一般家庭に必要な調味料の種類一覧!粉類から中華まで

一般家庭の調味料って一体どんな種類があるべきだと思いますか?

これは料理する頻度や主に作る調理によっても変わってきますし、人それぞれで得意料理や家族の好みで変わるものだと言えるものです。

しかし余り料理する事が無い人からしたら粉類は何を常備するべきなのかとか、中華を作るには何があると良いのかがあんまり分からないこともあったりすることもあるとの事。

そこで、今回は自炊しようと思う人向けの「一般家庭に必要な粉類から中華までの調味料の種類一覧」と言うのを作成させていただきました。

これから自炊していこうと言う方、料理のレパートリーを少し変えたり増やしていきたいと思う方、是非参考にしてみて下さい。

一般家庭に必要な最も基本的な種類

まず始めに最も基本的な料理を作る時のための調味料の種類を御紹介させていただきます。

最も基本的な調味料セット

  • 食塩
  • 砂糖
  • 醤油

料理の基本は「さしすせそ」と言う言葉はありますが、本当に最低限ですが、単純な料理をするだけならばこの基本セットがあれば何とか出来ます。

【食塩】

料理の下準備にも必要になる事が多く、空気に触れていると果物や野菜が色が悪くなるのを防ぐため使ったり、青菜を茹でる時に使い綺麗な緑色を保ったりするのにも必要です。

良い肉や魚なら寧ろ塩だけで焼いた方が美味い事もありますし、パスタなどを茹でる時にも必要になります。

塩にも色々と種類はありますが一種類を使い回すならば汎用性の高さと化学調味料の過剰摂取を防ぐためにサラサラしている塩、「クッキングソルト」などがオススメです。

【砂糖】

砂糖の主な利用法は勿論甘みをつけること。

しかし砂糖は塩とは比べ物にならない程種類が豊富であり、普段全く料理をしない人からしたら、どの砂糖をどんな物に使ったら良いのかの違いなんて分からないでしょう。

例えば上白糖は所謂普通の砂糖と呼ばれる白くてサラサラしたどんな料理にも使用できる万能調味料ですし、他にもグラニュー糖なら精製を更に進めてあるので純粋な甘みだけが感じられる淡泊な砂糖なので、香りを楽しむ紅茶やコーヒーに加えるのに適しています。

それらとは反対に独特な風味とミネラルを大量に残してある黒糖は煮物に使ったり、その風味をあえて利用することで和風テイストなお菓子作りに向いています。

他にもきび糖だとか三温糖だとか本当に砂糖といってもかなりの種類があるのです。

勿論本格的に料理を毎日すると言うならば何種類かを常備した方がいいのですがそこまで拘りがなく、一種類を使い回すのならば無難なのはやはり「上白糖」です。

【醤油】

日本人でしたらば恐らくほとんどの方が特別嫌いという事はないでしょう万能調味料であると言えますのがこの醤油。

日本食と言うか、日本人が好むような料理を作るにはこの調味料があるとないとでは全く難易度が変わってきます。

簡単に手に入る醤油だけで言うのであれば「薄口醤油」か「濃口醤油」の二択なるでしょう。

このそれぞれがそれぞれの特徴を持っていますが、本記事では「薄口醤油」をオススメします。

それと言うのも薄口醤油の方が加熱しても風味が飛び難く、色が薄いので見た目がしょっぱそうにならないからです。

ちなみに薄口醤油の方が濃口醤油よりも塩分が高い醤油ですから、もしこれから買い換える方は同じ醤油だと思って使うとかなり味が変わることを覚えておきましょう。

常備しておいた方が良い粉類

料理をするのにはそれぞれの料理に合わせ、色々な種類の粉を使うことになりますが、一般家庭ではわざわざ何種類もの粉類を買い揃え常備しておくことはしないでしょう。

しかし本記事では必要な粉類として「片栗粉」と「天ぷら粉」をオススメします。

「え?」と思った方もいるでしょうから何故この二つなのかを一つづつ説明させていただきます。

【片栗粉】

片栗粉と言ったらとろみをつけるのに使うぐらいしか知らない人も居るかもしれませんが、とろみをつけるのに使うことが片栗粉の利用方法ではありません。

まず揚げ物の衣に出来ます。

竜田揚げを代表とするあのサクサクとしている衣は、殆どの場合片栗粉をつけた揚げ物。

天ぷらの衣に混ぜて薄くてサクサクした食感の衣を作るのや、中華料理の肉や海老などの下拵えでサッと揚げる時にあると非常に便利です。

【天ぷら粉】

どうして天ぷら粉なのかと言うとこちらの方が小麦粉よりも使いやすいからです。

まず小麦粉と違って細かく篩われていてダマになりにくい所が良いところで、味付けなどもされているわけではないのも良いです。

名前の通り天ぷらの衣を作る以外にも普通に小麦粉の換わりに使うことが出来、片栗粉が混ぜてあるために手軽に小麦だけで作った物よりも揚げ物に限らず、焼き上げた時も表面がサクッとさせることが出来ます。

また多くの天ぷら粉と言う商品は「卵を使わず天ぷらの衣が作れる」と言う商品ですからわざわざ粉類を使う料理のために卵を買い足す必要が無いと言うのもいいところ。

無駄に買ってくることが無いと言うのは手間的な意味でも、お財布的な意味でもとても楽です。

以上の事からこの二つの粉類はあった方が良い調味料だと言えます。

一般家庭で美味しい中華を作るのに必要な調味料

日本人の主食はお米ですから中華料理を作る事も増えるはず、そこで美味しい中華を手軽に作るのに必要な

調味料は以下の物

一般家庭で美味しい中華を手軽に作るのに必要な調味料

  • オイスターソース
  • 味噌
  • ラー油

【オイスターソース】

中華料理の濃厚な味と仄かな甘み、そして独特の香りと深みのある塩味を作り出す元になるのがこのオイスターソース。

炒め物にもスープにも使いますし、中華風に拘らずとも隠し味として色々な料理に使うことで結構味に深みを出すことができます。

中華料理でも辛くないものを作る時にあると便利です。

【味噌】

思いっきり日本の調味料ですが中華風の料理を使う時にもこれが役立ちます。

豆板醤(トウバンジャン)とか甜麺醤(テンメンジャン)なんかは聞いたことがある人も多いかと思いますが、中国には何種類もの「醤(ジャン)」と呼ばれる味噌の類が存在しておりこれを料理によって使い分けます。

しかしこれを作る過程の所謂「基」のような状態は味噌に非常に近いもので、甘みや辛味を外から味噌に足す事によりこのジャンのような味を作ることが出来ます。

【ラー油】

中華料理と言ったら辛い物と言う人も多いですが、そんな時役に立つのがこのラー油。

基本的に辛味をつける物と言うのは大体が七味唐辛子や鷹の爪などの固形物か、チューブに入った半固形物ですがラー油は基本液体ですし、風味も結構中華より。

中華料理を作るためだけに本来はいくつもの香辛料を取り揃えたりする訳ですが、そんなに本格的な物を作るという訳ではないのであればラー油一つで事足ります。

又これらの「必要な調味料」とはちょっと変わってきますが、日本人の好む「中華っぽい味」を簡単に作る事ができる「ウェイパー」や「創味シャンタンDX」と言う調味料があるとそ

れ一つで「中華っぽい何か」を作る事ができるので、あんまり拘りが無い人は「中華系の調味料はこれひとつ」と絞っておいても良いかも知れません。

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