手作りクッキーの賞味期限は何日?日持ちを良くする保存方法まとめ!

手作りクッキーは実は日持ちしない食べ物であり、冬ならばともかく夏場や梅雨時などでは保存方法次第では5日で悪くなることもある食べ物。

ましてや所謂「賞味期限」として考えるならば普通に作ればそれ以下にもなるもので、市販のクッキーに比べて長い間保存して置けるものでもありません。

しかしどうせ手作りクッキーを作るのであるならば1度である程度の量まとめて作って、作り置きしておきたいと思う人も多いでしょうし、ちょっとしたプレゼントや手土産に渡したり渡されたりすることもある手作りクッキーであるからこそ「どれほど日持ちするものなのか?」や「長持ちさせる方法はないのか?」を知りたいと思う人もいるでしょう。

そこで今回は手作りクッキーについての保存期間についてを色々とご紹介させていただきます『手作りクッキーの賞味期限は何日?日持ちを良くする保存方法まとめ!』と言う記事を書かせていただきました。

手作りクッキーの保存についての意外と知らない賞味期限や保存のコツに興味はございませんでしょうか?

手作りクッキーの「賞味期限」について

まずは当記事の中でこれから先も何度か使います「手作りクッキーの賞味期限」と言う言葉についてをご説明させていただきます。

そもそも賞味期限とは「ある程度は美味しく食べられるであろうと作っている企業が保障してくれるだけの期間」のことですから個人個人が色々なレシピと環境下で作り上げる手作りクッキーに明確な賞味期限と言う物は本来ないです。

ですが「ある程度美味しく食べることの出来る期間」として当記事では「賞味期限」と言う言葉を使わせていただいております

そのためここから先の「賞味期限」の表記についてはあくまでも「ある程度美味しさが保てるぐらいの保存期間」のことだと予めご理解した上で御覧ください。

そしてそうした意味での手作りクッキーの賞味期限は常温保存で3日です。

「市販のクッキーに比べると非常に短い!」と思う方も多いと思いますが、手作りクッキーの場合ですと保存料を入れないことが多いのはもちろんのこと、焼き上げる温度や製作過程の衛生管理、保管中の湿気や油分の酸化による変化でかなり早く味や食感の劣化が始まりますのでこのぐらいが妥当な期間になってしまうのです。

手作りクッキーはどの位保管して置けるのか?

賞味期限についてご紹介した次は「どのくらいまでなら食べられるのか?」についてをご紹介します。

手作りクッキーの主な保存方法と保存期間は以下の通り。

  • 常温で約1週間から10日
  • 冷蔵庫で10日から2週間
  • 冷凍庫で2ヶ月

御覧のように手作りであってもクッキーは比較的高温で焼く焼き菓子のため、焼いた時点で菌は死滅してしまいますし、水分もほとんどなくなるため、常温保存でも比較的日持ちし、余程大量に作ってしまわない限り食べきれるかと思います

しかしやはり贈り物とする場合や常備しておきたいほどに作り置いておくならば最長の10日でも短いと思う人もいるでしょうし、中にチョコやフルーツと言った水分が含まれるものを入れたものの場合やしっとりとした食感のタイプのクッキーの場合は常温保存では1週間を切ることもありますからより日持ちさせたい場合はそれ以外の保存方法を取った方がいいかもしれません。

詳しいそれぞれの保存方法のコツなどは以下の通りです。

常温保存する場合

基本的にはクッキーは常温保存で大丈夫なのですが、以下の保存方法を徹底するとより長持ちさせることが出来ます。

  1. 焼けたら完全に冷め切るまで通気性の良い場所に置く
  2. 出来るだけ密閉できるジップロックやタッパーに入れる
  3. しっかりと空気を抜き乾燥剤をいれ、冷暗所で保存

徹底するべきは出来るだけ水分を飛ばすことと外気に触れないようにすること

保存料0で作った市販のクッキーが手作りよりも長持ちする理由は正にここでして、専用の器具や真空パックが出来ない以上は流石にお店の物ほどは長持ちさせることは出来ませんが、以上のことに気をつけるだけでも10日は長持ちさせることが出来るようになります。

