バナナの長持ちさせる保存方法と保存期間とは?

バナナは栄養があり、美味しく、しかも安い非常にお得な果物ですが、夏などは特に何日も持たないほど保存期間が短くなってしまう果物であり、長持ちさせるにはちょっとした保存方法の工夫が必要になってきます。

例えば常温よりも冷蔵庫なら最大で倍以上長持ちさせることが出来ますし、離乳食やジュース、スムージーにするなら冷凍すれば更に長持ちさせることも可能です。

他にも例え常温で保存するにしても、吊るしておくだけでもだいぶ違いますし、ラップやジップロックを使った処理をするだけでも最大1週間ほど違いが出ることもありますし、お湯につけることで長持ちさせる方法なんてものもあります。

しかしこれだけたくさんあるバナナを長持ちさせる保存方法ですが、意外と知らない人も多いかと思います。

そこで今回はバナナの色々な保存方法や大体の目安となる保存期間に加え、「切ったバナナを長持ちさせるコツ」などまでを解説した『バナナの長持ちさせる保存方法と保存期間とは?』と言う記事を書かせていただきました。

少々長めの記事になりますが、その分色々なことまでしっかりと解説させていただきますので是非御覧下さい。

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バナナの保存に関する基礎知識

まずはバナナの保存期間を伸ばすために知っておきたい基礎的な「どうしてバナナは駄目になるのか?」から簡単にご紹介させていただきます。

  • 最適保存温度は15℃前後
  • 非常に身が弱い
  • エチレンガスを多く出す

以上3つが主なバナナが悪くなりやすい原因です。

まず最適保存温度についてですが、バナナは南国のフルーツですから高めになるのはある意味当然。

とは言え流石に保存温度が25℃を越えてくると痛みやすくなりますので、日本の夏の気候の中で常温保存しているとやはり早く駄目になりやすいです。

反対に低い場合は13℃以下でバナナが熟すのを止めることが出来るのですが、ある程度以上それ以下の温度で保存すると低温障害を起こします。

その為夏も冬も過ごしやすい環境にしておくことが多いリビングに敢えて置いておくのも1つの手です。

バナナの身が非常に弱いことも悪くなりやすい原因です。

ぶつけたり、上にものを置いたりすればもちろんのこと、テーブルの上に直接置いておくだけでもテーブルに接している部分から黒くなり始めてしまうように、なんと自重でもバナナは支えきれずそこから傷みます。

その為吊るして保存すると長持ちするのです。

エチレンガスを多く出すのも痛みやすい原因です。

このエチレンガスと言うのは植物を成長促進させる為のものなのですが、成長し過ぎれば当然最終的には腐るわけで、果物や野菜などを熟しやすくしてくれる代わりに早く駄目にしてしまうものでもあるからです。

その為このバナナの出すエチレンガスを減らすか、エチレンガスによって成熟しないようにすることで長持ちさせることが出来るようになるのです。

バナナがエチレンガスを多く出すため、バナナと一緒に野菜や果物を保存すると早く熟し、早く駄目になるようになります。うまく利用すれば早く美味しく食べることも出来ますが、長持ちさせるためにはむき出しのバナナと一緒に他の果物や野菜は保存しないことをオススメします。

以上のことを踏まえた上で次からは具体的なバナナの保存方法を色々とご紹介させていただきます。

温度管理関係でバナナを長持ちさせる方法

まずはバナナの駄目になりやすい要因の一つである温度を管理することで長持ちさせる方法からご紹介します。

冷蔵庫で保存

バナナの成熟を止めると言うことは、寿命を延ばすことと同じですから、常温よりも冷蔵庫で保存したほうが当然長持ちさせることが可能です。

オススメの方法は以下の通り

  1. 1本ずつバラバラにし、新聞紙などで包む
  2. ポリ袋に1本ずつ包んだものを入れる
  3. しっかりと口を輪ゴムなどで縛る
  4. 冷蔵庫の野菜室で保存する

新聞紙は冷えすぎ防止のためのものなので濡らす必要もありませんし、そこまでしっかり包む必要もないのですが、密閉だけはしっかりしましょう

なぜかと言うと、低い温度で成熟する働きが止まるといっても、成熟させるためのエチレンガスの発生が抑えられるわけではありませんから、冷蔵庫内にエチレンガスが充満し、他に入れてあるものも一緒に早く駄目になりやすくなるからです。

その為ポリ袋ではなく、ジップロックに入れてしまうのが実はもっと好ましいです。

贅沢を言うなら冷蔵庫内でも直接床に触れている状態にしない方が、自重でつぶれるのを防ぐことが出来るのですが、これは結構難しいと思うので、せめて一面だけがずっと下にならないようにするぐらいはしたほうが良いです。
保存期間はこれだけで常温で3日の所を、1週間ぐらいに出来るので効果も高く簡単ですので覚えておいて損はないです。

もちろん成長が止まるということは熟すことがなくなるということで、青めのバナナを買ってきてすぐに冷蔵庫に入れると、長持ちはしますが「熟すことなく駄目になる」こともあるのでその辺は注意です。

冷凍庫で保存

大体の野菜や果物はそうですが、バナナも冷凍庫で保存すれば1ヶ月ぐらい長持ちさせることが出来ます

オススメの冷凍方法は以下の通り。

  1. 皮を向いて食べやすい大きさにカット
  2. レモン汁を表面に薄く塗る
  3. ラップでしっかりと包むかジップロックにいれる
  4. 出来るだけ空気を抜いて冷凍庫で保存

