パン粉の代用は何が一番いいの?食パン、小麦粉、豆腐など検証してみた!

突然ですがパン粉って常備しているでしょうか?

パン粉はハンバーグやコロッケなどを作る時にはないと困りますが、逆に大雑把に言えば「つなぎ」か「ころも」ぐらいにしか使わないものでもあり、色々なレパートリーの知識があり、尚且つ良く自炊する方でないと常備してはいないことも多いと思います。

しかしいざアレを作ろう、コレを作ろうと思った時、意外とパン粉が必要になる料理ってあるもので、なくて困ることもあるのがパン粉で、やはり常備したほうが料理を良くする方には良いかもしれません

ですがパン粉はあくまで料理を作るのに「ないと困る」だけで「ないと作れない」ものでもなく、実は色々とパン粉の変わりに代用品に使えるものが沢山あり、パン粉を常備していなくとも何とかすることが出来ないこともありません。

例えば代用品になるものと言えば食パンやフランスパン、つなぎに使うだけならば高野豆腐やおから、片栗粉なんかもなります。

でも代用品にどんなものがなるのかまでは知っていても、どんなものを代用品にすると料理がどうなるのかや、それぞれの代用品はどこが代用品として優れているのかまでは知らない人も多いでしょう。

そこで今回はパン粉の代用品に使えそうなものや、パン粉の代用品についてまとめた『パン粉の代用品は食パンがベスト?ハンバーグやコロッケも完璧!』と言う記事を書かせていただきました。

パン粉の代用品について興味はございませんか?

パン粉とはどうして料理に使うのか?

まずは代用品を紹介する前に、そもそもパン粉はどうして料理に使うのかを簡単に説明させていただきます。

パン粉を料理に使う理由は大きく分けて二つで「料理の形を成すためのつなぎ」か「料理を食べた時に感じる食感」の為です。

簡単に説明しますと以下の通り

「料理の形を成すためのつなぎ」として使うもの

代表格はハンバーグ

この場合のパン粉の役割は、それぞれバラバラになってしまうものをくっつけるための接着剤であり、代用品の幅はとても広く高野豆腐やおから、片栗粉や小麦粉、変わった所だとお麩なんかでも代用可能です。

「料理を食べた時に感じる食感」の為に使うもの

代表格はフライやコロッケ、後はグラタンやキャセロール

この場合はパン粉はサクサクしている事が重要なのでつなぎの時よりも若干代用品の幅が狭まり、パンそのものやクラッカー、高野豆腐にお麩、後はあられなどで代用可能です。

ちょっと珍しい所だとチーズが駄目な方のためにかなりきめ細かくしたパン粉を粉チーズの変わりにパスタ料理に使う場合もありますが、この際も「料理を食べた時に感じる食感」でオススメする代用品を参考にしてみて下さい。

以上のことを踏まえた上で、次は代用品になるもの一覧をご紹介します。

パン粉の代用品になるもの一覧

「料理の形を成すためのつなぎ」として使える代用品

  • 小麦粉・米粉・片栗粉
  • 豆腐・おから

「料理を食べた時に感じる食感」の為に使える代用品

  • 食パンやフランスパン
  • 高野豆腐
  • お麩
  • クラッカー・あられ

大体以上のものが代用品として使える一覧です。

そして次はこれらの代用品を使った場合のパン粉との違いについてご説明します。

それぞれの代用品を使った場合の料理に出る特徴

ここではどんなものを代用品にすると料理がどうなるのかを説明させていただきます。

食パンやフランスパン

そもそもパン粉の原料がパンなので、レンジアップしたり冷凍して水分を飛ばしたものを、摩り下ろしたりフードプロセッサーにかけるとパン粉になります。

パン粉にする手間はありますが、わざわざパン粉を買わなくてもそのままパンとして普通に食べることができるので代用品として最もオススメです。

一応どんなパンでもパン粉にできないことはないのですが、生地の段階で糖分や塩分などを調整して作ってあるパンでは完成時に余計な味が混じってしまいますし、衣に使うなら焦げやすくなります。

高野豆腐

摩り下ろしたりフードプロセッサーにかけるとさらさらした粉末になるのでこれをパン粉の代わりに使います。

パン粉よりも目が細かくなってしまうので混ざりやすく、パン粉の代用品として使う時には、料理にパン粉を使う時よりもちょっと量を控えめにするのがコツ。

つなぎに使う場合は全く違和感なく仕上がりますが、食感のために使う場合は粉々にならないようにしないといけないため包丁割るしかなく、ややめんどくさいです。

大豆が原料ですからパン粉を初めとする小麦粉原料製品よりも糖質やカロリーが低く、実は油を吸いにくい特徴もあるのでダイエット目的での利用も可能です。

お麩

お麩も小麦粉を原料としており、砕けばパン粉の変わりになります。

注意点としては摩り下ろしたりフードプロセッサーにかけるとすぐ粉々になってしまうので、食感のために使うなら手作業で砕くこと。

つなぎとして使うとパン粉よりもふんわりした仕上がりになり、衣として使えば「サクサク」と言うよりも「カリフワ」と言った感じになりますからちょっと好みが別れます。

クラッカー・あられ

つなぎに使うならどちらもフードプロセッサーにかければほぼパン粉と同じようにして使えます。

衣として使うときはクラッカーならばパン粉ぐらいの荒さに砕く必要があり、あられならそのまま使えて、どちらも「カリカリ」な感じになります。

これらを食感のためにパン粉の代用品に使う場合、火を通すことなくそのままサクサクで食べられるので、フライやコロッケをフライパンやオーブンで焼いて作ることができ、大幅な油分のカットが出来、ダイエットに使えます。

小麦粉・米粉・片栗粉

つなぎの場合のみに代用品として使用可能。

パン粉と違って一緒に混ぜ込むのではなく、ハンバーグや肉団子を形成した後、表面にまぶして使います

表面をコーティングすることにより型崩れを防ぐほか、肉汁が外に出にくくする効果もあるのでパン粉を使って作った場合でも使う方もいます。

片栗粉や米粉の場合つけすぎると層が厚く出来てしまい、味が少々変化し、口に入れた時の舌触りや食感がかなり変わるので注意です。

豆腐・おから

つなぎの場合のみに代用品として使用可能。

パン粉と同じでひき肉や野菜と一緒に混ぜて使います。

余程入れすぎなければ殆ど存在を感じさせませんから、パン粉を使った時と大差なく料理が仕上がります。

おからの場合は「おからパウダー」と言う形で売られているものや、しっかり炒って水分を飛ばしたものならば衣などにも利用可能です。

パン粉の代用品についてまとめ

パン粉の代用品にはかなり色々なものが使えるので手間を惜しまなければパン粉を常備する必要はありません。

特につなぎに使う分には小麦粉や片栗粉でも十分なので、さして手間もかからず作りたい料理がちょっとした工夫で作ることが出来ます。

パン粉の代用品としてはやはり食パンなどのシンプルなパンが一番仕上がりが近く出来ますが、パン粉の代用品ごとにそれぞれの特徴があるので人によっては使い分けるのもありです。

以上がパン粉の代用品について言えることですので是非参考にしてみて下さい。

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