ウェイパーと言うものご存知ですか?
ウェイパーとは簡単に言うと中華の半練タイプのスープの素の事で、固形のコンソメスープのもとの中華版。
鶏がらやシャンタンよりももっと合成調味料として完成された調味料だと思っていただけたらいいものです。
このウェイパーがあるとそれだけで中華っぽい味付けにできるのでとても便利な調味料なのですが、意外とこのウェイパーがどういうものなのかを知らない人も多いと思います。
そこで今回は『ウェイパーとはどういうものなのか?そしてコンソメとの違いや鶏がらやシャンタンとの違いについて』を御紹介させていただきます。
Topics
ウェイパーとは他の中華系の調味料との違いは?
そもそも最初にウェイパーとは他の中華系の調味料とは違い実は日本で作られた調味料出ることご存知ですか?
寧ろその日本で作られていると言うのもウェイパーの魅力の一つです。
そのことを含め、数ある中華系の調味料の中でもウェイパーが万能調味料として大人気になってる理由は以下の通り
ウェイパーと他の中華系調味料の違い
- 日本で作っている日本人向けの中華料理の味を簡単に作れる
- 半練りタイプなのでスープにするにも炒め物に使うのにも簡単
- 既にある程度味が付いており誰が使っても同じような味に仕上がる
これとは違いほかの中華系の調味料は以下のような特徴があります
中華系の調味料の特徴
- 本場の味を作るためのベースであり、中華料理にするには一種類では物足りないことがある
- 中国の中華料理を再現するためのものであり、使っても必ずしも日本人の口に合うものだとは限らない
- それだけで味付けが済むと言う調味料は少ないので使う人によって完成度が異なる
こうしてみるとウェイパーとはどうして人気があるのかという事が良く分かってもらえるかと思います。
日本人は本場の本格中華よりも、日本で日本人向けにカスタマイズされている「中華っぽい」味こそをより好んでいると言うのもまたウェイパーは日本人の多くの方に愛用されていると言うわけです。
ウェイパーとコンソメとの違い
ウェイパーと似たような特徴を持つものとして実はコンソメスープの素があげられます。
勿論色々と違いはあるのですが簡単にまとめると以上の事が似ています。
ウェイパーとコンソメスープの素の類似点
- 旨味成分だけのものでなく、既に味が決まっている
- 簡単に使える
- 日本人の口に最も合うようなカスタマイズであくまで「風」である
続けてコンソメスープの素との違いはこちら。
ウェイパーとコンソメスープの素の違い
- ウェイパーは中華風、コンソメスープの素は洋風
- コンソメスープの素は固形や粒状
意外と思われるかもしれませんが、実は違いはこんなものしかないのです。
その為、実は相互にお互いを使って味を調えると意外とアレンジレシピに使えたるという事が言えます。
寧ろ鶏がらやシャンタンスープの素よりもこちらの方が性質的には近いとさえも言えるのです。
鶏がらとシャンタンとウェイパーの違い
先程も触れましたが基本的に鶏がらやシャンタンとはウェイパーは異なります。
最大の違いは以下の二つ。
鶏がらとシャンタンとウェイパーの違い
- ウェイパーは合成調味料で旨味の元が複数、鶏がらやシャンタンは旨味の元が鶏の「出汁」
- 鶏がらスープやシャンタンスープの素はメーカーによって味がまちまちだが、ウェイパーは商品の固有名詞
- 鶏がらやシャンタンは「上澄」を利用、ウェイパーは「丸ごと」使用
以上の3つが違いとなるので相互に代用にこそ使えますが、ウェイパーにある旨味や味の良い意味での雑味日本人だからこそ感じれる料理の美味しさだとも言われるものであり、ちょっと物足りなさは感じるかもしれません。
味の変わったウェイパーとウェイパーを引き継いだ創味シャンタンDX
インターネットでウェイパーとはを調べると結構な確率でこの「創味シャンタンDX」と言うものが話の中に出てくるのですがこれが実は結構重要な事でしてこの記事でも御紹介させていただきます。
どうしてこれが重要なのかと言いますとウェイパーが契約の打ち切りにより、別会社で作られるようになったことで味が変わったからです。
そのため今のウェイパーは2015年3月末以前の者とは違うものとなっており、創味シャンタンDXこそがそれまでのウェイパーと同じレシピで作られているものという事だけは覚えておいたほうがいいです。