健康、美肌効果、ダイエット、なにかにつけて良い効果があるといわれる酢。
最近はフルーツビネガーの種類も増え、ドリンクとしてお酢を飲むことも定着してきていますね。
毎年、手作りの梅のサワードリンクで夏を乗り切る方もおられるのではないでしょうか?
こうして、生活に密着しているお酢ですが、飲み続けることでどんな効果、効能が期待できるのでしょうか?
毎日飲むのであれば、一日の摂取量や摂取の仕方で注意したほうがいいことはあるのでしょか?
お肌や健康に悪い影響がないかどうか、酢を飲む効果効能と気をつける点について少し調べてみました。
毎日お酢を飲むとどんな効果、効能があるの?
お酢にもいくつか種類があるので、含まれる成分にも差があります。
それで、種類によって効果にも差が出てきますが、健康や美容に効果があるといわれるのはお酢に含まれる酢酸、クエン酸、アミノ酸が体に良い働きをしてくれくからなんです。
この3つがどんな働きをするのか簡単にまとめてみました。
酢酸は、血糖値の抑制する働きがあるので、食事のときにお酢を一緒に摂取すると、急激な血糖値上昇を抑えることができます。
また、酢酸が細胞に取り込まれると、「アデノシン」という物質ができ血管を拡張させる働きをします。
それで、継続して摂取するなら血圧を下げる効果があるんです。
クエン酸は、抗酸化作用があると言われています。
これは体内で、クエン酸回路と呼ばれるいくつかの化学反応を起こし、このサイクルによって乳酸などの酸化物質を除去し、エネルギーを生み出し、体内を正常なアルカリ性に戻してくれるんです。
それで、クエン酸は疲労回復効果や抗酸化作用による美容効果、ダイエット効果をもたらすんですね。
アミノ酸は、脂肪を燃焼しエネルギーを生み出すので疲労を感じにくくさせる効果があります。
美肌効果につながる効果としては、血液をサラサラにするので血行が良くなり代謝も促進します。
またお酢に含まれるアミノ酸の中に「シスチン」という成分が、メラニンを取り除いてくれるので、シミやそばかすを予防し、美白効果ももたらします。
お肌のハリに欠かせないコラーゲン。
コラーゲンはタンパク質とビタミンCから作られていますが、お酢に含まれるアミノ酸はタンパク質の元。
また、お酢はビタミンCの吸収を高めてくれる効果もあるので、お肌の強い味方といえます。
酢を使用したダイエット手法については、酢玉ねぎのダイエット効果とは?痩せた人の食べ方を伝授!をご覧ください。
こうしてみると、美容や健康に良いことだらけのお酢。
美容だけではなく、柔軟効果もあります。
ならば、毎日どんどん飲ん飲んだほうがいいんじゃないか?というのは大間違い!
実は、摂取方法に注意が必要なんです。
お酢を飲む時の注意点!健康に害とならないためには?
健康に良いものでも、過剰摂取は害にしかなりません。
お酢の一日の摂取目安は15ml~30ml。
強い酸性を持つお酢ですから、例えば空腹時に摂取量を一気に飲めば当然胃を傷めることにつながります。
そこでドリンクとして楽しむのであれば、薄めて数回に分けて飲むなら飲みやすいですし、毎日続けられますね。
またお酢は軟化性を持っているので、歯を溶かしてしまうという危険もあります。
それで就寝前に飲むことは避け、飲んだ後に歯磨きをするのであれば、水で口をゆすいでから磨くようにしましょう。
こうして、歯を傷つけたり虫歯をひどくすることを避けられます。
逆に利点として、お酢は加熱しても成分が壊れないので、料理で使うことで酢を飲むのが苦手な方も無理なくバリエーションを変えて、毎日摂取することもできます。
お酢は体を冷やす作用があるので、冷え性の方はやはり、摂取量を自分に合わせて調節する必要があります。
こうして、まとめてみるとお酢にはたくさんの健康と美容効果が詰まっていましたね。
家族の健康状態に合わせて疲労回復ドリンクや夏バテ防止にお酢を使った料理など、上手に健康サポートが出来るといいですね。