賞味期限切れの油は使える?手作り石鹸にして再利用する方法!

気がついたら油の賞味期限が切れてしまっていた、という経験がある方もいるのではないでしょうか。

もったいないですし、未開封であればなおさらですよね。

まだ使えるのでしょうか、それとも賞味期限が切れているのでやめておいた方がよいのでしょうか。

そこで今回は、賞味期限切れの油は使えるのか、そして再利用するとしたならどんな使い道があるのかについてご紹介していきます。

賞味期限切れの油は使えるのか

油について

  • 油は時間の経過によって酸化をする
  • 酸化した油は体によくない
  • 開封した油は1・2ヶ月で使い切る

それぞれ詳しく解説していきます。

油は時間の経過によって酸化をする

油は、『酸化』をしますので、長いこと保存しておくことができるものではないのです。

油の『酸化』は、空気に触れることや、熱、湿気などによって起こるので、置いておくだけで進んでしまいます。

油は他の食べ物のように腐ることはないのですが、そのかわり『酸化』をします。不変のものではないので、時間がたつと使えなくなってしまいます。

賞味期限切れの油だから食べられない、というよりかは、酸化の進み具合によるでしょう。

あまり酸化していないなら、食べても問題ないことはあるようです。

酸化した油は体によくない

そして酸化した油は体にとって毒になるので、避けた方がよいものです。
酸化が進むにつれて、油はどろどろして固形に近づいてゆきます。

開封した油は1・2ヶ月で使い切る

開封した油は1・2ヶ月を目安に、早めに使い切るのがよいとされています。

どれだけ酸化が進むかは経過した年数や保存方法にもよるのですが、日の光や高温を避けて冷暗所に保存しておくことで、油の劣化を遅くすることができます。

冷暗所といえば冷蔵庫ですよね。

冷蔵庫に入れておいても大丈夫なのですが、油が全部固まってしまうこともあります。冷蔵庫にいれなくとも、流しの下などで問題はありません。

賞味期限切れの油を再利用する方法

賞味期限切れの油の使い道といっても、あまり容易には思い浮かばないですよね。

実は、賞味期限切れの油を使って石鹸やろうそくを作ることができるのです。

これは少し意外な使い道ではないでしょうか。
石鹸ついては、次の段落でもう少し詳しくご紹介します。

また、賞味期限切れの油は災害時用の燃料としても使えるのです。

手作り石鹸にして再利用

石鹸作りについて

  • 『苛性ソーダ』という危険なものを使う
  • 『苛性ソーダ』を使わない手作り石鹸
  • 賞味期限切れ油を再利用した石鹸はエコなのか

『苛性ソーダ』という危険なものを使う

『苛性ソーダ』というものを使うのですが、これは劇物に指定されている危険なものですので、扱いにはとても注意が必要です。

自由研究などにぴったりですが、お子さんと一緒に作るときには特に心配ですよね。初めて石鹸を作る方は、まずは教わってみるとよさそうです。

地域で石鹸作りを教えているところもあるので、お近くにそういった教室があるかもしれませんよ。

『苛性ソーダ』を使わない手作り石鹸

苛性ソーダを使うことに不安がある方は、ペットボトルなどで混ぜるだけで石鹸を手作りすることができる商品も販売されていますので、そういったものを使って石鹸を作ることもできますよ。

ただ、苛性ソーダを使って作る方が安価にはなります。

石鹸を手作りすると、自分の好きな色や香りや形のものを作ることができるので、とても楽しそうですよね。

賞味期限切れの油には、こんな使い道があったのです。

賞味期限切れ油を再利用した石鹸はエコなのか

賞味期限切れの油を再利用して作るエコな石鹸というわけですが、結果的にそれを排水として流すことになるという面から、特にエコではないという見解もあるようです。

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