アンチョビの保存方法と保存期間!日持ちさせる方法とは?

アンチョビと言う食べ物は日本ではややマイナーな食材ですが、イタリア料理・スペイン料理をはじめヨーロッパでは良く使われる食材でもあり、普通のスーパーでも実は大体置いてある今では珍しくなくなった食べ物。

しかしその名前を聞いたことがあるとか見たことはあると言う人は多くとも、実際に食べたことはないとか、料理に使ったことはないと言う人はまだまだ多いでしょうし、開封後の正しい保存方法や大体の保存期間が分からず、使いきれずに残ったものが食べられるのかどうかが不安になる人もいることでしょう。

そこで今回はそんなアンチョビについてのアンチョビとはどんなものなのかからその正しい保存方法や大体の保存期間、日持ちさせるためのポイント、そしてどうなっていたら食べない方が良いのかについてをご紹介させていただきます『アンチョビの保存方法と保存期間!日持ちさせる方法とは?』と言う記事を書かせていただきました。

少々長めの記事になりますが、その分色々なことまでしっかりと解説させていただきますので是非御覧下さい。

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アンチョビとはどんなものか?

アンチョビと言う名前ぐらいは知っていても実際どんなものかは知らないと言う人もいると思いますので、まずこちらではそもそもアンチョビとはどのようなものなのかをご紹介させていただきます。

簡単に説明しますとアンチョビとはカタクチイワシの塩漬けのことを指していることがほとんどです。

敢えて「カタクチイワシの塩漬け」と明言しなかった理由としましては、英語ですとカタクチイワシ全般を指す言葉であるため、レシピによっては加工品のアンチョビではない場合があるからなのですが、9割ぐらいはアンチョビと言えばカタクチイワシの塩漬けのことを指しています。

欧米では非常に良く使うものでして「缶詰」や「瓶詰」に「真空パック」の「フィレ」や「ロール」、果てには「チューブ」や「パウチ」の「ペースト」などまで様々な保存方法や形状のものがあり、それぞれ色々な料理または用途に合わせて使われます。

日本で主に販売されているものは、三枚におろしたカタクチイワシを塩漬けにして、熟成発酵させた後オリーブオイルに浸して缶詰や瓶詰にした「フィレタイプ」のものでして、見た目こそただの魚のオイル漬けにも見えますが、日本人に馴染みのあるツナ缶をはじめとする魚の缶詰とはかなり違います。

何が違うかと言いますとまず味が塩漬けなので当たり前なのですが、かなりしょっぱいです。

そのしょっぱさは味付けしないで食べられるどころか、アンチョビを使って料理をするならアンチョビの塩味が他の食材にも移るので塩を使わなくても良いぐらいのものなので、1つの料理にたくさん使えるものではありませんし、熟成発酵させてあるため旨味が非常に強いことと合わせ、海外では一種の調味料としてペースト状のものが使われるほど。

その強烈なしょっぱさと熟成発酵させてある魚独特の癖があるため苦手と言う人も少なくなく、好き嫌いが激しい食品でもあるため、アンチョビを使い慣れていない方は量の加減が分かりにくいペースト状のものを使うのはおすすめしません。

この他に大きな違いとして挙げられるものと言えば食感もまたツナ缶や鯖缶などとは異なりかなり柔らかく、原形をとどめたまま料理するのはサンドイッチぐらい以外では実質不可能であるほどです。

こうした特徴からアンチョビは1つの料理に2・3枚を隠し味としてや調味料として使うか、日本の塩辛のようにお酒を飲む時のつまみとして主に食べられています。

しかしこうした使い方をするアンチョビですから、「作ってみたいレシピに書いてあったから買って来たけど使う量が少なくて凄く余った」なんてことも結構あり、そんなアンチョビを使い慣れていない方は大体「開封後はどうやって保存するものなの?」、「どれぐらい長持ちするものなの?」と言う疑問を持つところまでがワンセットです。

そうした方のため次からはおすすめの保存方法と保存方法別の大体の保存期間についてをご紹介させていただきます。

アンチョビの保存方法のコツと保存期間

こちらではアンチョビの開封した後の大体の保存期間とそれぞれの環境での保存するコツをご紹介します。

まずそれぞれの保存期間についてを先にまとめますと以下の通り。

  • 常温だと最短で2週間、最長で1ケ月
  • 冷蔵庫だと最短で1ケ月、最長で3ケ月
  • 冷凍庫でも最長3ヶ月

御覧のようにアンチョビはそもそも長期保存が可能な保存食として作られたものであるため、よほど保存方法や保存環境が悪くなければ常温でもかなり長持ちします。

また詳しくは後ほどご紹介しますが、冷凍しても冷蔵でも最大保存期間はあまり変わりませんし、冷凍する場合はデメリットもありますのであまりおすすめできません。

そうした特徴も踏まえ、続いて詳しいそれぞれの保存方法についてのコツを御説明します。

常温保存する場合

基本的にアンチョビは冷蔵庫なんてない時代から長期保存するためのものとして生まれたものなので、常温保存で十分です。

ただし缶詰や真空パックなどの1度開封すると密閉できなくなるものの場合は、開封後は必ず密閉できる容器に漬かっているオリーブオイルごと移し替えるのと、移し替えた容器ではアンチョビがオリーブオイルに浸りきらない場合は全部漬かりきるぐらいまでオリーブオイルを足すようにしてください

