コンソメキューブは、煮込むお料理や、スープなどを作るときにとても便利ですよね。
粉末コンソメと違ってスプーンなどで取り出す必要がないので、さっと取り出して効率よくお料理をすることができます。
そんなコンソメキューブについて、『粉末のコンソメでいうと小さじでどのくらい、または何グラムなのだろうか?』
『料理本などにコンソメ大さじ1、と書いてあるときにではキューブだと何個くらいなのだろうか?』などと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
今回はそのテーマのほかに、キューブタイプと粉末タイプの違い、コンソメとブイヨンの違いなどについてもご紹介していきます。
コンソメキューブと粉末コンソメの違い
コンソメキューブと粉末コンソメにはどういった違いがあり、どちらを選ぶとよいのかというと、その違いはやはり形にあるようです。
キューブタイプ
- 一つずつ包装されている
- 湿気の影響を受けにくい
- 長持ちしやすい
- 少量の時は砕く手間がかかる
スープなどを作るときには、そのまま投入するとよいので楽ですよね。
デメリットとしては、少しだけ必要なときや、一個では多いというような時に砕く手間がかかることです。
粉末タイプは、湿気の影響があり、キューブタイプほど長持ちはしないですが、少量からでも簡単に使用することができます。
粉末タイプ
- 湿気の影響を受けやすい
- 必要なときに必要な量を取り出すことができる
コンソメキューブをそのまま使えるときには、スプーンなどで測って取り出す手間がある粉末コンソメより使い勝手がよいですが、チャーハンや野菜炒めなどを作るときには粉末タイプの方がさっと使うことができますよね。
両方ある、というのがよいのかもしれませんが、その分使い切るのにも時間がかかるので、粉末コンソメが湿気によって固まってしまうのは気になるところではないでしょうか。
小分けにしてある粉末コンソメが、両方のいいところ取りなのかもしれませんね。
小さじは何グラム?大さじ1ではどのくらい?
コンソメキューブでは1個5グラム程度、粉末のコンソメは小さじ1杯で3グラム程度だそうなので、小さじ2杯弱程度でコンソメキューブ1個と同じくらいということになります。
大さじ1杯はどのくらいになるのかというと、コンソメキューブ1個と半分程度に相当するのだそうです。
レシピにコンソメ大さじ1、と書かれていた場合はこのくらいの量になります。
いろいろなタイプのコンソメ
コンソメにも、さまざまな種類があります。
形としてはキューブタイプ、粉末タイプ、小分けにされている粉末タイプなどがありますが、塩分控えめ、化学調味料不使用などのコンソメも販売されているので、用途にあったものを選ぶことができます。
また、動物性の成分を一切使用していない野菜のコンソメもありますので、アレルギーのある方でも使えそうですよね。野菜だけのコンソメは、普通のものに比べてあっさりした味がするのだそうです。
また、粉末コンソメは袋にはいっておりスプーンで取り出すようなことが多いですが、塩コショウのように振りかけることができる容器に入っていて、より手軽に使うことができそうなものもあります。
コンソメとブイヨンの違い
ところで、コンソメとブイヨンがどう違うのかはご存知でしょうか。
ブイヨンはいわゆるだし汁のこと、コンソメはブイヨンを使って作られたスープのことを指すのだそうです。
コンソメとブイヨンはだし汁とスープの違いであり、コンソメは調味料というよりは固形スープだということですね。
ただ、市販されているブイヨンはそれなりに味がついていて、コンソメのようにスープとして飲むことができる味のものが多く、それほど違いなく使うことができるようです。
見た目は、コンソメを使ったほうがにごりのない透明な仕上がりになるため、お料理によって使い分ける方もいるのです。