サラダ油やキャノーラ油が危険と言う話を聞いたことはありませんか?
非常に日常的に多くの人が使っているであろうサラダ油やキャノーラ油が危険だなんてちょっとびっくりするような話でどういう事なのか気になる人もいると思います。
恐らく誰もが安全な油だと思って使っているでしょうし、イマイチ危険と言われても何が危険なのか分からない人も多いでしょう。
そこで今回は『サラダ油やキャノーラ油が本当に危険なのかどうか?何が一体安全な油なのか?』という事についてご紹介させていただきたいと思います。
あなたがいつも使っているものは本当に安全なものであり、本当に危険なものではないですか?
サラダ油が危険なのか?キャノーラ油が危険なのか?
そもそもサラダ油とキャノーラ油は何が違うかご存知ですか?
簡単に言うとサラダ油はサラダ料理にも使える精製度の高い良質の食用油の事で、キャノーラ油はサラダ油の一種です
なのでサラダ油は本当に危険なのか?と聞かれても実は
「どのサラダ油についてのことか?」
がハッキリしないとなんとも言えません。
しかし、サラダ油が危険だと言われる時に話に出てくるのは主にキャノーラ油が危険と言われることが多いと言うのは事実です。
そう、確かに本当にサラダ油のいくつかとキャノーラ油に含まれているある成分は本当に健康への危険があるとも言えます。
それは一体どんな成分なのかと言うと
『トランス脂肪酸』と『リノール酸』です。
サラダ油やキャノーラ油が本当に危険といわれる理由
もう一度繰り返しておきますとサラダ油、キャノーラ油が危険だといわれる理由は『トランス脂肪酸』と『リノール酸』です。
では次にそれがどう危険なのかを説明します。
トランス脂肪酸のもたらす被害
- ガン、心臓病、糖尿病などの生活習慣病の原因
- 不妊症、子宮内膜症などへの高い影響
- ADDやADHD、うつ病などの脳系統の疾患誘発の可能性
こうしたトランス脂肪酸が人体に与える危険がかなりあるという事はいろいろな研究で言われておりますし、その因果関係もハッキリしていると言う話が多いです。
そうしたことを受け、なんとアメリカでは2018年にトランス脂肪酸の使用の全面禁止が決まっているそうです。
そしてもう一つのリノール酸もまた必須脂肪酸でありながらも以下のような過剰摂取による問題を起こします。
リノール酸の過剰摂取がもたらす被害
- ガン、心臓病、糖尿病などの生活習慣病の原因
- アレルギー症状を促進させる
- 免疫力を弱めるの可能性
確かにリノール酸は体内でつくることができない必須脂肪酸でプラスの効果効能はあるのですが、それでも現代の日本人はかなり摂取量が多くなっており、サラダ油やキャノーラ油には大量にこれが含まれているので過剰摂取になりかねないので本当に危険といわれるのです。
勿論使っているから直ぐにどうなると言うものでもないのですが、それでも確実に蓄積していくことに違いはないので控えるぐらいはした方がいいのは本当です。
どんな油なら本当に危険ではないのか?
サラダ油やキャノーラ油が本当に危険であると言うのは分かってもらえたかと思います。
しかしそうしたサラダ油やキャノーラ油と言うのは今の日本人が料理をするのにかなりの確率で使うものであり代用としてどんなものを使ったらいいのかを知りたい方も多いと思うので、『どんな油なら本当に危険ではないのか?』も御紹介させていただきます。
結論から言いますと次のものならサラダ油やキャノーラ油に比べたならば危険ではありません。
サラダ油やキャノーラ油の代わりの危険でないもの
- オメガ3系のえごま油、亜麻仁油
- オメガ9系のオリーブオイルや米油
- オメガ6系ならごま油やアーモンド油
この中でも最後に上げたオメガ6系と言うのは結局主成分は「リノール酸」ではありますので結局のところ控えたほうが良いのですが、必須脂肪酸であるために全くとらないのも問題があるのも難しいところ。
とは言え基本的には全く摂取品用にすると言うのは今の日本では現実的ではないのでそれを控えめにするぐらいの心がけにはした方がいいです。
またどの油でも結局のところ過剰摂取は結局健康被害を生むので控えるに越したことはないのは覚えておきましょう。