それと言うのもオイル漬け全般の問題である空気に触れると酸化によって悪くなってしまいやすいことと、干からびてしまう恐れがあるためです。

もちろん例え密閉していなかったとしても1週間でダメになったりすることはないのですが、他にも高温多湿になりやすい梅雨時などはさすがに危険ですし、密閉できていないとオイル漬けの発酵食品と言う特性上、害虫がよってきやすくもあるためそうした意味でもせめて直接空気には触れない状態で保存することをおすすめします。

冷蔵庫で保存する場合

基本的に最適な保存方法も注意点も常温保存する場合と全く同じ

常温保存する場合とは違い、保存環境の変化も少なく常に低温であるため、保存方法がちゃんとしていたら例え3ケ月経ったものであっても問題なく食べられます。

ただ冷蔵庫で保存する場合は常温保存する場合よりも乾燥しやすいことや、臭いがこもったり移りやすい環境であるため、密閉できる容器に移し替えるのと、アンチョビが全部オリーブオイルに漬かっている状態にする必要性は高いです。

もし冷蔵庫に入れたくても密閉できるタッパや瓶で入れる隙間はないと言う場合は、フリーザーバックに入れてしまえば場所も取りません。常温保存する場合もフリーザーバックに入れて保存しても構わないのですが、害虫の種類によってはフリーザーバックぐらいは食い破る恐れがあるためあまりおすすめできません。

冷凍で保存する場合

既に軽く触れたようにアンチョビは冷凍保存することも出来ますが、冷蔵庫でも十分長持ちしますし、わざわざ冷凍する必要性はほとんどないと思います。

それでも冷凍保存したいと言う場合は1枚ずつラップで包んでそれをさらにビニールやフリーザーバックに入れて保存するのがおすすめ。

こうしておくと使う時に1度全部解凍し、使わない分を再冷凍すると言う手間をかけずに済みますし、使う時も1枚ずつ分かりやすく取り出せて便利です。

ただしデメリットとして冷凍すると料理に使う時にほぼ確実に原形をとどめていられなくなりますし、冷凍する場合オイルは別で保存するか捨てる必要があり、アンチョビが長期漬かったオイルと言う調味料を失うことが挙げられます。

殆どの調理に使う時にはどうせ原型はなくなることがほとんどですし、アンチョビオイルも別に要らないと言う場合は冷蔵保存よりも安心ですから、冷凍する価値がないとは言いませんが、開封後はなるべく早く使いきった方がやはり美味しいため、やはりメリットもほとんどないと言えます。

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アンチョビを1度で多めに消費してしまうと言う解決方法

アンチョビがいくら長持ちするものであるとは言え、ずっと置いておいたものを敢えて食べたいと言う人はまずいないでしょうし、保存しておくのも微妙な量が残った時などはいっそ一度でアンチョビをたくさん使ってしまうと言う方法もあります。

具体的にどうしたらいいのかと言いますと、バーニャカウダにしてしまうのです。

バーニャカウダとは炒めたニンニクにアンチョビを加え、オリーブオイルと生クリームで伸ばした温かいディップソースに野菜をつけて食べる料理のことでして、このソースを作るのには大体2・3人前でアンチョビ1缶、7から10枚ぐらいを使います。

このバーニャカウダのソースは温野菜をつけて食べる用途の他にも生野菜にかけるドレッシングとしても使えますし、揚げた肉や魚介にも合いますし、簡単な作り方のレシピもたくさんインターネットにありますので、中途半端に残ったアンチョビをバーニャカウダのソースにしてしまい、保存するのではなく消費しきってしまうと言う方法もあります。

ただのソースですからチーズやマヨネーズを加えたり、ニンニクや生クリームなしで作ったりとアレンジも簡単なのでアンチョビの使い方の一つとしてぜひ覚えておいて欲しいと思います。

どうなったら悪くなっているのか?

最後に念のためダメかどうかを判断するための大体のポイントについても一応ご紹介させていただきます。

悪くなったことが分かるポイント

  • 揚げ物に使ったような油の臭いがする
  • 表面が乾燥している
  • 酸味がある臭いがする
  • 変色している
食べ物がダメになったサインで分かりやすい粘着きやヌメリは発酵食品のオイル漬けと言うこともあり、判断しにくいですし、味の変化も食べなれていない人にとっては判断しにくいと思います。

しかしかなり保存のきく食品であるアンチョビがダメになるパターンのほとんどは空気に触れすぎての酸化による劣化ですからこうした変化よりも早い段階でダメかどうかが分かるので、ある意味安心できるとも言えます。

具体的には臭いが「油臭い」と思った段階や、表面が乾燥しているように感じる段階からは食べないことをおすすめします。

酸味のある臭いがしたり、変色している場合はほとんどの人は食べないとは思いますが、こうした変化が見られなかったとしても密閉できていない状態で2週間以上放置してしまった場合なども食べるのはやめておくことをおすすめしますす、未開封のものであっても缶や真空パックの膨張が見られるものなどは食べないようにしてください。

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