コンビニ弁当は体に悪い、コンビニのおにぎりを沢山食べるのは危険などと言うことを聞いたことはありませんか?
缶詰、レトルト、インスタント食品、ファーストフードなど昔から手軽に食べられる類のものは体に悪いと日本では特に良く言われてきたものですが、昼夜を問わず忙しく働く現代人にとってとてもありがたいコンビニ弁当やコンビニのおにぎりもまた体に悪いとか危険だとか良く言われています。
しかし「何故?」と言う根拠までしっかりと知っている方はあまり多くはありません。
仮に知っていると言う方であっても「人工調味料が」とか「添加物が沢山使ってあって」と言った曖昧で嘘か本当か分からないようなことを知っているだけで、「何と言う成分をどれほど使っているから」とか「何と言う成分がどういう影響を与えるから」と言う事までを明確に言える方はまずいません。
更にはコンビニ弁当やコンビニのおにぎりが体に悪い、危険とは知っているが実際にコンビニ弁当ばかり食べるとどうなるか、どんな体への害があるのかと言うことも良く知らないという方もかなりいます。
そのため実際の所、多くの人がコンビニ弁当やコンビニのおにぎりが危険だ、体に悪いなどと聞いたことはあっても、それが嘘か本当かは以外とご存じないのです。
そこで今回はコンビニ弁当やコンビにのおにぎりについて実態についてご紹介させていただきます『コンビニ弁当やおにぎりが危険で体に悪いのは嘘?それとも本当?』と言う記事を書かせていただきました。
以外と皆様が知らないコンビニ弁当やコンビにのおにぎりと言うのはにどんなものなのかついて興味があったりはしませんか?
Topics
コンビニの弁当やおにぎりは何故危険だと言われるのか?
まず最初に今回のテーマであるコンビに弁当やおにぎりが危険と言うのは嘘なのか?本当なのか?の本題に入る前に「何故危険だと言われるのか?」と言う理由についてご紹介させていただきます。
面白いことにどんなものがその理由として挙げられているのかと調べてみると、信憑性が高そうなものから荒唐無稽なものまで実に沢山あり、「とにかく悪いから食べちゃダメ!」と言いたい人が多いのだろうな、と言う事がまず良く分かります。
そんな様々ある理由の中でも非常に多く言われていて、尚且つ真実味が強そうなものとして挙げられるのは以下の4つの理由です。
- 添加物が沢山使われている
- 単価を安くするために良くない食材が使われている
- 栄養バランスが非常に悪い
- 店舗に入ってからの管理体制が甘い
こうして見てみると確かにどれもありそうで、尚且つ危険だとか体に悪いと言われそうな理由だと思う人が多いかと思います。
ですがそもそもこれらの理由は本当のことなのでしょうか?
危険と言われる理由は本当なのか?
どうして危険だと言われているのかをご紹介させていただきましたので、続いてはそれらの理由は本当なのかをご紹介させていただきます。
結論から言いますと全て本当「とも」言えるようです。
どういうことかと言いますとそれぞれについて以下の通りのことが言えるからです。
添加物が沢山使われている
コンビニに限ったことではないのですが、工場で大量に作られてから一定時間を置き、店舗に並べられているものというのは時間経過による劣化がどうしても問題です。
その為味や見た目、匂いなどもそうですが、なにより腐敗や酸化による食中毒などで健康被害を起こさないようにするためには食品添加物を使用する必要があります。
なので実際その場で食材を調理して出すお店に比べるとコンビニの食べ物の方が当然添加物の量は増えるわけです。
しかし
「工場で作ってから時間を置いて人が食べるもの」と言うカテゴリーの食べ物全てにこれは言えることでして、完成品を暖めて出すチェーンのレストランで食べる食べ物も同じことですし、肉や魚が原材料なのに1週間以上長持ちする加工食品にも同じことが言えます。
その為敢えて「コンビニの食べ物には」と言うほど特別大量に多く使われていると言うわけではないとも言えます。
単価を安くするために良くない食材が使われている
大部分の人にとっては商品の、特に食料品の値段が安いと言うのは非常に大きな魅力となるので、コンビニの食品もその殆どがなるべく安く提供できるように作られています。
その為当然原料の単価を極力安いものにするための工夫と言うのはどのコンビニもしていて、その工夫の1つの代表的な例として国産のものよりも外国産の安いものが使われることが挙げられます。
ここに問題があると言う方は非常に多く、アメリカ産の国内では販売しないと言うルールのある遺伝子組み換え作物や、中国産の中国国民でさえも「毒菜」と呼ぶ農薬の大量使用や土壌汚染の激しい地域で作られた作物なども使用していると言われています。
これについては実際どうなのかと言いますと、実際確かにそういった原料が使われていることもあるそうですし、何より外国産の既に外国で加工された状態で入ってくる原料などについてはその原料の追跡はできないため、否定はできないと言うのが本当のところだそうです。
しかし
「少しでも安く提供する目的で作られる食べ物」と言うのは何もコンビニの食べ物に限ったものではなく、安さをウリにした飲食店はもちろんですが所謂「一般大衆向け」の加工食品全般が多かれ少なかれ原料を安い外国産にしていると言うのは同じです。