これが1番長持ちさせることが出来る方法なのですが、この場合は冒頭文でも軽く触れたように離乳食やジュース、スムージーなどのように原型を留めないような加工をするか、凍ったままから半解凍ぐらいまでの間の状態でないと食べることが出来ないのがネックです。

完全解凍するとバナナは結構水分を多く含んでいる上に、身がただでさえ柔らかく、冷凍することにより細胞が壊れ、完全解凍するとベシャベシャになり、黒く変色してしまいます。

これがカットする理由でして、切らなくても保存期間に影響はありませんが、非常に食べずらいですし、凍った状態だと大きなまますりつぶして加工するのは結構手間です。

レモン汁を塗るのはビタミンCの膜で表面を保護し少しでも変質を防ぐためなので、沢山使っても保存期間に影響はありませんから、かけすぎたら当然すっぱくなるので、表面に薄く塗るぐらいの感じで良いですし、見た目や多少の味の変化を気にしないならば、しなくても良いです。

保存期間は最長ですが、そのままのバナナの味を味わえなくはなりますので、最終手段だと思ったほうがいいかもしれません。

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バナナを極力圧迫しないで長持ちさせる方法

この方法でバナナを長持ちさせる方法は単純で1つだけ。

バナナをぶら下げるか、カーブを描いている部分を上にして保存するだけです。

簡単だけに効果もそこまで高くはありませんが、リビングなどにバナナハンガーなどでぶら下げておくだけでも、ぶつかったり他のものに圧迫されたりしなくなるので、籠に入れたりテーブルに置いておくよりも2~3日は長持ちさせることが出来ます

エチレンガスから守ることでバナナを長持ちさせる方法

ここではバナナの駄目になりやすい最大の要因、エチレンガスからバナナを守ることで長持ちさせる方法をご紹介します。

ラップを活用して保存

まずはやり方から

  1. バナナを一本ずつばらす
  2. 柄の部分をラップでしっかりと巻く
  3. 更に全体にもラップを巻くか、ジップロックにいれ密封
  4. 冷暗所で常温保存

一見すると意味が分からないかもしれませんが、これが意外と効果的。

原理としてはバナナのエチレンガスが出るのが柄の部分だそうなので、ここをしっかりとラップで巻いてしまうことでエチレンガスの放出を抑え、更にそれでも出てしまうエチレンガスを吸収しないように、全体を覆ってしまうと言うものです。

恐ろしく単純ですが、保存期間はこれだけで常温で3日の所を、10日ぐらいに出来ると効果も高く、覚えておいて損はないです。

50℃前後のお湯につけてから保存

この方法はバナナをエチレンガスから守るのというよりも、エチレンガスから受ける影響を減らすことで保存期間を伸ばす方法。

まずやり方は以下の通り

  1. バラバラにしたバナナを50℃のお湯に5分ほどつける
  2. お湯から取り出し、水気をふき取りそのまま常温で1時間置く
  3. 1本ずつラップで包むか、またはジップロックに入れ冷蔵庫で保存

これで保存期間が長くなる原理は、50℃というバナナに強いストレスを与える温度のお湯につけることで、「熱ショックたんぱく質」という物質を生み出させ、ついた抵抗力により長持ちさせるというもの。

この方法をとると皮の変色も抑えることが出来、最大で2週間長持ちさせることが出来ます

以上で大体のバナナを長持ちさせる保存方法をご紹介させていただきましたので、次は皮を向いたり、切ったバナナを少しでも長持ちさせる方法をご紹介します。

切ったバナナを長持ちさせるコツ

基本的にバナナの身は弱いので、空気に触れるとすぐ酸化して真っ黒になり、駄目になってしまいます。

しかしそんな空気に触れるように皮を向いたり、切ったりしたバナナも実は【冷凍庫で保存】の所で触れたように、レモン汁などでビタミンCの保護膜を作ることである程度長持ちさせることが出来ます

原理としてはごぼうやレンコンの変色を防ぐため水で割ったお酢に浸すのと同じでして、これで酸化することを防ぐだけなのですが、意外とこれがバカにできない効果を発揮し、1時間もしないうちに真っ黒になる切ったバナナを数時間変色から守ることが出来るようになります。

他にもリンゴやパイナップルの絞り汁で同様の効果を得ることが出来るのですが、バナナを保存するためにわざわざ用意するにはコストパフォーマンスが悪いですし、やるならばせめて同じ柑橘類のライムなどを使うことがオススメです。

一応水で薄めたお酢でも似たような効果は得られますが、かなり薄く作っても臭いや味がついてしまうのであまりオススメはできません。
保存に関することについてはあらかたご紹介できたと思うので、最後に万が一悪くなってきた時の見分け方をご紹介します。

どうなったら悪くなっているのか?

悪くなったことが分かるポイント

  • 皮の上からでも触った時にベタベタする
  • 非常に甘ったるい匂いがする
  • 柄の部分にカビが生えている
  • 触った時にへこむほど柔らかい
バナナの危険ラインは難しいのですが、ギリギリ食べられる段階は柄の部分にカビが生えている状態以前。

バナナは皮の見た目が真っ黒になっていようとも所謂「完熟状態」であるだけで、むしろ見た目は悪くとも味は物凄く甘いことも多く、柄にカビが生え始めても皮ごとその部分を取り除けばまだ食べられることも多いです。

しかしこれ以上進んで、触った時にへこむほど柔らかいとか、酸味のある臭いまでしてきたら流石にもう食べないほうがいいです。

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