ローリエとは?料理の効果や使い方、保存方法を徹底解説!

ローリエと言う香辛料がどんなものなのか知っていますか?

カレーを始めとする煮込み料理に主に使われることは知っていても、ローレルだけをわざわざ買わない人も少ないでしょうし、他の使い方や正しい保存の仕方、ローリエの持つ効果などまでは殆ど知らない方もいるでしょう。

そしてローリエをなんとなく煮込み料理の時に入れるものと言うぐらいの認識の方は、保存の方法の仕方やその使い方のせいで折角のローリエの持つ効果を損なっている事もあります。

そこで今回はそんな知っているようで意外と知らない『ローリエを料理に使うとどんな効果があるのか?そして、おすすめの使い方と保存方法』を御紹介させていただきます。

ローリエの持つ効果と料理での使い方

まずはローリエの効果と料理への正しい使い方を御紹介させていただきます。

ベイリーフや月桂樹などとも呼ばれるローリエですが、その成分で一番注目したいものは植物ガ持つ特有の揮発性の油『エッセンシャルオイル』です。

特に注目したいエッセンシャルオイル

  • シネオール
  • リナロール
  • オイゲノール

【シネオール】

「よもぎ」や「バジル」などにも含まれている爽やかな香りがする事と高血圧・高コレステロール・冷え症への効果で有名です。

【リナロール】

「ラベンダー」や「ベルガモット」などに含まれている香料原料として有名です。

【オイゲノール】

香料として使われるだけでなくその優れた殺菌作用に真価があります。

ご覧の通り香りにこそローリエには価値があります。

その為効果的な使い方としては当然肉、魚介類にある独特の匂いへの対処としての臭み消しの効果。

それ以外だとカレーなどの複数の香辛料やハーブを使っての匂いも料理の大事な要素となる料理への使い方がメインです。

そして、そうしたエッセンシャルオイルは液状で水より軽く、水に溶けず、脂肪油などに溶ける親油性と言う特徴を持ち、尚更肉や魚といったものと一緒に料理に使うとその香りも効果も強く引き出せます。

その為、肉を利用するカレーやポトフに欠かせないイメージがあるのも、西洋や中東ではパウダーにしたものを肉を焼くときにまぶして使うのも実に納得の行く料理への使い方であると言えるのです。

また日本ではあまり使われませんが魚との相性も良く、ヨーロッパではマリネへの香り付けとしての使い方もされます。

料理においては味は勿論、やはりにおいもとても大事な要素であって、ローリエの臭み消しとしての使い方や香り付けとしての使い方をするとそれだけでも料理の味は変わってきます。

また、そのまま1枚の葉っぱとして使うよりも折って使うとローリエの持つエッセンシャルオイルも染み出しやすくなるために成分が沢山出て一回の料理で使うローリエの量を少なくしつつも高い効果を得ることができます。

逆に料理への使い方として注意したいこととしては非常に香りが強いので和食などの使われている食材の香りこそを楽しむ料理との相性が良くないこと。

そして長時間煮込んでしまったり、ローリエを折るだけでなく刻んだりして細かくしてしまうと苦味が出ること。

パウダーを使うと言うのでなければ煮込み料理に使うときは、ある程度香りが付いたら途中で取り出すことと、使うときに細かくしすぎないように注意です。

ローリエの保存方法

ローリエ自体は乾燥させたものを買うことが多いと思いますので腐る心配は殆どありませんが、上手に保存しないと味や香りが確実に劣化していきます。

本来であれば最高の効果と香りを保つためには生の葉を冷凍保存しておいて使いころあいを見て乾燥させるのがベストは保存の方法と使い方。

しかし殆ど生で手に入れる人はいないと思いますので乾燥したローリエの香りと効果を最大限保つ保存の方法を御紹介させていただきます。

ローリエを保存するときのポイント

  • 水分与えない事
  • 熱を加えない事

ローリエの最大の価値であるエッセンシャルオイルは抽出するときは水分と熱によって抽出されます。

それはつまり水分と熱が加えられると折角のローリエの香りと効果をなくしてしまうことになるのです。

真空パックで冷凍庫へ、とまでは言いませんが、チャックつきのジップロックなどの袋に入れて密封して冷蔵庫などの冷たく乾燥したところでの補完をするように心がけましょう。

また保存するときは砕けてしまったり折れてしまうとやはり香りと効果が劣化しやすくなりますので、保存しているときあまり乱暴に扱わないようにも心がけましょう。

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