだけ。
「そんなカンタンな方法でつらいアトピーが治るの?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
えごま油にはアトピーなどのアレルギー症状をカラダの中から抑えてくれる成分が含まれているんだそうです。
ですので、えごま油を毎日の食生活の中で摂りいれることで、アトピーが治ると言われているんですね。
アトピーを悪化させないためのえごま油の摂り方
アトピーなどのアレルギー症状の原因の一つとして言われているのが、植物油などの油や食べ物に含まれる必須脂肪酸の偏りなんです。
必須脂肪酸は人間の体内で作り出すことができないために、食べ物から摂取する必要がある栄養成分の一つです。
必須脂肪酸は大きく分けて、α-リノレン酸などのオメガ3脂肪酸とリノール酸などのオメガ6脂肪酸に分類されます。
このオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の理想的なバランスは1:4。ですが、現代の多くの日本人の食生活ではオメガ3脂肪酸が不足しているそうです。
昔の日本人は青魚などオメガ3脂肪酸を含む食品をよく食べていましたが、肉中心の食生活によってこのバランスが崩れ、アレルギー症状を起こす原因のひとつとなっていると言われているんです。
ですので、α-リノレン酸を多く含むえごま油を摂取することで、このバランスを整えてアレルギー症状を改善する効果が期待できると言われているんですね。
今の食生活を魚中心の食生活にしてα-リノレン酸を摂るのは大変ですが、えごま油を摂るだけでα-リノレン酸を補えるならカンタンにできそうです。
ただし、リノール酸が多く含まれる他の油などの食品を多く摂っていると、せっかくえごま油を摂ってもバランスを整える効果が薄れてしまうので注意してくださいね。
リノール酸も血中のコレステロールや中性脂肪を抑える働きがあるなど、カラダには必要な成分です。大事なのは、必須脂肪酸のバランスを整えることなんですね。
えごま油の1日の摂取量の目安は5g程度。小さじ1のえごま油で充分です。このぐらいの少量なら、食事にかけてもそのまま飲んでも、毎日続けられそうですね。
えごま油の正しい知識を知っておこう
えごま油に多く含まれるα-リノレン酸には、アレルギー症状改善だけではなく血流改善効果やうつ症状の軽減などカラダに良い効果がたくさんあります。
α-リノレン酸をキチンとカラダに摂りいれるために、えごま油について正しい知識を知っておきましょう。
α-リノレン酸は熱に弱く、加熱するとα-リノレン酸は壊れてしまいます。
ですので、えごま油を食事の中に取り入れるときには炒め油に使うなどの使い方はオススメできません。生のままサラダなどにかけたり、そのまま飲むようにしましょう。
お味噌汁など温かい料理にえごま油をかけて使いたい場合は、器に盛り付けてから食べる直前にかけ、えごま油に熱が伝わらないうちに食べてしまうようにしてくださいね。
また、α-リノレン酸はとても酸化しやすい性質を持ちます。えごま油を開封した後は冷蔵庫に保管して、2ヶ月を目安に使い切ってしまってください。
α-リノレン酸の性質を知って、正しくえごま油を食生活に取り入れてみてくださいね。