そのためこの理由もまた敢えて「コンビニの」と言うほどの理由とも言えない所があります。
栄養バランスが非常に悪い
これは見ただけでも誰にでも分かるように真実です。
コンビニの弁当やおにぎりはその殆どが「持ち運びしやすい空腹を満たすための食事」として作られ販売されているので、栄養バランスが良いはずもなく、特に日持ちせず劣化の激しい生野菜が使われないことからビタミン類が不足していますし、味が濃い目に作られていますから糖分・塩分、そして脂肪分が多いです。
そんな食事を続けていれば一ヶ月もせず肥満や血圧の上昇、便秘などの体に異常が出ることでしょう。
しかし
そもそも弁当やおにぎりと言うジャンルの食べ物そのものが「持ち運びしやすい空腹を満たすための食事」として作られるものですし、自炊するにしても空腹時に時間がなく好まれる料理と言うのはそもそも栄養バランスが非常に悪くなるのが道理。
その為これもまた敢えて「コンビニの」と言うほどの理由とも言えない所があります。
店舗に入ってからの管理体制が甘い
まずコンビニと言うのは食料品を扱うお店の中でも特別店内の品質管理と衛生環境の徹底できないタイプのお店です。
何せ殆どが24時間365日いつどんな人がどんな格好で来てもおかしくないですし、食品の衛生管理を徹底できるだけの人員の質も量も配備していないのが普通です。
また店舗で就労している人員の所属意識が低い傾向が非常に強い業種でもあり、店員によるお店でのいたずらや不正、怠慢によるミスが起き易いということもあり、そんなところでの食品はある意味で危険と言う意見もあります。
これについては確かにコンビニ弁当やコンビニのおにぎりだけが危険、体に良くないと敢えて挙げられる理由と言えるでしょう。
コンビニ弁当やおにぎりが危険と言うのは本当なのか?
さて、何故危険と言われているのか?そして実際そうした危険があるのかについてご紹介させていただきましたところでいよいよ本題である、「コンビニ弁当やおにぎりが危険と言うのは本当なのか?」と言うことについて触れて行きたいと思います。
結論から申しますと、コンビニ弁当やコンビニのおにぎりは特別警戒するほど危険ではありません。
それと言うのも上記の【危険と言われる理由は本当なのか?】の所でご紹介したように添加物が沢山使われていると言うのも、単価を安くするために良くない食材が使われていると言うのも、「コンビニ弁当やコンビニのおにぎりだから」と言う特別な特徴ではなく、同じような問題点を持つ食べ物なんて今の世の中に溢れかえっているからです。
むしろ食中毒や異物の混入などが万が一にも起こると多額の損失が起こる工場での大量生産品であるために、衛生管理や品質管理はしっかりしていますし、悪い噂1つでもコンビニの食品全体の売り上げに大打撃を受けることもあるため、体に悪いと言われている添加物は極力使わないようにされていますし、当たり前ですが悪影響が絶対に無いと言われている基準値以下になるような量しか使っていません。
ですが全く危険性も体への悪影響もないと言うわけでもありません。
何せ栄養のバランスが悪いと言う問題はどうしてもありますし、店舗に入ってからの管理体制が甘いと言うコンビニの経営形態である以上解決しようもない問題はなくなりはしないからです。
添加物についても当然全く使わないような料理と比べれば多く使っていますし、原料単価を抑えるためにはどうしても外国産の食材を使うケースが多いため、体に良くないと言われるような農作物や肉や魚を知らないうちに食べてしまうことだってありえます。
ですので確かに美容はもちろん、健康に対して良くないという面がコンビニ弁当やコンビニのおにぎりにはあるのですが、それは現代の日本に溢れる多種多様な食べ物の中で飛び抜けて体に悪いと言えるレベルではないと言うのが実際の所のようです。
コンビニ弁当ばかり食べるとどうなるのか?
最後にではそんな体に良くない面もあるコンビニ弁当やコンビニのおにぎりばかり食べていると実際どんな健康被害が起こりえるのかについても触れておきたいと思います。
まずざっと顕著に出てくる健康被害として挙げられるものはどんなものがあるかと言うと以下の通り。
- 肥満
- 肌荒れ
- 便秘
- 冷え性やむくみや肩こり
- 高血圧
- 生活習慣病
これらがどうして起こるかと言いますと単純な話なのですが栄養のバランスが非常に悪く、更に味が濃い目に作られているためです。
もう少し細かいことを言うのであれば、コンビニ弁当やおにぎりはどうしても高脂肪、高糖質、高塩分である上にビタミンやミネラルを殆ど含んでおらず、体に脂肪がつきやすく、血流が悪くなりやすい上に、消化器官を初めとする臓器に負担がかかりやすく更に代謝機能が落ちやすいのです。
どの位食べ続けるとこうした症状がどれほど強く出るかについてははっきりとしたことは言えませんが、1週間の内半分をコンビニ弁当やおにぎりだけで過ごせばほぼ誰もが軽度ながらも上記のどれかの症状が体に出るとも言われています。
その為コンビニ弁当やおにぎりはそこまで危険なことはないとは言えるのですが、美容や健康のためには出来るだけ控えた方が良い事については間違っていないので、このことだけは覚えておいて欲しいと思います。