砂糖の種類と違いは?ダイエットには砂糖断ち?肌や体調の変化をご紹介

ダイエットを考える時、カロリーの高さから、お肉や油物を控えたり、最近では、糖質を減らしたりします。

甘いものも、出来るだけ摂らないように…と思いますが、『疲れた時には、甘いもの!』とささやく声に、「一口だけなら…」と、ついチョコレートやお菓子に手が伸びてしまいます。

けれども、『砂糖』は、私たちが思っている以上に摂取量が多く、依存性もあることが知られていて、「白い砂糖は麻薬のようなもの!」とまで言われています。

そこで、『砂糖はすべてダメなの?砂糖の種類とその違い』と、『砂糖断ちダイエット後の肌と体調の変化』、『砂糖断ちダイエットの方法』について、お伝えしていきます。

砂糖はすべてダメなの?砂糖の種類とその違い

『砂糖』と言っても、その種類は多く、どの砂糖もダメ!というわけではありません。

砂糖は、その製造の過程から大きく分けて4種類あります

  • 精製糖
  • 加工糖
  • 含蜜糖
  • 人工甘味料

精製糖

精製糖には、大きく分けて、『双目(ざらめ)糖』と、『車(くるま)糖』の2種類があります。

『双目糖』は、結晶が大きく、ザラザラしているものです。

上質で、純度が最も高い『白双目糖』、白双目糖と同じような結晶で、黄褐色の『中双目糖』、小さい結晶で、サラサラしている『グラニュー糖』があります。

『車糖』は、結晶が微細で、しっとりしています。

最も一般的で、よく使われている『上白糖(白砂糖)』、淡褐色で、上白糖より糖度が少し低い『中白糖』、褐色で、独特の風味があり、甘さを強く感じる『三温糖』があります。

加工糖

加工糖とは、精製糖やてん菜糖を加工したもので、グラニュー糖を粉状にした『粉糖』、と、水に溶けやすい『顆粒状糖』』、に分けられます。

含蜜糖

含蜜糖は、サトウキビの絞り汁から、そのまま煮沸・濃縮して作る『黒糖(黒砂糖)』、グラニュー糖や上白糖などの原料糖に黒糖を合わせて作る『加工黒糖』、原料糖と糖蜜で創る『再製糖』があります。

黒糖と加工黒糖は、「黒糖かりんとう」のように、「黒糖○○」や「○○黒糖」と表示できます。

人工甘味料

石油などから化学的に生成された『化学合成物』で、自然界には存在しない完全な人工物です。

満腹中枢を刺激しないので、いつまでも満足感が得られません。

砂糖断ちダイエット後の肌と体調の変化

日本人は、一人当たり年間20㎏の砂糖を摂取しています。

砂糖を摂りすぎると、肥満や老化の促進、生活習慣病など、ダイエットどころか、健康も脅かされてしまいます。

また、砂糖は依存性があるといわれていて、知らず知らずのうちに、『砂糖中毒』に陥っている場合もあるのです。

例えば、「疲れた時には甘いもの!」というように、疲れると脳は甘いものを欲します。その時に、チョコや甘いお菓子などを食べると、糖分は吸収されやすいので、血糖値を急激に上げ、満足感が得られます。

しかし、その満足感は、長続きしません。なぜなら、急激に上がった血糖値は、急激に下がるからです。

そして、また甘いものがほしくなる…というループに、はまっていくのです。

怖いですね…

そんな摂取し過ぎの砂糖を抜いた『砂糖断ちダイエット後の変化』には、体重が減少すること以外に、次のようなものがあります。

  • 肌の色が、ワントーン上がり、明るくなった
  • シミやしわが減った
  • 冷えが改善されてきた
  • 胃腸の調子が良くなった
  • 感情が安定している
  • むくまなくなった

砂糖は、老化を促進しますので、止めることでシミやしわが減ったり、肌色が明るくなったりします。

また、胃腸が弱い日本人には、砂糖は思いのほか負担をかけていますので、砂糖を止めることで、胃腸の調子が良くなります。胃腸と肌の状態はリンクしていますので、胃腸の調子が良くなると、自然に肌の調子も良くなってきます。

砂糖には、『体を冷やす』効果がありますので、摂りすぎているとだんだんと冷えてきます。そのため、砂糖を止めることで、冷えが改善されます。

冷えることで、代謝が悪くなり、むくんできますので、体が温まってくると、むくみも改善されていきます。

最近では、急激に血糖値が上がり下がりすることで、キレやすくなるといわれているので、砂糖を止めると、感情も安定してくるのです。

砂糖断ちダイエットの方法

砂糖断ちダイエットは、「砂糖は、すべてダメ!」ということではありません。

白砂糖など精製された砂糖を止めて、てん菜糖など、あまり精製されていないものならOKです。

とは言っても、止めるのは甘いものだけではありません。

コンビニ弁当やスナック菓子には、ほとんど砂糖が添加されていますし、外食も特に和食は、砂糖で味付けがしてありますので、注意が必要です。

始めてから1週間は、禁断症状のようになり、甘いものがほしくなりますが、それを乗り越えると、スイーツを見ても、それほど欲しいと思わなくなります。

ですので、最初の1週間が勝負なのですが、どうしても甘いものが我慢できないときは、砂糖を使ったお菓子ではなく、果物やイモ類などで甘いものを摂るようにします。

中でも、手軽なのは『ドライフルーツ』ですので、砂糖断ちダイエット始める時には、準備しておくのをおすすめします。

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