また乾燥剤がない場合は香りがついてしまうことになりますが、紅茶のティーパックでも代用が出来るようで、効果のほどは乾燥剤を入れた時ほどではありませんが、それでも手作りクッキーが湿気てしまうのを防ぐ効果はあるのとないのとではかなり違うそうです。

冷蔵庫で保管する場合

平均温度や湿度が高い時期は焼き菓子を保存するにはよろしくない環境なので、梅雨時や夏場は冷蔵庫での保管も考慮に入れた方が良いです。

また冷蔵庫は冷たいだけでなく、非常に乾燥している空間なため常温保存に比べやや保存期間が長くなる傾向もありますので、中にチョコやフルーツなどを入れた場合やしっとりタイプのクッキーを少しでも味を損ねることなく保存したい時も冷蔵庫保存の方がおすすめです。

具体的なコツとしましては常温保存と同じで以下の通り。

  1. 焼けたら完全に冷め切るまで通気性の良い場所に置く
  2. 出来るだけ密閉できるジップロックやタッパーに入れる
  3. しっかりと空気を抜き乾燥剤をいれ、冷蔵庫で保存

湿気を気にしなくても良い冷蔵庫ですが、それでも保存する場合もしっかりと密閉することは同じく大事。

その理由はどうしても色々な物を密閉空間に一緒に入れておく冷蔵庫には「臭い」がこもっていることが多く、クッキーに臭いが移ってしまうことが多いからです。

またそれとは別の注意点として、冷蔵庫で保存したクッキーを常温に置いておくと温度差による結露で最初から常温保存していた場合よりもかえって湿気てしまう可能性がありますのでここにも注意してください。

冷凍庫で保管する場合

実はクッキーを保存する上で冷凍保存はあまりおすすめできないのですが、最も長い長期間の保存を可能とする保存方法であり、1番味の劣化を防ぐことが出来る保存方法ですので一応ご紹介させていただきます。

最初に注意ですが冷凍する場合はしっかりと密閉した上で「生地の状態で保存」するのがおすすめです。

なぜなら焼いた後のクッキーを冷凍保存すると、クッキーの中の水分が凍ることで固まってしまい、解凍すれば湿気た状態になってしまいますし、凍ったまま食べた場合でも食感に違和感があり、香りや味が感じられないことが殆どだからです。

またそんな冷凍した手作りクッキーの生地を解凍するやり方は生地を凍ったまま冷蔵庫へ入れ、成形出来る硬さになるまで置いておくのがベスト。

常温で解凍したりレンジで解凍しようとすると水分が出てしまったり、バターやマーガリンが熱で溶けすぎて酸化が早まり味や香りが悪くなりますし、酸化により変質した油分でお腹を壊すこともあるからです。

一応焼いた後のクッキーも保存することは出来なくはありません。

その場合の注意点もやることも上記の二つの保存方法と同じで注意点についても「冷蔵庫で保存する場合」と全く同じですが、冷凍した物は解凍するとそれだけでどうしてもかなり湿気てしまい食感と味が非常に落ちて美味しくなくなりますし、凍ったままでは味と香りを感じることが殆どできなくなってしまいますのでおすすめすることはできません。

うまくやることが出来れば凍ったままの状態で電子レンジで加熱して、熱を入れつつ一緒に水分を適度に飛ばすとサクサクに解凍することは可能です。しかしこの「丁度良い状態」にするのが意外と難しく、自然解凍するのと同じく湿気てしまったり、焦がしてしまったりもしてしまうことがあります。

手作りクッキーの日持ちを良くするコツまとめ

最後に手作りクッキーの日持ちを良くするコツを簡潔にまとめてご紹介させていただきます。

手作りクッキーは美味しく食べることができるのは大体3日前後ですが、焼く時にしっかりと高温で焼いており、外気に触れないように暑さを避ければ常温保存で10日ほど長持ちさせることが出来、大概の人は消費しきることが出来ます。

しかし梅雨時期や夏場など保存環境が悪い場合やより長期保存をしたい時は冷蔵庫での保存をおすすめします。

また生の生地の状態でなら冷凍保存することができ、その場合だと大体1ヶ月保存することが可能です。

どの保存方法についても「どれほどしっかり密閉出来るか?」「暑い所で保存していないか?」が1番重要なので手作りクッキーを長持ちさせたい場合はここに注意してみてください。

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