味噌汁とお吸い物一杯の塩分量はどちらが多い?減塩のコツを徹底解説

減塩といえば高血圧の予防や治療などの食事療法として取り入れられたり、生活習慣病予防や腎臓病、痛風などにも用いられる方法ですよね。

そんな中、味噌汁やお吸い物って毎日の食事でよく食べると思いますが、その味噌汁とお吸い物って一杯分の量で比べてみるとどちらの方が塩分量が多いのでしょうか!?

味噌汁やお吸い物は塩分がたくさん使われているイメージがある方も少なくないと思います。

なので減塩のものを使ったり、または汁物自体を控えたりしている方もいるかもしれませんが、どちらの方が一杯分の塩分量が控えめなのか知っていますか?

また、どのようにすればより減塩の効果を得られるのでしょうか。せっかく減塩するなら効果が出る方法は知っておきたいですよね。減塩のコツもご含めて紹介していきます。

味噌汁とお吸い物一杯分の塩分量

味付けにもよるのですが味噌汁の一杯分の塩分量は1.5gといわれており、インスタントなどの濃い味付けのものですと2.2gくらいだそうです。

お吸い物は一般的な塩分量だと一杯1.7gといわれています。

こうしてみると、家庭で作る味噌汁であればお吸い物よりも塩分量が低いといえます。

また、味付けもお吸い物だとどうしても塩であじを調節しがちですが、味噌汁だと味噌のまろやかさで味を調節できますし、体に良い成分も含まれているので、ガン予防や老化防止などの効能も期待できます。

味噌汁の減塩のコツ

味噌汁の味噌やお出汁には塩分がたしかに含まれていますが、味付けを変えずに減塩できる方法があるんです!

それは具だくさんにすることです。

具だくさんにするのでしたら栄養もたくさん摂れるし美味しく食べれますよね。

それも、ワカメなどのカリウムの多い食品を具にすると良いです。

カリウムの含む食品が余分な塩分を吸収して排泄してくれるので塩分が体内に残るのを抑えることができます。

具だくさんにする他にもカリウムの多い食品を使った料理を一緒に食べることで効果が得られます。

味を薄くするのも減塩効果はもちろんですが、こういった減塩方法も覚えておくと美味しく食べれて良いかと思います。

その他の減塩の方法

1日の塩分の摂取量の理想は10g以下が理想的です。

塩を使った料理は美味しいですが摂りすぎてしまうと様々な病気を引き起こしてしまいます。

減塩をいざ始めようとすると必ずぶち当たる壁、それは「減塩だと美味しくない」ということですよね。

塩分を取りすぎていた人がいきなり塩分を控えるわけですから、塩分をたくさん含んだ味に慣れてしまっているので物足りなく感じるのです。

濃い味に慣れるのと同じように薄い味も必ず慣れるので地道に無理なく続けてみてください。

塩分を使った調味料などの代わりに、鰹節や昆布、きのこ類の出汁を使ったり、レモンなどの柑橘類やカレー粉、シソ、ごま油などを使って上手く風味を出して料理の味を補うといいですよ。

また、塩分の多いハムやウインナーなどに注意したり、漬物や汁物は1日1回にするなど食事の内容にも気を付けてください。

しょうゆやソースなどを今まで料理にかけて食べていた方ははつけて食べると塩分を抑えられますよ。

減塩ははじめは慣れなくて大変かもしれませんが、家族と在住の方は協力してもらったり、工夫をして美味しく食べれるといいですね。

食事は毎日摂るものですので、美味しくないと続きませんから。。

なので無理なくやってくださいね。

外食などのときは、塩分量などを考えて注文してください。

丼ものなどの味がついたご飯よりもなるべく白ご飯を選ぶようにするのもポイントですよ!

今では減塩のものもたくさん出ているかと思うので便利ですよね。

健康な身体になるために諦めずに頑張ってください。

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