離乳食の砂糖はいつから大丈夫?赤ちゃんに良い種類を徹底解説!

赤ちゃんのご飯である離乳食、現在では市販のものもたくさん出ていたり手作りの方もいるかと思います。

赤ちゃんはデリケートですから、食べるものには特に心配ですよね。

赤ちゃんに砂糖などの調味料はあまり良くないと聞きますが、いつから砂糖入りの離乳食は食べてもいいのでしょうか?

また砂糖は砂糖でも、どの種類のものであればもっとも赤ちゃんには良いとかってあるのでしょうか。

砂糖はどれも甘いですが、いろいろな種類があります。

いつのタイミングから砂糖入りの離乳食にしても大丈夫なのか、またどの砂糖が赤ちゃんに適しているかについて紹介していきます。

そもそもなぜ赤ちゃんに砂糖は良くないの?

赤ちゃんは甘い味が大好きですので与えれば喜んで食べますが、まだ与える時期ではないときに砂糖を与えてしまうとその味を覚えてしまい、その後もその味を求めるようになるそうです。

また、砂糖の強い甘みにより他の味覚形成が邪魔されてしまうので、味覚形成に影響を与えてしまいます。

そうなると、成長してから生活習慣病や糖尿病になる可能性があるので気をつけたいところです。

最近では子供の糖尿病も増加しているので、離乳食の味付けには充分注意したいですね。

こうやって聞くとなんだか怖いですが、与える時期と分量にさえ注意すれば大丈夫ですから、これから説明していきます。

砂糖入り離乳食はいつから大丈夫?

砂糖を与えてもよい時期は徐々に訪れますが、その量は必ず調節してください。

まず、離乳食初期の生後5ヶ月~6ヶ月の頃は砂糖を一切与えない方が健康のためです。

赤ちゃんの味覚は大人より敏感なので、素材の味だけで充分です。

次に、離乳食中期の生後7ヶ月以降ですが、ほんの少し風味づけ程度に砂糖を入れるくらいでしたら大丈夫です。

入れすぎないように注意して抑え気味に使ってください。

1回の食事で2~2.5gが目安です。

離乳食後期の生後9ヶ月~11ヶ月ですが、この時期も砂糖などの調味料は引き続き抑え気味にしてください。

なるべく素材の味を活かしたものにするといいです。

1回分の量で3gまでにしてください。

最後に、離乳食完了期の1才~1才6ヶ月は普通の食事に近いものを食べられるようになってくるので、その分砂糖を使う量も増えるかもしれませんが、量を調節して入れすぎないようにしてください。

こちらも中期と同じく1回3gを目安にしてください。

砂糖の代わりにさつまいもやりんごなどの他の食材を使って甘さを出すと、美味しくなるかと思います。

自然の素材を活用しましょう。

使う砂糖の種類

赤ちゃんに使う砂糖には適しているものがあるんです。

上白糖や白砂糖などは加工されているので赤ちゃんにとっては舌に刺激が強すぎてあまりよくありません。

また、白糖は与えすぎると、肌を乾燥させてしまい肌荒れを起こしてしまうので要注意です。

なので、加工されていないてんさい糖を使うようにしてください。

 

 

 

※キビ砂糖は、最近事故があったボツリヌス菌が入っていることがあるそうで、赤ちゃん(一歳未満)には使わない方がオススメです。

ヨーグルトなどの食品も砂糖なしのプレーンを選ぶといいですよ。

きな粉を砂糖の代わりに使っても活用できます。

いかがでしたでしょうか?

赤ちゃんはまだ臓器も未熟なため、食べ物には気をつけたいですよね。

「赤ちゃんが可哀想だから」「食べないから」といって砂糖などの調味料を与えすぎてしまうと、もっと可哀想なことになってしまいます。

砂糖だけでなくいろいろな調味料にもいえることなので注意してください。

ある研究チームの研究結果にとると、3歳の時点で高脂肪な食品や糖類が多い食品を好む食生活の幼児や児童の知能指数(IQ)は低い傾向にあったそうです。

それほど赤ちゃんの頃の食事って影響するんですね。

赤ちゃんに合った、健康的な離乳食を与えてあげてくださいね。

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